罪悪感から解放される(2)〜違う視点から見て誤解を解く〜

視点を変えることで罪悪感から解放されることがあります。あなたが悪いわけじゃないのかもしれませんよ!

心のどこかに罪悪感がひっかかると、罪悪感を感じる人間関係につっかかりができるもの。視点を変えてみるとその罪悪感は緩まるかもしれませんよ。
もしかしたら、その罪悪感は思い込みが作っているものであることもあるんです。

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⚫️見方を変えて罪悪感から解放される

罪悪感を抱えると、自分を責めがちになってしまいます。

人によれば何年間も、何十年間も罪悪感を抱えて自分を責めてしまうという人もいます。

罪悪感を感じるとただでさえ苦しいのに、それが何年間も、何十年間も続くとなるとすごく苦しいですね・・・。

自分が悪かった、
申し訳ないことをした、
等々、思って自分を責めてしまうのですが、視点を変えることで「自分が悪いと思わなくても良いのかも」と見方が変わることができ罪悪感から解放されることができることもあります。

⚫️見方を変えて罪悪感から解放されるケース

例えば、ある人が、妹さんに罪悪感を感じていたということがあったとします。

その罪悪感を抱く経緯は、その人が6歳の頃にお留守番をしていた時のことで、その時にあることができなかったことで罪悪感を抱えたという話だったとします。

その経緯は・・・

両親が買い物に行くということで、6歳のその人がお留守番を頼まれたとします。

両親は留守番の6歳の子に、妹の面倒も頼んだとします。

「妹の面倒を見といてね、風邪気味だから外で妹は遊ばさないでお家の中で一緒に遊んであげてね。何かあったら携帯に連絡するのよ」
と、言って両親は1日買い物に出かけるのです。

ところが、

留守番の最中に妹の様子がおかしい・・・。
どうも、ぐったりしている様子。
おでこを触ると熱っぽい感じ。

6歳のその子は、妹とお布団に寝かせて休ませてあげました。
「パパとママが帰ってくるまで寝んねしとき」と言って妹を寝かせるのです。

そして妹のおでこに濡れタオルを乗せてあげるんです。

両親が帰ってきてぐったりしている妹の方を見て、熱を測ってみると41.5度と体温計には表示される。

それを見て両親は6歳の子をものすごく叱ったとします。
「なんで、こんなになるまで連絡しないの!すごい熱になってるじゃない!!」

救急病院に駆け込み対処してもらうのですが、その病気が原因で妹さんは耳が聞こえにくなってしまいました。

そのことで、妹さんに長年罪悪感を抱えていたのです。

「あの時の両親の言う通り、私が早く携帯に連絡していたら、もしかしたら妹の耳は聞こえにくくなるっていうのはなかったのかもしれない」
「私は妹の病気が悪化するまで放ってしまった悪い姉です」

と、 罪悪感を感じ自分を責めているのです。

でも・・・・

これを第三者が聞くと、自分を責めなくてもいいことじゃない?と思えることがあります。

読者の方もこれを読んで、それって自分を責めなくていいことじゃないの?と思われながら読んでいた方もいるんじゃないかと思います。

「まさか熱によって、耳が聞こえなくなるという大ごとに発展するというのは6歳の子が予測する難しいことだよね?
後遺症がでるかもとリスク管理を踏まえて、ここは両親に早めに連絡するべきと的確な判断をするのは6歳の子には難しいことだと思いますよ」

「そもそも妹が風邪気味なのに、6歳の子にリスク管理を任せるのは大人の判断ミスじゃないの?」

「6歳の頃のあなたは妹のおでこに濡れタオルを乗せて、6歳なりの精一杯妹を看病をしようとした優しいお姉ちゃんだったということが真実で、あなたは悪い姉ではないんじゃないでしょうか?」

などなど、
第三者視点でことの経緯を見ると、「自分を責めなくてもいいんじゃないの?」「あなたが悪いわけじゃないんじゃないの?」ということが見えることがあります。

それを伝えられることで、自分が悪いと思わなくていいんだと罪悪感から解放されていく(もしくは徐々に緩まっていく)ケースがあります。

⚫️誰かに相談すること

ここでのポイントは誰かに相談して第三者の意見を聞いてみること!

自分が悪いんだと思い込んでいると、人はその思考から抜け出せない時があります。

思い込んでいるときは、同じ思考の中をぐるぐる回っているので、違う視点でものを見るということが難しいんです。

だから、誰かに相談して違うものの見方を伝えてもらう事がポイントになるのですね。

先程のケースのように自分が悪いと思わなくていいことにもかかわらず、自分が悪かったんだとか、自分のせいだという思い込みから何年間も、何十年間も罪悪感抱えている人もいます。

思い込みって怖いですね。

もし、あなたが罪悪感を感じることがあれば誰かに相談してみるというのも手だと思います。

違う視点から意見を言ってもらうことで、あなたは罪悪感から解放されるかもしれませんよ。

>>>『罪悪感から解放される(3)~愛ある理解の目で自分を理解する~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

原 裕輝

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪・福岡の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。