一年の計は元旦にあり

皆様、あけましておめでとうございます
今年が皆様にとって、素敵な一年でありますように、お祈り申し上げます。
さて、「一年の計は元旦にあり」といいますように、年の初めに新たなる気持ちで、新しい年を迎えられると、気持ちがいいですよね。
私の年の初めは、毎年決意表明から始まります。
今年一年、目標を立てることで、自分の方向性を決めていくことにしています。


そういえば、去年も年の初めに似たようなコラムを書きましたね。
偶然なのかもしれませんが、2年連続でこの話をするのも何かの縁です。
ですので、今年は「気をつけること」についてお話しようと思います。
私はもともと占いなどが大好きで、よくテレビや本などで占いをチェックします。
そのなかで、繰り返し繰り返し書かれていることがありました。
それは「今年は時間と言葉に注意しましょうね」ということでした。
占いについては、信じる人もいれば信じない人もいますので、それは皆様の判断にお任せしますが、この「注意すること」は、普通日常生活を送る上でも、すごく大切なことだなあと思い、紹介しようと思ったんです。
時間に注意しましょう。
日常生活を送る上で、時間にルーズな人って、周りにいると思います。
必ず時間に遅れるとか、時間を守らないとか、逆に時間に追い立てられていたりとか、時間に追い回される生活をしている人は、周りの信頼を失ったり、時間そのものをプレッシャーに感じてしまったり、自分にとって評価を落としてしまうようなことが起きてくるかもしれませんね。
クライアントさんとのお話の中で、こんなのがありました。
「夫は営業をしているのですが、いつも時間にルーズで、待ち合わせの約束とかをしても、必ず時間通りに来ないんですよね。」
おそらく、このクライアントさんのご主人は仕事中に時間にルーズになることはないでしょうが、日常生活の癖は、仕事でも必ず出てきます。
私はこの話を聴いた時、ご主人が仕事で時間が原因でミスをしないだろうかと、感じてしまいました。
また、こんな話もありました。
「いつも時間に追われて、やりたいことがなかなか出来ないんです。あれもしたいし、これもしたい。でも、どれもしてしまうと家族との時間がとれない。私はどうしたらいいのでしょうか?」
このクライアントさんは、やりたいことの優先順位が上手に決められていないのを感じますが、それだけではなく、一つのことに集中的に熱中することができずに、意識が分散してしまうのかな、という感じがしました。
私はよく「いつもたくさんカウンセリングをしているのに、とく映画とか見たり本とか読んだりする時間がありますよね。」といわれることがあります。
時間の使い方がうまいとは自分では思っていないのですが、私は「やる!」と決めたことは、多少無理をする時もありますが、大概出来ていますね。
それが時間の使い方がうまいというのであれば、私は時間の使い方が上手であるとはいえますね。
ただ、今書いているこのコラムに関しては、締め切りぎりぎりになっていて時間に追い立てられていますけどね。
言葉に注意しましょう。
日本では、昔から「言霊」といって、言葉に魂が宿るという考え方があります。
そして、自分がしゃべる言葉は、誰よりも自分が一番聴いているんです。
楽しい言葉をたくさん言えば、その言葉を聞いているのは誰よりも自分ですし、ネガティブな言葉を言えば、それを誰よりも聴いているのも、自分なんですよね。
それはまるで自己暗示を書けるように、「自分はそうなんだ」と思い込んでしまうかもしれません。
先日、クライアントさんにこんな話をしたんです。
「よく「お金がない」という人がいますよね。
この「お金がない」とよく口にする人は、自分に「お金がない」ことを言い聞かせているからこんな人は「お金がない」と言い続ける人生を選択してしまうんだよね。」
そうしたら、クライアントさんが
「この言葉をいつも「お金がない」といっている彼氏に言ったんですよ。そしたら、彼氏絶句してました。」
と、楽しそうに話してくれました。
今年に限らず、普段から気をつけておきたいことでもありますが、意外とどちらもあまり意識していないところではないでしょうか?
今年はそんなところを少し意識して、一年を過ごしてみてはいかがでしょうか?

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