未熟な精神をどうにかしたい。

相談者名
れいん
こんにちは、初めまして。
自分は18の学生です。
…何だか他の方達のような大変な悩みがある
というわけでもないのですが一度だけでも
自分の言葉で自分の事を話してみたくて書き込みました。
重複した内容、大して何ともない話。
書き込むかどうかも悩みましたが聞いてやってください。

自分は中学のころから腕を傷つけています。
(自分で自覚し本格的にしたのは高校に入ってからです)
家庭も学校生活も何不自由なく過ごしています。
どうでもいい理由からでした。

それを知って好意をよせる娘もいました。
何を考えていたのか彼女も自傷した時期もあり、また
自分も女の為、彼女に激しい嫌悪感を覚えた事もあります。
でも彼女には病死した親友がいた事、一緒に時間を過ごしていく
につれて心を解いていくのを感じ段々嫌悪感は薄れていきました。
軽い行き違いからよくくっついたり離れたりの私達でしたが
ある日、つい体を許してしまい心の準備も出来ないまま付き合うことに
なりました。初めは「こんな事はよくない」とモヤモヤした日々が
続きましたが更に二人の時間を過ごしていくにつれその「モヤモヤ」が
「嫉妬」や「愛される自信がない」などの不安に変わっていきました。

当然自傷するような自信のもてない恋愛依存症の私に耐えられる
わけもなく彼女は距離をおくようになり、私はそれがまた不安で
しつこく迫ったり自傷を繰り返し、ついに数ヶ月前
別れという別れもしないまま関係は途絶えました。
原因のほとんどは自分で自業自得だと思います。
でもひとつだけ納得できなかったのは彼女の親友への想いです。
彼女は今の土地に住む前は遠い都市に住んでいてその時の親友が
心の支えでしょう。私は私とは全く正反対の親友さんに随分嫉妬しました。
自立していて実質、彼女の精神的な恋人だと思います。
彼女と親友さんの必要以上なまでの深い絆に
私は自分の価値がわからなくなり子供の恋愛は終わりを告げました。

自傷とこの話と何が関係があるのか。
解りません。私の未熟な精神の残した結果でしょうか。
自傷はいいんです。消えない傷も沢山あり、今更やめても
「精神異常者」のレッテルは消えるわけでもありませんし
悪いこととも思っていません。
この初めての恋愛、初めての肉体関係。そしてその終末。
これもまた自分の残した結果。全て受け入れました。

でもひとつだけ。
私はこの未熟な精神のまま社会に巣立ちたくはありません。
自傷と偏った恋愛で培われ更に拍車がかかった未熟な精神を
どうにかしたいのです。
「どうしたらいいのか」なんて聞くまでもなく答えは
出てはいるのですが、まだ自分で踏み出す勇気がありません。
お願いします。
所詮インターネットの相談室に縋る愚かな者ですが
嘘でもタテマエでも構いません。私の背中を少し押してください。

長々とくだらない発言、また失礼な発言、申し訳ありませんでした。
失礼します…。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
れいんさん、こんばんわ。根本です。
ご相談ありがとうございました。

> 自分の言葉で自分の事を話してみたくて書き込みました。
> 重複した内容、大して何ともない話。
> 書き込むかどうかも悩みましたが聞いてやってください。

大した事がないように思うことって、意外に大事な話だったりします。
自分の心にとっての中核に当たる部分にくると当たり前すぎて、大した事のないように感じるものなのかもしれません。

> 軽い行き違いからよくくっついたり離れたりの私達でしたが
> ある日、つい体を許してしまい心の準備も出来ないまま付き合うことに
> なりました。初めは「こんな事はよくない」とモヤモヤした日々が
> 続きましたが更に二人の時間を過ごしていくにつれその「モヤモヤ」が
> 「嫉妬」や「愛される自信がない」などの不安に変わっていきました。

れいんさんの心の中に埋もれていた何かが顔を出し始めたのかもしれませんね。

しかし、同時にれいんさんの葛藤もまた強いことがうかがえます。
それは誠実さの現れですが、同時に何か思考に頼ってしまう癖のようなものもあるのかもしれません。

れいんさんにとって心で感じるもの、感情というものについて、どのように扱ってこられたのでしょうか?
僕にはなにか感情を抑え勝ちに生きていらっしゃるれいんさんの姿が見えるようです。
それゆえ、嫉妬や愛される自信のなさに気付いたときは驚かれたかもしれませんね。

愛される自信、どうしてれいんさんには無いのでしょう?
過去に辛い思いをしたこともあったのでしょうか。
自分に厳しく罰してしまう理由があるのでしょうか。

れいんさんの過去の経験が自分の価値を覆い隠してしまっているのかもしれません。
ならば、それを癒していくことでれいんさんの本当の価値や魅力が顔を除かせる事でしょう。

> 当然自傷するような自信のもてない恋愛依存症の私に耐えられる
> わけもなく彼女は距離をおくようになり、私はそれがまた不安で
> しつこく迫ったり自傷を繰り返し、ついに数ヶ月前
> 別れという別れもしないまま関係は途絶えました。

それは残念でしたね。
れいんさんとしては、感情に振り回されてしまったような感じなのでしょうか?

> でもひとつだけ納得できなかったのは彼女の親友への想いです。
> 彼女は今の土地に住む前は遠い都市に住んでいてその時の親友が
> 心の支えでしょう。私は私とは全く正反対の親友さんに随分嫉妬しました。

同時にたくさん自分を責められたのではないでしょうか?
その親友に劣等感を感じ、そして、自分の幼さを感じてしまったのかもしれないし、
また、絶望のようなものを感じていたのかもしれません。
彼女のこと、強い葛藤の中でも本当は好きだったのかな?という気もします。
好きな人ができれば、誰でも独り占めしたいと願います。
そんな相手に心の支えとなっている人がいたとすれば、それだけでものすごい嫉妬を持ってしまうものです。
だって、それは自分がしてあげたいことだから。

形の上での恋人だけで、本当に彼女の恋人になっていない感覚がより強い嫉妬を呼び起こしてしまったのかもしれません。

> 私はこの未熟な精神のまま社会に巣立ちたくはありません。
> 自傷と偏った恋愛で培われ更に拍車がかかった未熟な精神を
> どうにかしたいのです。

れいんさんにとっては、彼女の親友が一つの目標であり、また嫉妬の象徴なのかもしれません。
僕には今のれいんさんに必要なのは、今がどうであれ、どんな夢を描き、どんな女性になりたいか?どんな大人になりたいか?というヴィジョン・クエストのような気がします。

僕の経験から見れば18歳で本当の自立をすることは容易ではありません。
これからが本当に大人になっていくステップになるでしょう。
そこでは焦る必要はなく、今を生き、今を楽しむことが何よりも大切です。
れいんさんの文章からは、心のある部分が18歳よりもずっと成長してしまったところがあるように思えます。
表現にしても、落ち着きにしても。
それゆえ、心の中でのバランスを崩してしまうこともあるでしょう。

今を生きてみましょう。
今日を楽しんでみましょう。
そのための障害があるのならば(執着とか嫉妬とか自信の無さとか)、それを克服する一日にしてみましょう。

自分らしさを探してみませんか?

それでは、ありがとうございました。
少しでもお役に立てば幸いです。

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