不倫から冷めるとき

自分と結婚という話になると、急に冷めてしまう

こんにちは 平です。

恋愛というと、不倫の関係ばかりにハマッてしまう人がいます。

その多くは、「恋は三角関係でないと感じられない」と深層心理で思っているようです。

そして、こういう人たちに多いのが、彼が奥さまと別れ、自分と結婚という話になると、急に冷めてしまうというパターンです。

これには、3つのタイプがあります。

1つ目は、目的は彼を手に入れることにあったため、手に入ってしまった瞬間に興味がなくなるというタイプ。

2つ目は、彼が自分の手に入ると、こんどは自分が奪われる番になったと思い、奪われたくないために、彼を所有しようとはしないタイプ。

これは、じつは投影なのですが、自分が奥さまから彼を奪ってしまったように、次はだれか別の女性に彼を奪われる番だと勝手に感じてしまうのです。

そうならないように、彼とは結婚しないわけですね。

そして、3つ目は、彼がまた浮気すると思って、おつきあいや結婚をやめようと思うタイプ。

彼が浮気性であるということは、あなたとのおつきあいで判明したわけです。

だから、また彼があなた以外の人と、また浮気するだろうと思ってしまうわけです。

2つ目と3つ目のタイプはよく似ていますが、2つ目のタイプは女性が中心、3番目は男性を中心とした物事の考え方になります。

両方とも、こんどは自分が浮気をされる番だと思い込む点は共通です。

昔、既婚者である会社の上司に恋してしまった女性がいました。

上司は、奥さまと子どものことをとても愛していました。とても誠実で、とてもいい家庭を築いていた彼に、恋をしてしまったのです。

そして、彼と不倫関係になってしまった瞬間に、彼女の恋は終わりました。

なぜならば、彼女が恋した男性は、奥さんや子どもを愛し、家庭を大事にし、けっして不倫などしないタイプの人だったからです。

それが、彼女の理想の男性だったのです。

不倫の関係になってしまったことで、彼女が彼に感じていた魅力はすべてなくなってしまったのです。

こういうパターンの恋愛を“ヤマアラシ・ジレンマ”というのですが、不倫はどんな関係であっても、この種のジレンマを伴うものなのです。

では、来週の『恋愛心理学』もお楽しみに!!

この記事を書いたカウンセラー

About Author

平 準司

神戸メンタルサービス/カウンセリングサービス代表。 恋愛、ビジネス、家族、人生で起こるありとあらゆる問題に心理学を応用し問題を解決に導く。年間60回以上のグループ・セラピーと、約4万件の個人カウンセリングを行う実践派。 100名規模のグループワークをリードできる数少ない日本人のセラピストの1人。