眠くてしょうがない ~変化の前触れ~

日中よく眠ってしまうというご相談を頂きました。この心理学講座をお読みの方の中にも、そのような方は多いのではないでしょうか。

日中私達が眠くなるときというのは寝不足等でなければ、あまりにも疲れが溜まり過ぎていたり、どこかで自分を守らなきゃいけないという防衛本能が働いたときに起こるようです。そのようなときはご自身の状態をもう一度、確認しきちんと休息を取ることが必要です。

その一方で、元気はあるがそのパワーを使いあぐねているときにも私達は眠気に襲われるようです。そのようなときもやはり、自身を見つめることが大切です。未来の人生設計を思案する良い機会と捉えてみてもいいと思います。そうすることで活き活きとした未来を手に入れることができるでしょう。

◎リクエストを頂きました◎
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いつも心理学講座を拝見しております。
数年前から過眠症を疑うほど、日中眠ってしまいます。

睡眠不足という訳ではないのですが、椅子に腰掛けてボーッとしてる時や、仕事をしていた時は仕事中でもウトウトしてしまっていました。

今は、家事などが自分の計画通りに出来ないため、眠ってしまった後、自己嫌悪に陥ります。
心理的な要因が関係しているのか分かりませんが、その原因と対処法があれば教えていただけないでしょうか。
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眠くなるとき

ご相談者様だけではなく、この心理学講座をお読みの方の中にも普段よく眠気に襲われるという方は多いのではないでしょうか。
ただ、一時的に眠くなる。例えば、ランチ後や寝不足の次の日に眠くなるのはある意味、当たり前ですよね^^

心理学を学んでいるとつい、眠くなるのは無意識で何かから逃げていると意味づけたりもするのですが、ランチ後や寝不足で眠くなるのは当たり前だと思えたら、少し気が楽になると思います(笑)

ただ、慢性的に眠い、一度眠ると十時間以上起きれないという方はやはり、無意識から何らかのメッセージが送られていると捉えてもいいでしょう。

では、もしも無意識からのメッセージで眠気に襲われているとしたらどんなときなのでしょう。

・ガマンしている

私達が何かを「ガマンしているとき」というのは、いわゆる緊張状態なんです。

想像してみてくださいね。あまり気乗りしないことや、あなたに取って苦痛なことをしなきゃいけないときのことを...

例えば、あなたの嫌いな食べ物をどうしても食べなくてはいけないとき、どうするでしょうか。
何も考えないように目をつぶって一気に食べ干す。またはお腹に力を入れ、一気に飲み込んだりしないでしょうか。

そのように私達が何かをガマンしているときと言うのは、歯を食いしばって力んでいる状態と同じなんです。

頑張り屋のみなさんはそこでガマンし頑張り続けますが、いずれ限界がきます。その限界が訪れたとき、私達は無意識に自分を守ろうとし眠気を起こすわけです。

なぜなら眠ることによって少しでもリラックスした状態を保とうとするからです。

・逃げたい気持ち

それと同じように私達は「何か問題を抱えていたり、過渡期(かとき)を迎え、大きな試練に立ち向かわなきゃいけないとき」などにも眠気に見舞われるようです。今抱えている不安やこれから起こりうる状況への恐れから少しでも意識を逸らしたいという思いが眠ることで麻痺させられるからです。

そして、ご相談者様のように真剣に物事を考えていたり、一生懸命生きている人ほど、計画通りにいかない自分を責めてしまったり、ウトウトしてしまう自分を嫌ってしまうようです。でも、慢性的に眠いということは心が疲れているのです。言い換えれば、それだけ頑張っている証拠だと私は思うのです。

だから、これ以上、ご自身を責めないで頂きたいなと思います。

・退屈な日々

そして、こちらは今書かせて頂いたふたつの要因とは少し異なるのですが、「今の状態が退屈なときや刺激のない状況であるとき」にも私達に眠気をもたらすようです。

例えば、入社1年目は仕事も覚えることが多く、常に頭を使い、緊張していたため、眠気に襲われることがなかった。なのに数年が経ち、仕事の流れもある程度理解し覚えることが減ってくると仕事中にウトウトすることが多くなった。そんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。

精神的にゆとりが出てくると力が抜けてきます。そのような状態のときにも私達に眠気をもたらすわけです。

みなさんが何もすることがなくて暇なときって、何となく気が抜けて眠くなりませんか。それは決して悪いことではありませんが、その状態があまりにも長いという方はそろそろ次のチャレンジをしてみませんか?という時期なのかもしれませんね。

ご自身に冒険心や刺激をあたえることで慢性的な眠気から解放されるでしょう。

何かが変わるとき

以上のようにいくつか要因を挙げてみましたが、眠くてしょうがないという状態は何かが変わるときの前触れであったり、無意識で何かを変えたいとつよく願っているときに起こるようです。
熊の冬眠のようなものですね^^

これから、みなさんが何かやりたいことや生き甲斐を見つけ、パワフルに動き出すための準備期間でそのために充電が必要なんですよね。

私は今から十年程前、頻繁に眠気に襲われました。精神的に疲れていたせいもあるかもしれませんが仕事に行こうとしても眠くて起きれなかったり、一度寝るとトイレを除いて三日くらい寝続けたりもしました。電車内で眠ってしまい最寄りの駅を通り越すことも日常茶飯事でした。

その頃は「どうしてこんなにくたびれてしまったんだ」と自分を責めたりもしましたが人というのは寝ているとき、無意識や潜在意識と繋がれると言われています。
当時の私はたくさん眠ることで無意識や潜在意識と繋がろうとしていたのかもしれません。

そして、その時期を経て、本当に自分がしたいことを思い出せたのです。それはずっと心の奥底に隠していた気持ちで...

「カウンセラーになりたい」という思いです。

何かを見つける

ご相談者様のように今、眠くてしょうがないという方はこれから大きな変化が待ち受けているのかもしれませんね。
それは怖いかもしれません。でも、そこを抜けていくには「ワクワクして待つ」ことがポイントになってきます。

ワクワクしていると、その思いが次第に力となります。

そして、力がみなぎり、新たな目標やしたいことが見つかった瞬間から、パワフルでエネルギッシュな人生が始まるのです。

やる気があるとき、人は眠くならないんですよね。試合前、気合を入れ頑張るぞと叫んでいるラガーマンで眠そうな人はいないでしょう(笑)

やる気がみなぎっているときというのは目が冴えて、その瞬間に集中しているものです。

今、眠くてしょうがないという方はいずれそのようなときが訪れるのだと思います。

だから、今は焦らず、そのときがくるのを楽しみに待ち望んでいてくださいね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

土肥 幸司

自信喪失のケアから夢やビジョンの実現サポート、幸せになれるコミュニケーションを得意とし、”お客様を笑顔に”をモットーに、お客様の気持ちに寄り添った心理分析と、今できることを分かりやすく提案している。 優しい口調からか、癒し系のイメージを与えることが多く、いつも笑顔が絶えない。