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2001年4月12日

友達登録

こんにちは、ナルイヒロミです(*^-^*)



いやいや、テレビって本当に素晴らしいものですね~。

私は、ドラマや映画、はたまた絵本やマンガから心理学を学んでいるのですが、コラム(と言うより、エッセイなんですけどね。)のネタもそんなんばっかりだったりします(^^)




今、テレビと言えば番組改正の時期で、スペシャルものが多いのですが、『世にも奇妙な物語』を見た人はいるでしょうか???

私ってば、去年のこの時期にも、おんなじ様にこのドラマネタで書いてるんですけどね(^^;)

ちゃっかりリンクも貼ってしまって置きましょう! 『最期の瞬間』です。




ドラマを見られた方!そうです!今回は深田恭子が主演のアレです!!!(^^)

主人公(深田恭子)は大学生に通っているのですが、友達がいないんですね。大学生になる今まで、ず~っと1人な訳です。もしかしたら、人付き合いが苦手なタイプなのかも知れません。


彼女は、時折、本当に意味もなくケータイをいじったりするんです。

「あの子は、誰も友達がいないんだ・・・」そういう風に誰かに思われるのが怖いからなんです。

実際は、間違い電話以外、誰からもかかってこない、そんなケータイ電話です。



そんな彼女のケータイに、ある日突然メールが入ります。ケータイのサイトの宣伝のような、そんなメールです。

そこには『友達登録』っとあるんですね。

“時間も手間もかからずに、あなたにぴったりな友達が出来ます!”

そんなキャッチフレーズの後に「あなたの希望する友達の条件」を入力する欄があるんです。お見合いサイトな感じですね。

彼女は冗談で「明るい子」っと登録してしまいます。



そして次の日、彼女は学校で突然呼び止められます。

「よかった~、探したんだよ~!!!」って。1人の明るそうな女の子がいるんですね。

「誰???」って彼女が聞くと、「えっ?冗談!忘れたの~!?同じ学科じゃん!この間ケータイの番号も交換して友達になったじゃん!」っ


て返事が返って来ます。

彼女は怪しがってケータイのメモリをチェックするんですが、知らない間に、彼女のケータイにその突然現れた子の番号が登録されているんですね。


って事で、今まで友達の全くいなかった彼女に、突然ですが、簡単に友達が出来ちゃうんです。なんだか、便利なものです。



でも、「明るい友達」は、本当に明るい子で、主人公の彼女はそのテンポについて行けません。

その夜、彼女がまたあのサイトにアクセスすると、「○○○さん(明るい友達の名前)との友情を“保存”しますか?“消去”しますか?」っというメッセージが出ます。


彼女は「あんまり、合わないよな~」って、気軽に“消去”してしまいます。そして次は「おとなしい子」と登録するんです。



その次の日、彼女は前回と同じように呼び止められます。

「よかった~。探したんだよ。」って。そこには彼女のリクエスト通り「おとなしい子」がいました。そして彼女のケータイにはその新しい友達のケータイ番号がまたいつの間にか登録されています。彼女は、そこでこの『友達登録』のシステムを理解する訳です。そして、味を占めます。




「おとなしい子」は、これまた、本当におとなしい子で、2人の間にはほとんど会話がないんですね。彼女はまた、その「おとなしい子」との友情を“消去”します。


そして彼女はサイトに新しい項目を見つけます。『グループ登録』と言う項目です。しかも!3人・5人・10人と選べちゃうんですね。これはまた便利で仕方ないです(^^)


彼女は3人を選択します。その次の日、彼女はまた呼び止められるんです。そこには3人の女の子のグループがいました。

彼女は、友達グループと買い物したり、お茶したり、カラオケ行ったり、そんな当たり前のことが、本当に楽しくて素晴らしいものなんだ~!って実感します。




ただ1つ、異変が起こるんですね。以前、友情を“消去”した2人の番号が、いつの間にかメモリから消えているんです。

また、友達全員同じ学科にもかかわらず、誰もその2人のことを知らないんですね。それでも、彼女は「今」が楽しくて、あまり気には止めなかったんです。


友達登録の魅力に取付かれた彼女は、グループ登録で、彼女の友達をどんどん追加します。彼女の周りには13人の友達が出来ました。

彼女の友達たちは、全員、彼女のことが大好きで、彼女を中心に大きなグループが動きます。友達たちはみんな口々にいうんです。「あなたと友達になれてよかった!これからもず~っと友達でいてね!」って。




しかし、ある些細な出来事から、彼女はその13人の内の数人との友情を“消去”してしまいます。その“消去”と言うのはただ、「友達でなくなる」と言うことではなく、「その子の存在自体を消去する」っと言う意味を持つのですが、彼女はまだ、その事には気づいてはいません。




次の日、彼女の残りの友達たちは、無言で彼女の周りにいます。「次に消されるのは自分かもしれない。」そう思うと、もうどうやって彼女に接したらいいのか、みんな分からなくなってしまったんですね。


その状況を見て、彼女は「自分だけ、何か秘密にされてる。仲間はずれにされてる!」っと感じてしまいます。その事で口論になって、彼女はその場で全員との友情を“消去”します。




・・・そして彼女は初めて自分の目の前で次々と姿が消えて行く友達をみます。

一緒に取ったはずのプリクラや写真にも、あんなにいた友達たちの姿は一切写っていません。

彼女は、ここまで来てやっと、『友達登録』の本当のシステムを理解します。



そんな彼女の元に、またメールが届きます。『友達登録』のサイトからのメールです。

「あなたは、規定の人数の消去数をオーバーしたので、今度は登録される側に回ります」と言うものでした。そして続いて、ある女の子の名前と顔写真が送信されて来ます。


次の日、彼女は必死になってその子を探し、そして声をかけます。「よかった~!探したんだよ!!!」って。



なんだか、ドラマの説明ばっかりで長くなりましたが~、ま、その後彼女がどうなったのかは秘密にしといて(^^;)

彼女は1つ気づきます。

『友達や友情っていうのは、簡単に登録したり、消去したりして作るものじゃないんだ。ボタン1つで簡単に作れる友達は、同じように簡単に消したりも出来る。でも、そんな関係じゃ、そこには何も残らないんだ。そんなのは本物じゃない!』ってね。




私は、思うんです。

『友達』って、本当は、結構簡単に出来ちゃうものなんですよね。

でも、その人との間の『友情』は、いろんな事があって、そしてその人と2人で、グループならその人達とで、少しずつ作り上げてくもんなんだと。




これはまた別のドラマになるんですが、『本物の友情って言うのは、相手の悪いところ10個言えて、相手も自分の悪いところを10個言ってくれて、それでも「友達でいたい!」っと互いが思えるような、そんな関係のことを言うんだ!!!』っと言う言葉が、とてもとても印象に残っています。


そしてまた、それってすごい“信頼”だと思うんですね。



私には、今、本当に多くの友達たちがいます。本当にうれしい限りです。でも、その中で、『本物の友情』はあるのか!?



・・・答えはNOでしょう。

私は多分、相手に嫌われたくなくて、相手のよくないところを10個指摘出来ないでしょう。

相手に言われた10個では、「やっぱり自分はダメなやつだ~!」って自分を責める道具にしたり、「んじゃ、もういいもん!」って友情を消去してしまうかも知れません。


「相手の迷惑にならないように~。」「相手の重荷にならないように~。」「相手に嫌われないように~。」って表面的には言いつつも、本当は怖いんです。

自分が傷つくのがイヤなんです。仮面や、鎧を取った、自分自身さえ嫌うような、そんな弱っち~い自分を、自分で認めたり、誰かに見せてしまう事が、屈辱的だし、惨めでイヤなんです。




でも、そうやって自分自身で扉を閉めて、でもその扉の向こうで寂しがっているのも自分自身です。

扉のカギは、自分自身が持っています。

扉を開けたとき、そこにはレベルアップした本当の意味の『友達登録』があるのかも知れません。

私もまだまだこれから、修行の身!なようです(>_<)

修行と言っても、ただ選択するだけなんですけどね。

友情を“登録”したい!と願うのか、それともあきらめて“消去”を選んでしまうのか?です。



答えは~・・・もう決まってますね(^^)



みなさんは友情を“登録”しますか?“消去”しますか?

投稿者 cseditor : 00:00 | コメント (0)