思い込みの罠からの解消法について知りたい!

過去のハートブレイクがトラウマとなって、なかなか行動に移せない、そのような悩みを抱えている方は少なくないのだろうと思います。

長い時間を経て、自らの意志で「解決方法」を求めるようになった時、それはその人にとっての転機そのものといえるのではないでしょうか。

まずは、自分の中のそのような変化を讃えましょう!
そして、この段階で否定的な幻想のストーリーから抜け出すには、辛い感情を引き起こす、「嫌われ者の私」という物語をいったん脇において、実験してみる勇気を持つことが何よりも大切です。

「大丈夫だった!」そのような経験を積んでいくことで、あの時の勇気に今の自分が助けられていることをいずれ感じられるようになるでしょう。
そのような体験は、あなた自身への揺るぎない自信に繋がり、やがて人生への信頼に繋がっていきます。

◎リクエストを頂きました◎
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はじめまして。いつもメルマガを楽しみに読ませて頂いています。そして納得しています。ありがとうございます!
テーマのリクエストです。「思い込みの解消」について
今はメール等が主流になってきて、何かを決めるにあたってもメールのやり取りがほとんどで、電話だと「今忙しいかな」とか出なかったら拒否られたと勝手に感じたりするのがイヤで電話よりメールをしてしまうことが多いです。
で、そのメールですが、相手の返信が自分の期待通りでないってことはよくあることですが、返信が無い場合は、「嫌われたのかな」とかあれこれありもしないことを考えて勝手に怒ったり悲しくなったりします。「返信がこない」という事実には色んな意味がありますが、人によっては返信しなくてもいいだろうとか、あんまりメールが得意でないひともいると思います。
が、聞いてることに対して返信が無いのは、何となく相手に不当に扱われてる気がして、やはり怒りを感じてしまって、ちょっと意地悪なネガティブなメールを送ってみようかという衝動に駆られますが、それは抑えるようにしてます。ですがどうにもその気持ちがうだうだと自分の中で渦巻いていてスッキリしません。一人であれこれありもしないことを想像してみたり勝手にネガティブに考えるのを止めたいですし、そのうだうだな気持ちもスッキリさせたいです。相手を巻き込むことでは無いと思うので、何か自分の解決方法などご教示頂けたら幸いです。
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リクエストをありがとうございます。

今回担当させていただきます熊谷佐知恵です。よろしくお願いします。

過去のハートブレイクがトラウマとなって、なかなか行動に移せない、そのような悩みを抱えている方は少なくないのだろうと思います。

ハートブレイクが癒せていない段階では、私たちはどうしても、同じような辛い体験を避けるために選択肢を失敗の数だけ、どんどん狭めてしまう傾向があります。

「私がこんなことを言ったから嫌われた」

「私がこんなことをしたから嫌われた」

表面意識(顕在意識)では、こんな風に考えていることが多いのではないでしょうか?

だから、何かをしようとするとき、行動レベルでの選択肢を消去法で発想される方が多いのもうなずけます。

これは自己防衛に基づいた選択でもあるのですが、ハートブレイクが起こった体験そのものがインパクトになっていますので、逆説的に言うと、「私は嫌われ者」だと信じている(思い込んでしまっている)ようなところがあるのです。

例えば
「私って迷惑?」
「私は人に望まれていないのではないか?」
「私の望みはいつも叶わない」
「私は人から嫌われるような人間だ」
「私は、いつも人から不当に扱われる」
「こんなネガティブな私は受け入れてもらえるはずがない」
「このような意地悪な想いを持った私は人から好かれるはずがない」

などなど。

もうひとつ気付いて欲しいのですが、このような疑いや信念や観念は、すべて「自分はどういう人間なのか?」という意味においてつけられているようなんです。

潜在意識ではこんなことを抱えていることが多いようです。

潜在意識ですから、本人にはなかなか発見し辛い、自覚しづらい想いといえます。

人は、自己否定的な思いを抱えている時は、とても不安で居心地の悪い感情を感じますから、誰かに「そんなことないよ」と言って欲しくなったり、「大丈夫だよ」と証明して欲しくなったりして、依存的な問題を勃発させてしまうこともあるようです。

そして、その度に「ああ、やっぱり私はダメなんだ」という思いを強くしてしまうこともあるのではないかと思います。

失望・絶望を何度も味わって、希望の光がまったく見えなくなるような時もあったことと思いますが、あともう一押しですよ!

 

さて、ここで少し別の角度からみていきましょう。

先ほど潜在意識で抱えていることは、自分ではなかなか発見し辛いというお話をさせていただきましたが、何度も何度も想像(妄想)しているうちに、やがてそのような想いを自分の内に抱えていることに気付かれる方もいらっしゃいます。

今回のリクエスト主のように書いてみると「こんなことを考えていたんだ!」と把握しやすくなりますね。

一方、消極的なやり方も、やがて「痛みを避けているだけでは避けられない、何か」があることに気付いていく段階があります。

実は、こちら側も潜在意識下で育っている部分なのではないかと思います。

トラウマやメンタルブロックも長い時間を経て、自らの意志で「解決方法」を求めるようになった時、それはその人にとっての転機そのものといえるのではないでしょうか。

自虐的な衝動から一歩留まって、自分を振り返れるだけの成熟さが身についていらっしゃる段階ともいえます。

まずは、自分の中のそのような変化を讃えましょう!

そして、この段階で、否定的な幻想のストーリーから抜け出すには、辛い感情を引き起こす、「嫌われ者の私」の物語をいったん脇において、実験してみる勇気を持つことが何よりも大切です。

なぜなら思い込みの罠とは、すべてそれが想像の中だけで完結していること。

現実を変えるには行動が必要だし、真実を知るにも経験的理解が必要。

本当の知性を磨くには、行動を伴った体験が不可欠なんです。

そこで、こんな実験をし始めてみてください。

「もし、嫌われてなかったとしたら?」

あなたの世界は、どんな風に変わっているでしょうか?

「もし嫌われてなかったとしたら?」

あなたの人生は、これまでとどんな風に違っているでしょうか?

このような前提条件で、想像してみてください。

このような前提条件で、リサーチしてみてください。

ここでのリサーチや想像力が、創造力に変わっていくのを感じられるようになったら、次のステップへと進みます。

「もし、愛されていたとしたら?」

あなたの世界は、どんな風に変わっているでしょうか?

「もし愛されていたとしたら?」

あなたの人生は、これまでとどんな風に違っているでしょうか?

ここでのリサーチは、空想ではなく、すべて経験を振り返って探してみてください。

当時は気付かなかった体験の中で、あなたが見落としていたものがきっとあるはずです。

過去の記憶の中から、昨日までの体験の中から、あなたが受け取らずにきた、誰かの好意を、自分に向けられていた好意として今一度受け取り直してみてください。

そうすることで、自然とあなたの中に、次の一歩を踏み出す勇気と創造力が備わっていることに気付くでしょう。

「大丈夫だった!」そのような経験を積んでいくことで、あの時の勇気に今の自分が助けられていることをいずれ感じられるようになるでしょう。

そのような体験こそが、あなたの揺るぎない自信に繋がり、やがて人生への信頼に繋がっていくのです。

もし、このようなステップを一人で取り組むのが難しく感じたときには、私たちカウンセラーを頼ってみてくださいね。

(完)

この記事を書いたカウンセラー

About Author

熊谷 佐知恵

恋愛、夫婦関係、職場の人間関係、転職・キャリアほか、自己実現など幅広いジャンルに対応する。 わかりやすいレクチャーをモットーに、感覚やインスピレーションを活用するハートフルなセラピーとの両面で癒しのプロセスを後押しするのが強み。自分のペースで気づき、変化、成長できると好評である。