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2016年12月20日

『部屋の片づけに想う』 樋掛豪

みなさん、お部屋の片づけは得意ですか?
お部屋の片づけに関する相談を受ける事は時々あったりしますが、みなさんはどのようなお部屋にお過ごしでしょうか。

実は私は、あまり片付けは得意ではありません。
もう少し言えば、ちょっと散らかっているぐらいが好きです。

たまに何かの拍子にやる気を出して、「よし、今日は片付けをするか!」とやり始めると、これは結構楽しいのですが、30分もするとすぐに片付いてしまいます。
でも、片付いた後の部屋は、なんだか妙にサッパリしていまっていて、「前の方が落ち着くなぁ・・・」なんて思ったりする事もあります。
しまったばかりの本やCDを、「あ、まだ読みかけだったんだ。どうせまた出すから、近くに置いておこう」なんて、また出してしまう事なんかもあったりします。


よく、テレビドラマなどで、山のように書類の積まれたデスクで仕事をしている記者さんや刑事さんなどが出てきて、同僚にデスクの事を言われると、「俺はこの状態が一番仕事がしやすいんだ!」なんて言っているシーンを見かける事があります。

私はそういうシーンを見ると、「ああ、わかるわかる」とちょっと思ってしまいます。
多分、その人にとっては、どこに何があるのかわかっていて、すぐに手の届く所においてあるんだろうなーとか、片付けに使う時間も惜しいぐらい仕事をしたいんだろうなーとか、その人なりのポリシーがあるのだろうなと思います。


考えてみると、個人のお部屋の中というのは、その人の最もプライベートな空間で、その人の個性が最も反映される場所と言えます。
お部屋の中においてあるモノは、自分が買ってきたものであったり、もらってきたモノであったり、あるいはたまたま捨てていないだけであったとしても、みんなどこかに「自分の意志」が反映されている事になります。

少し大げさに言えば、「お部屋の中は、自分の心の中」みたいだと言ってもいいかも知れません。
キッチリと片付いたお部屋に住みたい人は、人生もキッチリと片付いていて欲しい、と思いやすそうです。
どこに何があるかすぐにわかるのがいい、という人は、人生に対してもそうかも知れません。


最近では、お片付けに関する本なども沢山出ているようですが、読んでみるとなかなか面白かったりします。
お片付けのプロから見ても、片付けは単なるテクニックの話ではなく、心の中の状態と関係がある、という見解を持っている人が多いようです。

そういう本を目にすると、「うーん、この本の作者さんは、人間心理をよくわかってらっしゃるなぁ!」と感心してしまいます。
そして、少し散らかっている自分の部屋を見て、「この部屋は、私のどんな心理をあらわしているのだろうか・・・」なんて自己分析をしてみたりもします。


***


ところで皆さんは、家族やお友達のお部屋に入った時に、自分の部屋と全然違っていてびっくりした事は無いでしょうか?
私は、結構よくあります。

たとえば、私の弟の部屋は、モノが少なくて、デスクとパソコンとベッドがあるだけ、床の上にも何も落ちていない、シンプルな部屋です。
私は、自分の部屋の事を棚に上げて、「よくこんな部屋に住めるなぁ」と思ってしまいます。

妹の部屋は、どこの国のものだかよくわからない民芸品とか、全然かわいくないマスコットキャラとか、何に使うのか分からないインテリアグッズみたいなものが置いてあったりします。
これにも、びっくりしてしまいます。

父の部屋も、なかなかです。
職人なので、工具などが壁一面にかけられており、お部屋というよりは工場の中のような様子です。匂いも、生活臭が無く、機械の油のような、自動車修理工場のような匂いがします。

父の実家のおばあちゃんの家は、家全体にモノが何もなく、「本当に人が住んでるのか?」というぐらい生活感がありません。しかも、そんな状態が、私が子供の頃から、ずっとそのまま続いています。

どの部屋を見ても、「よくこんな部屋に住めるなぁ」と思ってしまいます。

でも、きっと、他の人が私の部屋を見ても、同じように思うのかなと思います。
部屋の中は、その人の個性そのもの。人がそれぞれ違っているように、お部屋の中の様子も違っていて当然なのでしょう。
ついつい、「片付けなくては!」とか「もっとオシャレでなくては!」と思ってしまいそうですが、あなたにとって居心地の良い部屋であれば、それでいいのかも知れませんね。


みなさんは、どんなお部屋に住んでいるでしょうか?
片付いている?ちょっと散らかっている?漫画がたくさんとか、ゲームが沢山?
美容器具や健康器具でいっぱい?インテリアグッズなどは使う方、一切使わない方?必要なものが、すぐに取り出せる?

どんなお部屋でも、あなたにとって居心地の良い、住みやすいお部屋であるといいですね。
そして、気分を変えたいときや人生を変えたいとき、まずはお部屋の中を変えてみるのも、ひとつの方法かも知れません。

私も、まずはゴミを出して、床の掃除をして、出しっぱなしの本やCDを片付けようと思いました。
でも、今日はちょっと疲れたので、また今度やろうと思います・・・^^

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投稿者 cseditor : 2016年12月20日 00:00

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