自分の欠点ばかりが目に付きます。

自分の欠点に目がいってしまう、ということですが、
そうなってしまうと自分の居場所がなくなったように感じませんか？
「こんな私なんて・・・」という風に。

> 情緒不安定、優柔不断を筆頭に人と接して、それに対しての反応ができないため、（相手にどう思われるか怖いため）人を遠ざけてしまいます。気持ちしだいで自分は変われる！と何度も言い聞かせてがんばるのですが、失敗するたびに後悔と不安がつのり、前に進めません。

ゆきさんは、とても気を遣う方ですね。
自分自身の心の中でもいっぱいいっぱいなのに、そこに人に対して気を遣ってしまうと、
うまくいかなくなったとしても不思議ではないような気がします。
情緒不安定、優柔不断というのも、特に人の目を気にしてしまうところからきますよね。
そこでなんとか！と意気込んでがんばっても、心の中にどうしても気になってしまう部分が残ったままなので、無理に無理を重ねる、というかたちになってしまうんですね。
これでは悪循環です。

さて、だとしたらどうやったら前に進めるのか？というと、
まずは、ゆきさんがどうしてそんなに不安定になってしまったのか、
気を遣うようになってしまったのか、などを見つめていくといいと思いますよ。
必ずそこには、なんらかの理由がありますし、そこから自由になることも可能です。

> また、物事を軽く見てしまい、適当なことを言って後から実行できなかったりという相手に対しての責任感が欠陥しているように自分には思えます。努力を継続する気力も途中で消えてしまいます。

エネルギー不足に陥ってしまうんですね。
想像してみてくださいね。
あひるが気持ちよさそうに川を渡っています。
すーいすいと、なんとも簡単そうになめらかにすべるように泳いでいます。
でも、ご存知のように水面下では平べったい足で、一生懸命水をかいているわけですよね。
私たちの心や意識というのは、これに似た働きをします。
自分が認識できる範囲では、「私ってダメだなー」とか「もっとがんばろう」とか、
いろいろと思いますし、考えます。
でも、自分でも意識できない普段は眠っているような部分では、
もう死に物狂いで、必死でがんばり続けている・・・
こんなことが、よく起こるんですね。
そして、心の水面下で力尽きるほど頑張っていたとしたら、
どういったことが起こるのか？というと、「あれ？」というようなミスや、
「全然自分の思うように運ばないなー」とか、
ゆきさんのように気力がなくなってきてしまうんですね。

まずは、自分の心の中で一体どうゆうことが起こっているんだろう？という風に、
自分自身を見つめてあげるといいと思いますよ。

> 思えば、過去をさかのぼっても、私にはコレだ！といえるくらい頑張ったり打ち込んだ経験が思い当たりません。すべて中途半端ですごして来ました。こんな私でも、変わることはできるのでしょうか？そのためにどんなことをしたらいいのでしょうか？いつも決心だけで、行動がついていかないのです・・・。

行動がついてこないのは、心の奥底から全面的にそこにエネルギーを注入できないときなんですね。
気持ちでは「変えよう！」と思っていても、心の奥のほうでは、
「えー？やだぁ」なんて”感じている”部分が隠れていたりします。
失敗感があったり、そこに痛みなんかがあったりすると、そしてそんな感情が癒されないまま、心の中に眠っていたりすると、そうして足をひっぱってくれたりします。

ゆきさんの中の、いいところに目を向けて見ましょう。
こんな私でも、ここはＯＫと思えるようなところを伸ばしていくほうが、
欠点を直そうとするより、はるかに簡単です。
心理学講座なんかも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そして、コミュニケーションを通じて、自分をもっと知ろうとしてあげてください。
誰かに自分に対して感じることや、思うことを話してもらう、
実はこれが、私たちが自分を知る一番の方法なんです。
ひとりで頑張ろうとしないでくださいね。
誰かに支えてもらいながらでも、歩いていこう、そう思えたときに、
私たちは変わっていけます。
応援していますね。