修復

相談者名
さくら
こんにちは。初めまして。この度は、私と主人の気持ちについて知りたく相談させていただきました。

結婚して10年ですが、3年前に浮気発覚。それまでは主人に合う奥さんになりたくて、実家から遠く離れた場所での子育て、義母との関係に悩んだりのなか、自分を客観的に見すぎて気持ちを押し殺してきたように思います。
そんな生活の中での浮気発覚。主人は俺が悪い、私は悪くないとすぐ謝り、相手とは別れたようですが、私は自分の本音を出しにくかったせいか、理由を詰め寄った話し合いが続きました。初めは逆ギレもあり殴られたこともありますが(私が必要以上に責めた為)それ以降は私が責めても謝まったり、私が素直に主人を好きな気持ちを言うと、私の事を大切に想う発言を繰り返してくれ、態度でも安心させてくれるようになりました。
私も明るい居心地の良い家庭になるよう主人に合わせることからし、気持ちも言えるようになり楽になっていきました。
しかし、少しでも私への愛情が少ないのではと思うことがあると、自分はまだ被害者だという気持ちが出てきて主人を邪険に扱ってしまうんです。その一番の理由は、夜の営みです。月に3~4回ですが、なかなか誘ってくれなかったり、主人がたまに最後までいかずに終わったりすると、私は役不足なのではと落ち込んで(恥ずかしい思いと、逆に冷めてしまうのではという思いと傷つけるのではという思いで、話し合うことはありません)それが冷たく接してしまうのです。それは長くは続かず、私のつまらない感情だと思い、振り払って明るく接するようにしてます。
主人にとっても居心地悪いはずなのに、そんな私でも変わらず優しくしてくれるのですが、自己嫌悪からまた不安になったりします。

自分勝手で器の小さい自分だとわかっているから、他に意識を向けて明るく優しくするの繰り返しです。
主人はこんな私に対してどのように感じているのでしょうか。 このままでは良い夫婦にはなれませんよね。私は本当の幸せに向けてどのように気持ちを持っていけばいいのでしょうか。

乱文、長文で申し訳ございませんが、どんな助言でも伺えたらと思います。

カウンセラー
大門昌代
はじめまして。
今回担当させていただきます大門と申します。
よろしくお願いします。

3年前のご主人の浮気から、本当に頑張って、夫婦関係の立て直しを実行されてきたのだなと感じました。
認めたくない事、嫌な思い、憤り、悲しみ・・・様々なものと向き合った3年間だったのではないでしょうか。
ご主人も、浮気はされましたが、その後は誠実に対応されていたのだなと思うと、何とかして、更に幸せなご夫婦になっていただきたいと、強く思います。

さくらさんは、「よい夫婦になれませんよね?」とご質問して下さっていますが、目指すのは「よい夫婦」ではありません。
是非とも、「幸せな夫婦」を目指していただきたいと思います。

一般的には、ケンカはせず、お互いがお互いの事を想いやっている夫婦を「よい夫婦」と言ったり、いつも休日は二人で出かける、そんな夫婦を「よい夫婦」と言ったりすることが多いですね。
でもこれは、夫婦以外の人が、外から見た感じなのです。
一般的に「よい夫婦」と言われている夫婦が、必ずしも「幸せ」を感じているとは限りません。
大切なのは、「よい夫婦」になることではなく、お互いが「幸せ」を感じることができる「幸せな夫婦」になることなのです。

表面的には、ケンカがない、穏やかな夫婦であったとしても、もしかしたらお互いが言いたいことを言わずに、我慢しているだけの場合もあるのです。
もしそうだとしたら、それは我慢の上に成り立った夫婦と言うことになり、幸せを感じているとは、言い難いかと思います。
休日に二人で出かけるのも、もしも毎回どちらか一方が、我慢して出かけているのだとしたら、それは幸せとは言えませんよね。
また、家に居ると、ケンカが絶えないので、二人でいつも出かけているのだとしたら、それもまた幸せとは言えません。

もちろんお互いが幸せを感じている状態で、ケンカもしない仲の良い夫婦というのもいらっしゃいますし、二人で出かけることが二人の楽しみになっていて、幸せを感じておられる夫婦もあります。

要するに、妻と夫の両者が幸せを感じているかが大切なのです。

ご相談文を読ませていただいて、少なくともさくらさんは、幸せを感じておられないことがわかりますから、目標は「幸せな夫婦」です。

今現在は、SEXのことで、ご主人からの愛情が少ないのではと、思われることが多いようですね。
その時に「私は役不足なのでは」「恥ずかしい」「冷めてしまうのでは」と言う怖れを持つと書いて下さっていました。
この怖れの感情を使って、ご主人と幸せな夫婦になる道を進んでみませんか。

夫婦と言うのは、少なからず同じ感情を感じているものなのです。
もしかしたら、ご主人も、「私は役不足なのでは」「恥ずかしい」「冷めてしまうのでは」という怖れを持っておられるかもしれませんよ。
ご主人は、浮気をしてしまった訳ですから、嫌われてしまう怖れと言うのは、強く持っていると思います。
いくら愛情を注いで、優しく接しても、ちっとも幸せそうに見えないさくらさんを見て、「役不足なのでは」と思っておられるかもしれませんし、SEXの時も「恥ずかしい」と言う思いを持っておられるかもしれません。
夫婦の仲が、なかなかうまく進展していかないことに「冷めてしまうのでは」という怖れを持っておられるかもしれませんね。

まずは、さくらさんから、怖れを超えて、ご主人にコミュニケーションをとってみませんか。
被害者になってしまっている時は、「私には問題を解決する力がない」と、感じているときでもあります。
被害者の位置から脱出する為にも、自分からコミュニケーションをとって、問題を解決していく力があることを、感じ取っていっていただきたいなと思います。

「私は、いつも自分が役不足なのではと感じてしまうのだけど、あなたにとって、私は不足のある奥さんかしら?」

「私は、恥ずかしくて言えていなかったのだけれど、SEXの時にも、自分の役不足を感じてしまうの」

「私は、こんな役不足なままだと、あなたとの関係が冷めてしまうのではないかと、不安を感じるの」

そんな風に、ご主人に話してみて下さい。

今は、SEXのことで、「私は役不足なのでは」「恥ずかしい」「冷めてしまうのでは」という怖れを感じておられますが、実はこの怖れは、昔からご主人との間で感じておられたものではないかと思うのです。
そして、ご主人もまた、これと同じ怖れを少なからず持っておられると思います。
ですから、勇気を持って、ご主人にこの怖れを伝えてみて下さい。

言えなかった想いを伝えるのは、とても勇気が必要ですが、せっかくここまで頑張ってこられたのです。
お二人の関係性を、もっともっと幸せなものにしていく為に、ぜひ勇気を出してみて下さいね。

どんな感情であっても、それが怖れであったとしても、共通の感情を通して、二人の間に橋を架けることができます。
二人の間に、橋が架かったとき、本当に繋がりというものを、実感することができるのです。
その繋がりこそ、幸せなのです。

この度は、ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より3冊出版。