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2010年05月18日

GO!GO! 幼稚園

こんにちは、吉見です。

今年の気候は、変ですね。
桜が散りつつある春先のに、雪が降ったりなんかしてね。
地球の変化を感じずにはいられませんね。

さて、突然ですが、皆さんは幼稚園に行くのが好きでしたか?
ボクは、きっとイヤだったと思います。
きっと・・・というのは、イヤだったかどうかは、はっきりとは覚えてないんですね。
ただ、その当時、おしっこに行く間隔がすごく早かったのは覚えています。

トイレに行って戻ってきたら、ムズムズしてまたトイレ!というのを繰りかえしていました。

心配した母親が、病院に連れていってくれましたが原因不明でした。

いま思えば、幼稚園に行くことへのストレスだったんじゃないかなぁ~?と思うわけです。

どうして、こんなことを思うかというと、我が子が、この春から幼稚園に行くようになりました。

初日は、機嫌よく行きましたが、翌日から夜鳴きがはじまりました。
そして、朝になると・・・

「幼稚園イヤ。おるすばんしとく。」

と、頑なに幼稚園に行くことを拒みはじめました。

これには、困りました。
親側としては、幼稚園の始業の時間も迫ってきます。それまでには、着替えさせたり、ご飯を食べさせなければなりません。

いくら余裕をもって起きたとしても、子供が幼稚園に行くことを察すると、とたんに、どこかに逃げていくのです。

それからは、「我が子 VS ボク&奥さん」の心理合戦が始まります。

幼稚園に強く行くように強要してみたり、帰ってきたらお菓子やジュースを飲もうってアメをちらつかせたり、もしくは、「じゃ、1人でおるすばんしときね。」と部屋を暗くしてみたり。

お菓子やジュースをあげるからなどと言って、幼稚園に行くようなことはありません。ましてや、幼稚園に行きなさい!と言ったところで、「イヤだ!!」と泣き叫ばれるばかり。。。

う~ん。なかなかのツワモノです(>_<)

心理学的に言うところの執着を手放すことでしょうか。
「もぅ、好きにしたらいいよ。」と子供のアマノジャクな気持ちをくすぐるようにするしかありませんね。子供は子供で、幼稚園に行かないといけないと思っているようで、好きにしたらいいと突き放されると、「行け!」といわれればイヤだけど、「行かなくていい」と言われると、気持ちが落ち着かないという気持ちになるのかもしれません。
最後に、「じゃ行こうか?」と言うと、なんとか幼稚園に行くという感じでした。

幼稚園に行くようになってから初めてのお休みの日に、三輪車で遊んでいた我が子が、急に目に涙をいっぱいためて、ボクに言いました。

「パパぁ、ようちえんイヤや。」

その一言をつぶやくと、オイオイ泣き始めました。

「どうしたの?なにがイヤなの?パパに言ってごらん。」
聞いても、ただ泣くばかり。

きっと、なにか思うところがあったのでしょうね。もしくは、幼稚園でなにかがあったのかもしれません。
いきなり、親から離されて幼稚園に行って、知らない子たちの中で自分がなにをしたらいいのか、自分がどのポジションにいたらいいのか、誰と接したらいいのか、すべてが???だと思います。もちろん、怖いし不安だったでしょう。

そして、この子に言われました。
「パパぁ、どうして幼稚園に行くの??」

幼稚園に行く理由って、なんでしょう?

幼稚園に行かせる理由はあります。
お家でできることは限られています。だから、幼稚園では、いろんなことを学んで欲しいし、いろんなお友達に触れて、たくさんのことを吸収してほしいし、そんな環境に慣れて欲しいとも思っていました。
そして、それが後々は、この子にとっていいことだと思っています。

でも、それは大人の理由です。
現時点では、この子にとって幼稚園は、苦痛以外の何者でもありません。

ボクには、しっかりと答えられる理由がありませんでした。
もしかしたら、しっかりとした答えをこの子に伝えることができれば、この子は納得して、明日から幼稚園に行ってくれるのかもしれません。

ある年齢になれば、幼稚園に行って、それから小学校に行って、そして中学校に行って。。。
それが、大人の普通の考えです。

でも、子供は違います。
「なぜ、自分が行きたくもない幼稚園に行かされるのか?」という思い。
そりゃ、思いますよね。自分が行きたいと行ったならまだしも、無理やり連れて行かれているわけですから。

そして、その理由を尋ねても、納得いく答えが返ってこないんですからね。

でも、ボクはこの子の真剣な嫌がりを、「そのうち慣れるよ」と済ますことは、この子に失礼だと思いました。

そして、パパ自身理由は分からないことと、幼稚園に行かせる大人の理由を泣いてる子供に伝えました。

そして、こうも伝えました。

「なぁ、こうちゃん(我が子の名前)。なにがイヤや??なにがあったの??
パパもママも、こうちゃんが言ってくれないと分からないんよ。お友達に悪さされたの?先生に怒られたの?言うのは、恥ずかしいことでもなんでもないよ。

パパもママも、こうちゃんを助けたいのに、言ってくれなかったら、どう助けてあげたらいいか分からないやんか。先生が怖かったら、そう言ってね。そしたら、パパが先生に言うたる。

うちの大事なこうちゃんが、怖がっています!先生が、こんなことした、こんなこと言うたのが、すごく怖かったみたいです!って、パパが先生に言うたる!!だから、イヤやって泣くんじゃなくて、パパやママに言うてな。」

・・・・

「パパ・・・せんせーにいうてくれるん??」
子どもは、ボクに聞きました。

ボクは、思い出しました。
ボクが幼稚園に行ってたとき、先生がお弁当の時間に走り回っていた子に手を上げたこと。
他には、同じクラスの女の子に、いつもお弁当の時間にお箸を隠されたこと。

ボクは思っていました。
幼稚園に行ったら、あの叩かれた子みたいに、自分が叩かれるかもしれないという恐怖。そして、またあの女の子にお箸を隠されるんじゃないかと思って、イヤだったこと。

でも、親には言っていませんでした。言えませんでした。
その理由は分かりません。でも、そんなことを親に言えば、きっと僕は泣いちゃってたと思います。きっと、次から次へと涙が溢れ出てきたと思います。

だって・・・、情けないから?恥ずかしいから?その気持ちは分かりません。

だけど、きっといまの我が子のように、泣いてたでしょうね。
だから、この子になにがあったかは分かりません。だけど、涙があふれ出る気持ちは、少しだけ分かる気がします。

そして、自分の親の気持ちも、いまになって分かるのです。
あのとき、たとえ恥ずかしくて、情けなくて泣いたとしても、伝えて欲しかっただろうなって。

お父さんが、お母さんが、なんとかしたるって言ってくれたんじゃないかなって。

だけど、子どものときって言えないんですよね。
親が忙しそうにしてたり、そんなこと言えば怒られるような気がしたり、恥ずかしかったりしてね。

幼稚園に行くこと・・・、
それは、人として依存から自立に向かう大きな大きな出来事かもしれません。そんな痛みを伴いつつ、人は大きくなるんだと思います。

我が子の泣く姿は、親としては痛いですね。辛いんですね。
だけど、それを見守って、味方になってあげることしかできないんですよね。

どんな方法がいいかは分かりません。
でも、一番の方法は、子どもとともに家族全員で、前に進むことを決めることなのかもしません。


そんな、いろいろと勉強させていただいている幼稚園の春なのです(笑)

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投稿者 cseditor : 2010年05月18日 00:00

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