「大好き」と言える仕事‐【夢】を語れる大人でありたい

長く日本に定着していた、『終身雇用制』が姿を消し、『能力主義』が、それ
に取って代わった後には、世界的な不況と言われる時代が訪れ、戦後60年以
上かかって作り上げられて来た、『社会の価値観』とでも言えるものが、少し
ずつ、でも!確実に変わろうとしているようです。
「どんな仕事を選ぶか?」と言う選択の重要性は、これまで以上に大きくク
ローズアップされるようになりました。そして『天職』を求める人達は、「自
分らしい人生を生きる」ことに価値を置いて、目に見える条件よりも、自分の
価値観を選択のキーに、目に見えない条件優先で、仕事を見つけようとしてい
ます。


そんな中で【子供の頃から、色んな仕事に興味を持って体験し、楽しみながら
社会の仕組みを知ってもらう】ことをコンセプトに、【キッザニア】と言う体
験型のアトラクション施設が、今子供達や親から注目を浴びていますね。
ここでは80種類を超える、様々な仕事を体験することが出来るだけでなく、
報酬が貰えて、自分で稼いだお金を、自分で考えて買い物をしたり、貯金をし
たりすることが出来るそうなんです。
私でも、「1度行ってみたい!」と思う位なので(苦笑)、子供達にはもっと
魅力的な所だろうと思いますし、楽しみながら体験して知っていくと言う、
『体で学ぶ』経験は、『頭だけで学ぶ』よりも遥かに、身につき易く経験値が
上がっていくのは、素敵なことだなぁと思います^^
他にも学校単位で、近くの商店やコンビニで、体験実習をしたり、貯蓄や投資
の勉強をする所も出て来ています^^実際の生活に即した体験は、将来自分の
仕事を選ぶ時に、きっと役に立つだろうなと思いますね。
【キッザニア】で選べる、80種類の仕事を体験するだけでも、子供達から
したら、かなりの経験値になるのでしょうが、現実の社会では、一体どの位の
数の仕事があって、どんな風に働いているのか?知る人の方が少ないですよね。
選択肢は無数にあるとも言えるし、選べる範囲が広くなれば、好きなことが見
つかる可能性が、それだけ広がっていくんじゃないかな?とも思います。
【キッザニア】だけでなく、他にも様々な職業に触れる機会や、社会の仕組み
を体験出来る場所がもっと沢山出来て、現実的な目で将来や仕事を考えながら、
好きな仕事や、夢を語れるようになるといいですね^^
いつの時代でも変わらず、子供達の心の中には、「こんな人になりたい!」と
言う、【夢】が沢山ありますね。もちろん!私も色んな【夢】を見て^^
そこから自分の将来の姿を、イメージしたり、そうなっている自分を想像して、
ワクワクしたりいい気分になったりしていたものでした^^
でも、どれだけリアルにイメージ出来ていたかと言うと・・・、ホントに全く
の、『夢物語』でしかなかったなぁと今はよく分かります(苦笑)
【夢】と言えば、大リーガーとして大活躍している、イチロー選手の小学6年
の時の作文は有名で(ネットでも、あちこちで取り上げられているので、ご存
知の方もいらっしゃるかも知れませんね^^)、小学校6年生の時に書かれた、
『僕の夢』と言うタイトルの作文は、
【僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。】から始まって、「その為に
は中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければ」とか、「ドラフトで1位指
名を受けたい、希望球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズ、契約金は1億
円」と、実にリアルに自分の将来を描いています。
イチロー選手は、3才から野球を始め小学校の3年生の時には、365日の内
の、360日は厳しい練習に明け暮れていたそうです(スゴイ!ですよね)
そして「そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になると思い
ます。」「僕が自信のあるのは投手か打撃です。」と、自信を持って言い切っ
ています。
厳しい練習を黙々とこなし、やりたいことに真っ直ぐ突き進めたのも、心から
野球が、「大好き!」だったからなんだろうなぁと感じます。それだけではな
くて、もう1つ「僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お
世話になった人に招待券を配って応援してもらうのも夢の一つです。」と言う
言葉まであるんですね。
毎日バッティングセンターに通っていた話も有名ですし、「道具を大切にして
欲しい」と言うお父さんの考えで、使うグローブやバットは特注だったと言う
話も聞きました。
イチロー少年の夢を、1番理解してくれていたお父さんを始め、周りの人達か
ら沢山の応援をもらって、自分が夢を追っていることを、チャンと理解出来て
いたようです。
人は自分のためだけでは頑張れない時でも、「誰かのために!」と思う気持ち
があると、更にパワーアップすることが出来るんです^^だからこそ!イチ
ロー選手は着実に、夢に近づいて行ったんだろうなぁと思いました。
イチロー選手の思いは、【夢】と言うより【人生の設計図】と言った方がふさ
わしいかもしれませんね。
「小学生でこれだけ自分の未来を、明確に描けるんだ!」と、驚くと同時に
「まさに彼は、自分の夢を自分で引き寄せたんだなぁ」と、頷けました。
イチロー少年は、「野球が大好き」だったでけではなく、頑張っていることを、
応援してくれる人、喜んでくれる人達の為にも、夢を叶えたかったんですね。
どれだけ大好きでも、辛くなる時はありますよね、投げ出したいと思う時もあ
ったかも知れません。自分が好きなことを仕事にするからと言って、「楽し
い」だけでは続けられない。それは誰でも同じだろうと思います。
大好きなことを仕事に出来きたら、本当に幸せなことですよね。それが出来て
いる人ばかりではないことも、私達はよく知っています。その上大好きなこと
を仕事にしたら、ずっと楽しくい続けられるか?と言えば、そんなことはない
と言うことも知っています。ではどうすればずっと楽しく続けられるのか?
イチロー少年は、そのこともチャンと学びながら、夢を追っていたからこそ!
実現出来たのでしょう。
1つは、「自分の努力は、必ず実を結ぶ」と信じられた=自信
もう1つは、「自分1人で、実現出来るものではない」と知っていた=感謝
頑張っていた自分を、チャンと自分で認められていたから、『自信』が持てた
のでしょうし(勿論!チチローさんの接し方も大きかったのでしょう^^)
周りで応援してくれている人達や、サポートしてくれる人達がいるからこそ、
思いっきり好きなことに打ち込めるんだと、十分理解していたし『感謝』する
ことが出来ていたから、その人達のためにも頑張れたんでしょうね^^
一億円プレーヤーどころか、大リーグ記録を次々と塗り替え『世界のイチ
ロー』になった後も、「単なる通過点でしかない」と淡々としている姿は、野
球選手と言うより【求道者】と言った言葉がピッタリだなぁと思ったりします。
「記録を作らなければならない!」とか、「人の賞賛を浴びたい!」ことが、
目的だったら、その頑張りはどこかで行き詰ってしまっていたでしょう。
でもイチロー選手は、「今でも、昨日より少しでも上手くなっていたい!」と
思っていると語っていました。「野球が好き」と言う思いは、今も子供の頃と
少しも変わっていないみたいです^^だからなんですね!!!
【キッザニア】で、沢山の仕事に触れた中から、「消防士になりたい!」とか、
「科学者になりたい!」とか、大好きな仕事を見つける、子供達が増えていく
といいなぁと思います。イチロー選手のように『自信』と『感謝』を持って、
心から「○○が好き」と言える、仕事を楽しみ仕事を愛していける、そんな人
達がどんどん育っていって欲しいなぁと思います。
そのために今、私達が出来ることは・・・
私達自身が、仕事を楽しんで愛していると、伝えていくことじゃないでしょう
か。
仕事を楽しそうにやっている様子が伝わって、自分の仕事をいかに愛している
か、語ることが出来たら、子供達は、「大人になるっていいもんみたいだな」
それに、「仕事をするって楽しいもんらしい」と、感じてくれるんじゃないで
しょうか?
今の社会状況を考えたら、「現実はそんなに簡単じゃない!」と、言われて
しまうかも知れませんが、大人になって社会で生きていく上で、人生の1/3の
時間を、仕事に費やすと考えたら・・・
人が生きていく上で、「どれだけ重要な問題か!」、その価値観がチャンと育
っていたか?と言うと、それが出来なかったからこそ、今の状況を招いたので
はなかったのでしょうか?
大人が、どんどん【夢】を持てなくなってしまったから、閉塞状態と言われる
時代に、なってしまったのではなかったのでしょうか?
高度経済成長の時代から今日まで、物質的な豊かさと引き換えに、楽しく仕事
をすることの出来る人が、だんだん減ってきていたように思います。
仕事に追われる親世代は、子供達に自分の仕事の楽しさや、やりがいを語る時
間がなくなってはいなかったのでしょうか?
イチロー選手のように、明確に【人生の設計図】を作らなければいけない、と
言う訳ではなくて、自分の【夢】は、「将来の自分の仕事1番近いんだ」と、
子供達が心からそう思えること、頑張って【夢】を追いかけていれば、周りの
沢山の人が、応援しサポートてくれると知ること。そしてそのおかげで自分達
が喜んでもらえる結果を出せると、言うことが分かれば感謝の気持ちも湧いて
くるのではないでしょうか^^
【夢】は幾つあってもいいでしょう^^「好きな仕事も沢山あってもい」と思
います。1つのことを追い続けるのもいいし、様々なことにチャレンジして
「これだっ!」と思う仕事を、見つけるのもいいんじゃないでしょうか^^
自由な選択が当たり前に出来る、あらゆる可能性閉ざされない、そんな社会に
なったらいいなぁ・・・「誰かがしてくれる」と待っているだけじゃなくて、
子供達のためにも!私達自身のためにも!!!そんな社会にしたいですね。
赤松わこのプロフィールへ>>>

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。

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