自分がわからなくなる

躁鬱状態や、過食やリストカット、パニック生涯など、
心が安定せず、苦しみながらも、親から自立しなければ・・・と、
読書や英検、エアロビクス、マラソン、資格、デイケアなど、
いろんなことにチャレンジしたいと考えているんですね。

そして、家族みんなで、食事をすることがない、そこに一番寂しさを、
感じているんですね。みんなで楽しく食事がしたいと、ＹＲさんが一番
したいことが、この部分ですね。

親から自立をしたいと考えているようなのですが、これだけの状態で、
ありながら、ポスター貼りのアルバイトをしているだけで、すばらしいと
思いましたよ。そんな自分を認めてあげてほしいと思いました。

親から自立をするときに、大切なことは、自分が親の、何か手助けを、
することができることなんです。

親の手助けができる度合いが多ければ多いほど、自立の度合いも上がって
いきます。

親の手助けが出来れば、仕事に就いて、上司や経営者の手助けが楽に
できるからです。

ですから、親に何か手助けをしてあげることを目標にしてみては
いかがかと思います。

具体的には、メールの最後に、ご家族での食事の場面のことが、
書かれていましたが、自分が気になるところ＝手助けができるところ
だととらえてみるとよいと思います。

今、家族で食事をするときに、寂しい思いをされているということでしたが、
ＹＲさんが、寂しい気持ちを感じているのであれば、きっと、ご両親も、
表面的に、もしくは、内面的に、寂しさを感じていることと思うんです。

家族がみんなで楽しく食事ができるように、ＹＲさんが、手助けしてみると、
よいと思いますよ。

食事のときに、家族が少しでも楽しめるように、自分から楽しい気分で、
そこにいるだけでもいいでしょうし、話をしてみてもよいでしょう。

食事をつくるときに、お手伝いをしてもよいでしょうし、
食材を買ってくるとか、自分が何か一品でもつくるのも楽しいかも、
しれません。

食事の準備を手伝ったり、食事のときに、何かみんなが楽しめる雰囲気を
つくったり、食卓に自分で買った花を飾ってもいいですね。

後片付けや皿洗いをすることもできます。

まずは、ＹＲさんにとって、簡単にできそうなところからやってみると
いいと思いますよ。

その他には、無料カウンセリングでよいので、話を聴いてもらうというのも
おすすめします。それは、ＹＲさんのいろんな気持ちを、
聴いてもらうだけでも、ＹＲさんの気持ちは整理されますし、
何ができそうで、何から手をつけてけばよいのかが、
心の奥から腑に落ちる形で、見えてくると思うからです。

家族が楽しい気分で過ごせて、ＹＲさんの心にやすらぎが訪れるように、
祈っていますね。

清水三季央