人とうまく関われない

相談者名
みわ
自分のことが絶対に受け入れられません
だから人に対しても拒絶してしまう。
誰かと恋愛したこともない。
こんな私と関わってもろくな事ない、
幸せになんてなれないから
辞めた方が良いよ、関わらないでって心の中で思いながらそれとなく避けて来ました。
前から自殺願望は強く
でも死ねず
何もかもどうでもよくて
でもそう思ってる生活が本当に辛くて
何より
人に冷たく当たってしまうことが
しんどくて
だから迷惑かけないようにって
すごい気を張って、自分の性格隠して演じるようにして
毎日生きています。
でもそれがすごく生き辛くて
でもそうでしか生きてこれませんでした。

今は、何とかしたいと思って
もがいて生きようって強く決めたのに、いつも定期的にやってくる孤独感から絶望的な気持ちに引き戻されてしまう。

人と群れても浮いて楽しめず
一人も寂しいです。
自分の事だけででこんなに悩みたくありません
馬鹿だと思うしうんざりします。
人のためになりたいです。
どうすれば、どうしたら
打破してもう少し楽に生きられるでしょうか。

カウンセラー
近藤あきとし
みわさん はじめまして。
カウンセラーの近藤あきとしと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

毎日自分に嘘をついて生きている。
でも、そうしなければ生きていけないし、
でも、ずっとそうするもの辛いし寂しい、
私はこんな私が大嫌い。

みわさんは、そんなしんどい感情の中で
ずっと苦しんできたのかなと、私には感じられました。

自分自身を許せない、その分だけ自分を責めてしまう、
本当はそんなことから解放されたいけれど、
どうしたらいいのか分からずに、毎日どうどう巡りを
繰り返している・・・

そうだとしたら辛すぎて、楽しみや幸せを探すことも
感じることも出来ないですよね。
人と関わることも、人に近づいてこられることも
避けたくなってしまうでしょう。

でも私には、みわさんはきっと本当は人と繋がること、
ぬくもりを感じれらる関係性、心が通い合うようなやりとりが
出来ることを、心から望んでいる人なのではないかと感じましたよ。

なぜなら、人とうまく関わることが出来ないことに悩んだり
落ち込んだりして、さらにはそんな自分をダメだと責めてしまうくらい
人との関わり・繋がりを大切にしている人でなければ、
みわさんほど苦しむことはないはずだからです。

自分以外の誰かのことなんて全然気にしていない人だったら
人と関われないことを悩んだりはしませんからね。

> 何より
> 人に冷たく当たってしまうことが
> しんどくて
> だから迷惑かけないようにって
> すごい気を張って、自分の性格隠して演じるようにして
> 毎日生きています。
> でもそれがすごく生き辛くて
> でもそうでしか生きてこれませんでした。

本来のみわさんを隠して、自分以外の何者かを演じなければ
周りと関わっていけないと思って、ずっと長い間、
心に仮面のようなものをつけて生きてきたんですね。

周りからは表面的な仮面をつけた自分しか見られなくて、
自分も仮面越しの言動や態度、感情を感じているうちに
元々の心から離れてしまい、本当の自分がどこにあるのか
分からなくなってしまうことは珍しくありません。

だから、周りからの優しさや、誰かから差し伸べられた手が
あったとしても、それを素直に受け取ることが出来なくなって
しまうんですね。

みわさんもそのようなことがあったのではないでしょうか?
そして優しいみわさんは、受け取れなかった自分をまた嫌い、
責めてきたのではないでしょうか?

私たちが自分自身を受け入れられない時、自分を認められず
責めてしまう時というのは、実は心の奥底では自分以外の
誰かを嫌っていたり、激しく攻撃していることが多いんです。

どうしてその誰かを嫌ってしまったのか、その経緯は人により
様々ですが、誰かを攻撃していると結局は自分自身が苦しんで
しまうんですね。

私たちは、心の表面では誰かを嫌っていても、その相手を嫌っている
ということを許せない自分が、心の奥に存在していたりするんです。
その相手が本当は好きでいたい、愛していたい人であればあるほど、
心の奥では罪悪感となり、重くのしかかってくるんですね。

そんな罪悪感を感じる自分のことは、なかなか好きになれるもの
ではないと思います。

> こんな私と関わってもろくな事ない、
> 幸せになんてなれないから
> 辞めた方が良いよ、関わらないでって心の中で思いながらそれとなく避けて来ました。

子供時代にみわさんから見て、こんな風に言っているように
感じる誰かって、身近にいたことはありませんか?
自分から人と距離をとっていたり、わざと人を遠ざけるような
言葉や態度をとったりして、でもなんとなく背中で孤独を
滲ませているような誰かがいたりはしなかったでしょうか?

その誰かに思いあたりがあっても、今すぐには思いつかなかった
としても、おそらくその相手への「怒り」をたくさん溜め込んで
きたのではないかと思ったんです。

「怒り」は私たちの感情に重しのように覆いかぶさり、
心が様々な感情を感じていることにフタをして
分からなくさせてしまうんですね。

その分だけ、自分自身というものが分からなくなってしまいますし、
生き生きとした感情を感じられないことで、生きているけど
まるで死んだような感覚になってしまうこともあるんです。

私も昔は怒りをたくさん溜め込んでいましたし、振り回されてきました。
周りとの良い関係も築けず、ずっと孤独の中で生きていくしかないと
思っていました。でも今では、自分のことを好きだと思えるように
なれましたし、周りで関わってくれる人たちにも好きだという気持ちを
伝えられるようになれました。

今は心に溜まった怒りを解放してあげること、そして本来のみわさんの
感情を取り戻していくことから始めてみましょう。

一人で自分の感情と向き合うことは、なかなか難しいことですので
最初は私たちカウンセラーなどの専門家に頼ってみることを
オススメします。

初回無料の電話カウンセリングなどで、まずは今のみわさんの
気持ちを私たちに打ち明けてみてくださいね。

みわさんがうんざりした人生から抜け出して、
自分を愛せる人になれるように、そして周りの人たちに自ら関わっていく
喜びを感じられる人生を生きられるように祈っています。

今回はご相談ありがとうございました。

近藤あきとし

この記事を書いたカウンセラー

About Author

超自立男性との恋愛・コミュニケーションに関わるお悩み・慢性的な生きづらさの解消などを得意とする。 理論的な“心理分析”と、感覚を使った“心理セラピー”を活用する多面的なサポートが好評。 問題の裏に隠れた「真実の物語」を読み解き「自分の本質を生きる」ことを目指すカウンセリングを提供している。