ストレスを溜め込まないためにできること

仕事をされていると大なり小なりストレスを感じることがありませんか?
私はストレスとは無縁と思っていましたが、実際に職場でのストレスを感じ、仕事に行きたくない、人と会いたくない、このように感じる自分が嫌だと自分を責めすぎてしまい、診療内科の診察を受けたことがあります。

しかしながら仕事をされる中でストレスを感じないようにするのはかなり難しいこと。
私が考える一番いい方法はストレスを感じても自分の中に溜め込まないこと!上手にストレスと付き合うことで自分自身を守ることができるのです。

今回はストレスを溜め込まない方法をお伝えします。

真面目で仕事に一生懸命な人ほど仕事でストレスを溜め込みやすいものです。
仕事に対しての責任感が強いからこそなのですが・・・。
自分が頑張らないと周りに迷惑をかけてしまう。できて当たり前、最後まできちんとやらないと、ある意味自分に厳しい人だとも言えます。

ある程度のストレスは仕事に対する原動力になりますが、溜め込み過ぎると自分の心身の健康を害してしまうことになります。

もちろん自分の頑張りを自身で評価でき、仕事への原動力にされている方はいいのですが、(自分がやりたくてしていることを理解されているので大丈夫。と言う意味です)自分に対して叱咤激励をしているのであれば、自分が足りないから、できないから、やるしかないと感じ、仕事のことを常に考え、ストレスを必要以上に溜め込んでしまうことも多いのです。

ここで私からの提案の一つは意識して仕事以外のことを考え、行動する時間をきちんと持つことです。
私達の思考は慣れ親しんだ方向に必然的に向かってしまいます。
仕事のことを考える時間を多く持っている人であれば、仕事のことを考える方が頭の中では楽なので(自分が意識的に嫌だと思っていても、と言う意味です。)常に頭の中は仕事のことで一杯になってしまうのです。
ストレスの原因である仕事のことで頭が一杯な状態であればストレスが溜まってしまうはずですよね。

この仕事以外のことを考える、行動するために行ってもらいたいことは、自分がやってみたいことをリストアップすることです。
スマホでも紙とペンでも、記録できる物であれば何でもいいのでご用意ください。
そして自分がやってみたいことをリストアップしてください。
どんな些細なことでもいいので、できる限り沢山、30個以上はだしてみてくださいね。

例えば私であれば・・・
・岩盤浴で汗を大量にかく
・毎月1回和菓子屋で季節の生菓子を買う
・ランニングをする
・海辺を散歩する
・好きなクラフトビールを見つける
・コーヒーを豆から挽いて、ゆっくりドリップする。6

リストアップしている時間は頭から仕事のことが離れていたのではないでしょうか?
もちろん多少仕事のことを絡めて考えていた方もいたかもしれませんね。
それでも頭の中が仕事で一杯になっている状態より、好きなことを考えていたのではないでしょうか?

そして最後は行動してみる。
もちろん時間等の制約があるので、できることは限られている場合もあるかもしれません。
だから先程お伝えした沢山リストアップしてもらいたいのです。
どこかにでかけないとできないことであればお休みの日等限られてしまいますよね。
でもコーヒーを豆から挽いて、ゆっくりドリップするのであれば、時間がかからないのではないでしょうか。

意識して仕事以外のことを考え、行動する時間を持つことは、ストレスを溜め込みにくくなり、自分自身を大切にすることにも繋がります。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

いじめ、恋愛ベタ、離婚、子供の不登校など自身の経験を活かした幅広いジャンルを得意としている。 心理学との出会いで体験した「愛にフォーカスすると、人生はどこからでも変えられる。」をカウンセリングで大切にしている。 どこまでも寄り添う深い共感力でお客さまをサポートするスタイルに定評がある。