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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
飛行機に緊張
相談者名
稲穂
以前まで飛行機は好きな方でした。しかし最近飛行機で倒れてしまうことが多く次回海外旅行で飛行機を使用するのに不安があります。気分悪くなった原因として食中毒による脱水や睡眠剤があわなかったことなど考えられます。もし次も気分悪くなったらどうしよう、一回乗ったら逃げられないなど考えてしまいますがこれは普通でしょうか?なにかいい対応策はありますか?アドバイスをお願いします
カウンセラー
中原謙一
稲穂さん、初めまして
私は中原謙一と申します。
よろしくお願いいたします。

読ませていただいて、私が感じた事なのですが、気分が悪くなった原因は、お医者様
にかかった上で、きちんとした診断を受けたものなのでしょうか?
それとも素人判断での結論でしょうか?

稲穂さんの文章には二つの特徴が感じられます。
一つは、きちんとした検証が得られていないのに、結論が出てきている点です。
気分が悪くなった原因として食中毒による脱水症状や睡眠剤をあげられていますが、
お話では「飛行機で倒れてしまう事が多く」とあり、乗るたびに食中毒がおこると間
違いなくニュースになりますし、睡眠剤の可能性はあるとしても、気圧変化に耐えら
れない可能性や、パニック発作、閉所恐怖症の可能性なども考えられるからです。

もう一つは、稲穂さんは非常に想像力が豊かな一面があるように感じます。
ただ、想像力が豊かであるが故に、想像が現実と思い込んでしまうのではないか、と
いうことです。

「ああなったらどうしよう」こう考えている間は想像なんですよね。
しかし、
「きっとああなるに違いない」となると、現実と勘違いしてしまうわけです。

稲穂さんのお話で見てみますと、
「もし次も気分悪くなったらどうしよう」と考えていますが、おそらく心の中では
「きっと次も気分悪くなるにちがいない」と、既に結果を決めているのかもしれませ
ん。
そうすると、飛行機に乗るのが当然怖くなりますからね。

さて、もし次も気分悪くなったらどうしようはこれらに関する対応策をお求めという
事ですが、結論から先に言うと、すべての原因は「不安な私」にあります。
極端な言い方をすれば、飛行機に対して「安心感」を持つ事ができれば、この問題は
気にならなくなるでしょう。
そして、安心感は自分自身が納得するまで手に入りませんから、どうやって自分を納
得させるかがポイントになると思います。

対応策として、私は、複数のお医者さんに相談して、医学的に結論を出された方がい
いと感じます。
もちろん、医者の言うことが必ずしも正しいとは思いません。
だからこそ、セカンドオピニオンを活用し、自分に合うきちんとしたお医者さんを捜
して、本当に自分が考えている部分に原因があるのか、そうでないところに原因が存
在するのか、第三者の識者の意見から答えを出してもいいのではないかと私は感じま
す。

そして、自分が納得できるまでは飛行機に乗らない事も選択肢としては必要かもしれ
ません。
飛行機に乗りさえしなければ、この問題はおきないわけですからね。

さらに、大切な事は「普通であるかどうか」ではなく、「このような事態が起きてい
る」という事実です。
普通かどうかを考えるのは、周りの目を気にしたり、対面や体裁が気になったり、人
に迷惑をかけたくないという思いが強すぎたりする傾向があるのかもしれません。
それ自体が、この問題を起こしている可能性もあるかもしれませんね。

まずは自分一人で答えを出そうとせず、専門家の話を聞いてみる事をお勧めいたしま
す。
それから、自分自身の事を少しずつ理解してみようと努力してみる、というのが私の
提案になります。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

稲穂さんの不安が少しでもなくなるヒントになれば、幸いです。

ありがとうございました。

中原謙一
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