怒りが消えない。 - カウンセリングサービス心理学講座

相談者名	まる
こんにちは。HPをいつも見させていただいています。そして心理学講座にのっている事柄をよく参考にさせていただいています。実は、過去の怒りを消す、相手（私をいじめた相手何人か、親など）を許す事が出来ません。　もうこだわるのはやめようと思いますが、出来ません。　相手を許すということはその行為が何もなかったようにするように感じます。いじめなどを行う人はひどい人だと思いますし、そんな人がのうのうと生きていると考えると怒りで一杯になります。その人たちが幸せになることを許せない気持ちになってしまいます。その一方でそんな自分の恨みがましさが嫌になります。　ある時に許そうと考えたとき、自分で自分がかわいそうに感じてしまったし、（なんか笑ってしまうかもしれませんが、）やはりその人たちを正当化し、私にも落ち度があることになるようで辛くなりやめました。　　　今後、他の人と仲良くやっていきたいし、友達を増やしたいと考えています。その上で以上のことが障害になると思い、メールを送りました。よろしくお願いします。
カウンセラー	原裕輝
こんにちは、まるさん原といいます。よろしくお願いします。いじめはつらい経験ですよね。許すといっても許しにくいものがあるかもしれませんね。それくらいつらい経験だったんでしょうね。まるさんのおっしゃるとおり、許すことで障害は取り除けていくよに思います。許しは人の為ならずといいますが、いじめを行った人の為じゃなくて、まるさんの人生がより良いものになる為に許すことは大切かもしれませんね。 “許し”というものはとても難しいものかもしれません、特につらい経験があればあるほど怒りなどがでてきて難しいかもしれませんね。まずは、それほどつらかった頃の悲しみや、苦しかった頃の自分を受け止めてあげることをされるといいと思うんですね。この悲しみが癒されれば、怒りも鎮火していき許しやすくなりますから。逆を言えば、それほど悲しかった思いが心に残っていると思うんです。その悲しみを吐き出して、そんな悲しみを抱えている自分を受け止めてあげてくださいね。悲しみが癒され、まるさんのよりよい人生の為に相手を許せるようになるといいですね。応援していますね。ご相談ありがとうございました。失礼します。