イライラ・・・

相談者名
ノア
初めまして21歳の女性です。
今回相談したいことは、イライラについてです。
普段は感情のコントロールは上手くしている方だと、思います。
・・・ですが、一定の許容量を超えてしまうとイライラが高じて感情が爆発してしまうのでどうにかしなければと思っています。
色々気分転換を図ったりするのですが、それすら上手くいかないとアムカをしたくてたまらなくなります。
以前アムカはしていたのですが、感情が暴発したときに深く切ってしまい怖くなってしなくなっていたのですが・・・。
アムカをするときは、私が悪い・消えなきゃ・死ななきゃと思ってしまいます、自分が悪い・悪くないにかかわらず。
このままだと以前のように腕を切るようになりそうで不安です。
私の家では老犬を飼っているのですが、その犬が呆けていて一日中吠えていて最初は優しくできるのに、何をやっても彼(犬)が納得してくれないとご近所にうるさいから静かにしなきゃ・何でこんなにやっても・・と感情が爆発します。
爆発すると自分でも異常なんじゃないかと思うほど叫んだり・泣いたりします・・・自分の勝手でやっているのにです。
優しく接してあげられるようになりたいのですが・・。
人対人のカウンセリングの場でこの様な相談をして申し訳ないです。
お力を貸していただけるようお願いします。
カウンセラー
田村厚志
ノアさん、こんにちは。
田村と申します。
よろしくお願いいたします。ご相談拝見しました。
感情は、コントロールしたくても、感じてしまうものですから、
うまくいかないことのほうが実は多いです。一般的に言われる、感情のコントロール、ということに
ついては、ほとんどの場合、感情を抑圧する方法のことを
意味します。

感情は抑えれば抑えるほど、いつかは爆発するものですし、
また、感情を爆発させたあと感じるのは罪悪感ばかり、という
ことが僕たちはほとんどです。

そんな中で生きてこられていたとしたら、つらくて仕方なかった
でしょう。

頑張ったんですね。

アームカットをしたくなる、ということですが、一般的には、
自傷行為の裏側にある心理には、大きく分けて3種類ほどあ
ります。

僕たちは、心で感じていることと、外の世界を一致させたい
という願望がありますから、心で痛みを感じているけれど、
その痛みを感じられない、というときに、体を傷つける、という
ことがひとつ。

そして、もうひとつは、体を傷つけたときに流れる血の暖かさ
を感じて、心で感じている、人肌が恋しい、というような感覚を
満たすということが二つ目。

最後に、日常的に「死んだような感じ」を感じている人が、
自分が生きている、ということを痛みを感じたり、血がなが
れることによって確認しようとすることが3つめ。

どれにも共通するのは、孤独感ばかりです。

あなたにとって、この3つについて、どれかに当てはまるか、
あるいはどれにも当てはまらない、としても、この腕を切り
たくなる感覚があるということは、僕は、それだけ、今、
あなたが孤独で、あんまり生きている気がしないのかなぁと
思うわけですが、それはあまりにつらいのは当たり前でしょう。

僕たち人間は、そんなときに、誰かにやさしく出来るものなのか?
とても難しいと思います。

あなたが本当に、誰かに(それが誰であっても)やさしくしたい
と思われるのなら、まず、あなたが楽になる必要があると
思います。

ご自分のケアをまず、考えてあげてください。
感情をコントロールする一番の方法は、そのとき感じた感情を
十分に感じきってあげて、心からリリースする方法です。

でも、きっと、あなたにとって、あなたの心の中で感じている
ことを敏感に感じ取ってくれたりする人がいなかったのかもし
れませんね。

ケアしてあげてほしいと思います。

カウンセリングなども使ってみてください。
何回かけてもただのカウンセラーもいますので。

犬は、飼い主の感情や、血縁関係までもにおいで分けるといい
ますから、彼は、あなたの心の中の感情を、どこかでかぎ分けて
いるのかもしれません。

あなた自身がいっぱいいっぱいなのに、優しく接したい、と
言われるあなたは、本当におやさしいと思います。

あなたが誰かに優しくされる、それもまたいいかと思います。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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