娘を「世間に自慢するための道具」扱いしている母

相談者名
マイコ
 20代、長女、既婚(子なし)の女です。私は母の敷いたレールに沿って生きてきました。母は全て自分が正しいと思い込んでおり、嫌いなことは「謝ること」と言うような人です。

母は常に、私を思い通りに従わせてきました。高校・大学も、バイト・就職先も、私が希望したところは「レベルが低い」などと否定され、全て母に決められました。少しでも反対意見を言うとキレるため、言うことを聞くしかなく……。(父も頭が上がらない状態)

さらに服の趣味や髪型なども口出しし、母は私を「世間に自慢するための道具」として使ってきました。「アンタを産んでやったのは私なんだから、私に決定権がある」という考え方なのです。

母がキレるのを恐れ反抗できなかった私も弱いですが、私の意見は全て否定されるので、言うだけ無駄とも思っていました。

仕事をしていたいので妊娠は希望していないのですが、それを伝えると「子供を産んだ私をバカにしてるのか?」と言われました。今は子供を望まない人も増えているのに、「ロクでもない娘に育っちゃった」と、私の妹に愚痴っていたそうです。

それから「子供は親の思い通りにならない」と嫌味を言われています。この発言で、我慢の限界がきました。「子供は親の思い通りにならない」って言うけど、「子供は親の所有物じゃない!」と言い返したいくらいです。

妊娠以外は全て、母の希望に沿って生きてきたというのに……。それでも「思い通りにならない」なんて言われるなら、最初から自分のやりたいことをやれば良かったと思いました。

私としては何より、母に「アンタの人生を決めつけてきてしまって申し訳ない」という自覚を持ってほしいのですが……何もかも自分が正しいと思っている母の考え方を変えるのは難しいでしょう。

「私の人生」は「母が理想とした人生」であって、私の人生ではありません。母の抑圧的な意見に怯えることなく、自分で自由に決めた人生を生きたい。そのために、私はどうしたらいいのでしょうか。

カウンセラー
赤松わこ
マイコさん初めまして、ご相談ありがとうございます。
担当させて頂きます、赤松わこと申します。
どうぞよろしくお願いします。

マイコさんのお家では、お母さんに対して反対意見を
言うと、お母さんがキレてしまわれるので、みんな
言いたいことが言えなくなってしまったんでしょうね。

>母がキレるのを恐れ反抗できなかった私も弱いですが、
私の意見は全て否定されるので、言うだけ無駄とも
思っていました。

子供は誰でも、お母さんに怒られるのは怖いですよ。
親から怒られたり、親の機嫌が悪くなったりすると、
子供は「私が悪かったからだ」と思ってしまうんです。
だから「言われたようにしないといけない」と思うし、
否定され続ければ、反発するエネルギーもなくなって、
従うしか選択肢がなくなってしまうんですね。

お父さんも頭が上がらないと言うことは、お父さんも
お母さんに対して、何も言えなかったんでしょう?
例え言ったとしても、お母さんが全く聞き入れては
くれなかったのかも知れないですね。
お母さんは誰の言葉も、受け入れられなかったんだろうな
と、私には思えましたよ。
だからマイコさんが、自分のことを「弱かったからだ」と、
言うのは可哀想な気がします。

ご相談に書かれていたお母さんの言葉から伝わってきたのは、
「誰も私のことを大事にしてくれていない」と、とても強く
思い込んでおられるんだなぁと言うことでした。
「家族から大事にされたい」と思う気持ちが、自分の欲求を
押し通す言う行動になって表れていたんだろうと思います。

お母さんは常に、満たされていない思いが強かったのでしょう。
< br>>「アンタを産んでやったのは私なんだから、私に決定権がある」
という考え方なのです。

お母さんが実際にそう言われたのでしょうか?
マイコさんには、そう受け取れたと言うことではないのですか?
心理学に【無価値感】と言う言葉があるのですが、お母さんは、
ご自分の価値を、認めてあげることが出来ないんだと思います。
だから子供が人から認められるとか、褒められることでだけ、
満足感が得られたんじゃないかな?と私には思えたんですね。
私の話していることは、マイコさんが見て来たお母さんからは、
想像がつかないかも知れませんが、人は頭で考えていることと、
心の中で思っていることは、全く違っている場合も多いんですよ。

お母さんが、【無価値 感】が強い人だと理解出来たしたとしても、
だからと言ってマイコさんが、何もかもお母さんの思い通りに、
言いなりに生きなければいけないと、言うことではないんです。
マイコさんがそのことを理解した上で、「自分で自由に決めた人生を
生きたい。」と思う自分が、どうしたらいいか?と言うと、

「お母さんの問題はお母さんが解決することだ」と割り切ること!

頭では「私はもう大人なんだから、お母さんの言いなりになるんじゃ
なくて、自分のやりたいように自由にやっていいんだ!」と、自分に
言っているのではありませんか?
そう思っているのに、いざお母さんの前に行くと、結局何も言えずに、
「もう嫌だ!」と思いながら、何も言えない自分を責めてしまったり 、
していませんか?

今でもマイコさんの心の中には小さな女の子がいて、その子は
お母さんがキレると怖くて、何も言えなくなってしまうんですね。
ずっと繰り返してきた長い年月の間に、自動的に反応してしまう自分
が、心の中に出来上がっているんです。
だから心の中では反発しながらも、お母さんの一言一言が気になるし、
傷ついてしまうんですね。

マイコさんはお母さんが好きなんですよ。だからこそ期待に応えようと
頑張ってきたし、我慢も出来たんだろうと思うんですね。
これまでマイコさんが、どれだけお母さんにご自分の気持ちを分かって
欲しいと思ってきたか!
それはお母さんに、「あなたの好きなように生きていいのよ」と、
『許可』を貰いたかった からのように、私には感じられました。

でもマイコさんの人生は、マイコさんにしか生きられないんです。
お母さんに『許可』をもらわなくても、自分で自分に『許可』を
あげていいんですよ。

>自分で自由に決めた人生を生きたい。

マイコさん自身が、「自由に決めた人生を生きていい!」と、自分に
『許可』を出してあげること!何よりそれが大事なことなんですよ。
お母さんが何と言おうと、どんなに否定されようと、マイコさん自身が
「私は○○したい!」「私はこう生きたい!」と言えるように、今は
自分自身と向き合う時なのだろうと思いますよ。自分に自信を持って、
自分の生き方を選んでいく時なんだと思います。

お母さんがご自身をどう扱っているのか ?についても、マイコさんが
自分自身とどう向き合えばいいのか?についても、詳しいお話をお伝え
することも出来ます。よかったら私達カウンセラーに、直接お話を
聞かせて頂けたらと思います。
1日も早く、マイコさんがマイコさん自身の人生を、ご自身で選択して
イキイキと生きられるよう、心から応援しています。
この回答が、少しでもお役に立てば嬉しいです。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。