結婚裏話(笑う門には〜)

先日、友人と話をしていて、結婚式の話になりました。
そしたら「おもしろい」ということだったので、今回は私の結婚裏話を
お話ししようと思います。
当時、妻と私は同じ職場で働いていました。
付き合っていることは誰にも話していなかったのですが、まあ周りは
薄々気づいてはいたようです。
ただ、妻も私もあることが原因で、結婚の話を職場に言いたくなかった
んですよ。
その原因とは、私たちが結婚する半年前に、後輩が同じ職場結婚で結婚
したのですが、その後輩がうれしがって会社中でのろけてたんですよ
ね。


しかも、その後輩がすごく派手な結婚式を挙げて、会社中の話題になっ
ていたんですよね。
そのせいか「中原君のところも派手にやるんでしょ」みたいな雰囲気に
なってしまって、うんざりだったんです。
そこで、私と妻は考えました。
どうせなら、一生に一回(の可能性)のことだし、みんなを驚かせてや
ろうという結論に達したんです。
実際何をしたかというと、まず、普通に結婚式の日取りを決めたのです
が、その日取りに合わせて、休暇をずらしてとりました。
さらに、職場には「旅行に行く」とだけ言って、それが新婚旅行とは一
言も言わずに、数ヶ月を過ごしました。
そして、結婚式と新婚旅行を終えて、会社に出勤したときに、総務課の
人にちょっと聞いたんですよ。
「結婚したら、どのような手続きをすればいいんですか?」
次の日、妻が出勤して、同じ総務の人に全く同じセリフを言ったんで
す。
この時点でも、まだ誰も私たちが結婚したことに気づきませんでした。
さらに次の日、私と妻が書類を出したとき、初めて総務の人が気がつい
たわけです。
ところが、その総務の人も不思議な、というかちょっと変わった人で、
その書類を普通の書類と同じように扱ったんですよ。
結果として、会社の偉いさんたちが私たちの結婚に気がついたのは、結
婚1週間を過ぎてからでした。
そこからが凄かったですね。
偉いさんたちは全く話を聴いていなかったわけですから、まず課長に話
が行きました。
「○○君、中原くんたちが結婚したというのは本当かね?」
もちろん課長もそんなことは知りません。
そしたら、今度は課長が妻の所属部署の係長のところに聞きに行きまし
た。
「あ〜△△くん、二人は結婚したのかね?」
もちろん係長も知りませんから、慌てて妻のところに聞きに行ったそう
です。
これが各部署で起きているわけですから、みんなすごく慌てたでしょうね。
おもしろかったのは、新婚旅行で同じ場所に行っていますから、お土産
も同じお土産を買って帰ったんですよね。
それでも誰も気がつかなかったわけですよ。
普通全く同じ土産があれば、怪しんでもいいと思うのですが、誰も怪し
まなかったんですよね。
そして、上司連中はだれも私のところに聞きに来なかったというのも、
おもしろかったですね。
当時の私は『瞬間湯沸かし器』というあだ名がついているくらい、非常
に凶暴な人間でしたから、みんな怖がっていたんでしょうね。
それから、徐々に私たちが結婚したことが口コミで広がっていき、ほぼ
全体に広まるまでに約3ヶ月ほどかかりました。
その時の職場の人たちの驚いた顔は最高でしたね。
一番最後に気がついた人は、結婚してから2年半たってからでしたから、
驚かせがいがあったというものです。
後輩との間に、こんなやり取りもありました。
後輩:そういえば、中原さんの奥さんって、お仕事しているんですか?
私:ああ、同業者だよ。
後輩:へぇ、そうなんですか!何してはるんですか?
私:となりで試験管振ってる。
後輩:……ええっ!
私:気がついた?
後輩:うわ〜っ、騙された……。
このときの後輩の驚いた顔は、最高におもしろかったです。
まあ、こんな話を友人にしていたら、友人がこういったんですよ。
「うらやましいです。中原さんにも奥さんにも、たくさんのユーモアが
あって。やっぱり関西人だからですか?」
そんなことはないです。
妻も私も、まず楽しむことを第一に考えるだけですから、関西人が必ず
しもこんな人ばかりとは限りません。
私と妻が『楽しむことに命を懸けている』だけなんですよね。
ただ、この友人に限らず、みなさんの中にも、もしかしたら『楽しむ』
ということが日常で当たり前になっていないことがあるかもしれません
ね。
どこかで深刻になってしまったり、楽しむことを拒んだり、楽しいふり
をしてみたり、楽しまなければと思っていたり、そんなふうに感じてい
る人はたくさんいるのかもしれません。
子供は正直で、親が楽しんでいないとき、敏感に反応するんですよね。
何とか親を楽しませようと、妙にハイテンションになったりします。
ところが、親は楽しめる状態にないばあい、楽しんでいる子供に対し
て、しかりつけてしまったりします。
そうしたら、子供はどう思うでしょう?
もしかしたら、楽しむこと自体が『親に怒られるような悪いこと』と解
釈してしまって、楽しむことをやめてしまうかもしれませんね。
必ずしもそうなるとはもちろん言いませんが、親が楽しめないとき、高
い可能性で子供は親以上に楽しめなくなるんですよね。
皆さんも一度、自分の周りをよく見回してみてください。
職場の皆さんは、楽しそうですか?
家族はみんな、楽しそうですか?
もしそうでなければ、あなた自身が楽しんでいないかもしれません。
もしかしたら、あなた自身が周りを楽しませていないのかもしれませ
ん。
一人で楽しんでも、周りが楽しくなければ楽しさも一人分です。
でも、みんなで楽しめることができれば、楽しさは何乗にもなります。
周りにいるみんなで、いっぱい楽しんでみましょう。
そして、周りに楽しめる人がいなければ、一緒に楽しんでくれそうな人
を探してみましょう。
『笑う門には福来る』
楽しむことは、悪いことではありませんからね。
ありがとうございました。
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