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ご相談事例集(バックナンバー)

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タイトル
出産後の夫婦関係を改善したいです
相談者名
さおり
夫(35歳)と生後5ヶ月の子供がいる、育児休暇中のパート主婦(34歳)です。里帰り出産中、夫婦間に溝が生じました。
出産前後、夫から「とにかく早く復職を」「パートではなくフルタイムで」など、今後の家計に関する話が相次ぎ、勢いで「そんなに家族が増えてお金のことが心配なら出産しない方が良かったのか。それなら実家から戻らずに離婚する」というような内容のメールを送ってしまったのがきっかけです。決して夫の収入だけで暮らせないわけではなく、また家計の検討は私も必要と思っておりましたが、当時は産後の回復が遅れ(予期せぬ帝王切開での出産でした)、育児以外のことに全く思考が回らず、思いがけずきつい言い方になってしまったのです。
夫はこのやり取りの後から不眠、食欲不振の症状が出始めました。私はその後、ひどい言葉を投げかけてしまった反省と謝罪の気持ち、夫の考えていたことが将来に向けて必要であり、自分も可能な限り努力するので夫婦で頑張りたいということを伝えました。夫は当初「離婚はしない。体調が良くなるのを待っている」という反応でした。が、里帰りから自宅に戻った後も私がイライラし不安定な状態で育児にかかりきりになってしまったため、「こんな人とは一緒にやっていけない」との思いを強めたのか、症状が進み、激やせしてしまいました(病院への受診は拒否されます)。このままではいけないと思い、自分のイライラを出さないようにして、話をしようと試みました。しかし夫は、「今回のやり取りで心が折れた」「出産前に遡ってお互いの金銭感覚にズレがあった、離婚したくないのは世間体や収入が心配だからだ。俺をただの財布代わりにしか思ってない」とか、「(産後などの)極限まで追い詰められた状況で出る言葉がその人間の本心だ。今さら否定しても無駄だ」と言って態度を硬化させてしまいました。今回の出来事を「思い出させないでくれ」とも言われます。
夫の態度が日に日に冷たくなり、私も夫の顔色を気にし過ぎて話しかけるのが辛くなってしまい、会話も挨拶と事務的なやり取りのみです。ちなみに子供とは少しずつ関わりを持つようになってきています。しかし、子供が泣いたり、お世話がうまくできないと「やっぱり俺じゃダメなんだ」などと言って悪態をついてきます。こんな状況ですが何とか関係を改善してゆきたいです。どうかお知恵をお貸しいただきたく、お願いいたします。
カウンセラー
沼田みえ子
さおりさん

ご相談ありがとうございます。
今回、お返事の担当をさせていただきます、沼田みえ子です。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、ご相談メールを拝読いたしました。
5か月の赤ちゃんの子育てをされている時期に、ご主人との関係が冷たいものに
なってしまっている・・・という状態なのですね。

子育てって本当に大変だと思います。
赤ちゃんが生まれると、突然生活が一変したように感じますよね。
泣けばオムツかな、お腹すいたのかな、
でも何をしても泣きやまないこともあるし・・・。
家事をしていても、赤ちゃんが泣くと全て中断して、赤ちゃんをだっこしないと
いけないし・・・。

こんな状態、いつまで続くの?
本当に自分はやっていけるの??

私は長男を授かった時、子育てや自分の人生がどうなってしまうのか、何故なのか
全てに自信を失ったような不安に襲われることが何度もありました。
そして、上記のような気持ちをよく感じていました。

実家から戻られた後、さおりさんがイライラする気持ちを感じるのは、きっと多くの
ママ達が感じる気持ち。
さおりさんだけではないですからね。

そして、多くの夫婦が多かれ少なかれ、この出産した直後は関係性が大きく変わる経験
をします。

女性側は妊娠中から体が大きく変化するので、母親としての実感と、それに伴う不安
を感じます。

赤ちゃんに早く会いたいな〜という、愛おしく思う気持ちと、その反面、上手にママ業
が務まるのかなぁ〜という気持ちが入り混じったような気持ち・・・。

ところが、男性は赤ちゃんを愛おしいなぁ〜っと感じる父性はもっと後から芽生える
ようで、それよりも「男性としての責任」が肩にのしかかってくるように感じ、これ
が大きな負担に感じることがあります。

これは特に経済的な部分、会社での立場、等に出やすくなると思います。

「自分のこれだけの収入で大丈夫だろうか。」
「自分の会社でのポジションは、まだ係長にもなっていない、大丈夫だろうか。」

のような気持ち。

この不安な気持ちを、きっとご主人は抱えきれなくて、つい、
「早く復職して欲しい」
のような発言に繋がったのではないかと思うのです。

また、ご主人のこの部分が本当にピンポイントに「弱い部分」だったので、
激やせや、「心が折れた」「俺をお財布代わりにしか思っていないのか」の
発言に繋がってきていると思います。

お二人とも、別々の分野で「いっぱいいっぱい」の余裕のない状態なのでしょう。
ただ、「2人の関係をなんとかしたい」と思った方から歩み寄りを始めていくと、
関係性改善の進みが早いことは明確ですので、この場合はさおりさんから、是非是非
歩み寄って行っていただけたら・・と思います。

男性にとって、家族やパートナーから欲しいものの一つに
「承認」
があります。

あなたのお陰で私達は生活が出来る
あなたがいてくれて、本当に良かった。ありがとう。

このような言葉を沢山投げかけてみてください。
最初はご主人の態度は、一見変わらないかもしれません。
かたくなな態度、冷たい態度をとるかもしれません。

けれども、この声は必ずご主人の心に届いています。
最初は「本当に?いやいやどうせ口だけでそう思っているのだろう」
と思うので、態度は変わらないでしょう。
しかし、何度も何度も伝えるうちに
「本当にそう思っているのかな、自分の価値はそこまで高いのかな」
と思ってくれるようになる・・・と思います。

私だって大変なのよ!
気持ちに余裕なんか、本当はないんだから!

さおりさんは、そう思うかもしれません。
ただ、今はまだ「相手に理解をして欲しい!」という気持ちは出さない方が賢明
だと思います。
この部分は、是非初回無料など利用されて、カウンセラーにぶつけてくださいね。

まずは、ご主人の「不安に思う部分」を受け入れてあげて、沢山承認してあげてくださいね。

また、ご主人が少しでも育児にかかわってくれているようですね。
「やっぱり俺じゃ無理なんだ」と自信喪失の材料になっているようですが、
「パパとしてかかわってくれて嬉しく思っているよ」
「充分やってくれているよ」
と、是非「嬉しく思っている、感謝している」
部分を伝えてみてください。子育てに無関心でないご主人って私は心からすごいと
思いますから。

さおりさん、心から応援しております!

ご相談、本当にありがとうございました。


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