激しい女性嫌いなんです。

相談者名
はじめまして。自分は高校生(女)です。

単刀直入ですが、自分はどうしても女性が嫌いで、日々学校や私生活の場でストレスを感じています。
「女性が嫌い」と言うよりは、「女性の体が嫌い」なのかもしれません。
学校で女子生徒が短いスカートで歩いている姿なんかを見ると、その度に言い表せないくらいの嫌悪感を感じてしまします。表現は失礼ですが、どうしても「気持ち悪い」と感じてしまい実際に吐き気がする程です。これは物心ついた時からでした。
※感覚的には、人がゴキブリやナメクジを目の当たりにした時の様な生理的嫌悪感です。
別に男好きなわけでもないし、女性の性格が嫌いなわけでもありません。ただ、その女性の造形的部分が受付けられなくて、毎日学校からストレスだけ大量にためて家に帰ってきます。

もちろん、そんな女性の体を持っている自分も許せず、ストレスの原因のひとつです。上記の内容を親に話したこともあるのですが、「それは私が産んだ体なのに…」と言われてしまって、それ以上相談できません。両親にもらった体が好きになれないのが、本当に申し訳ないと思って。

さらにその女性嫌いに関係があってか無しか、自分で自分のことを女性であると元々自覚できないでいます。しかし、性同一性障害(自分は完全に男だ!)というそこまでの感覚もありません。ただ、自分の中の6~7割くらいは男性だと感じています。いつも女子生徒に異常に好かれ、軽いストーカーやかなりの束縛を受けたこともありました。

加えて女性視されると本当に腹が立つんです。ある時「女の子は腰を冷やしちゃいけないのよ」と言われただけですごくショックを受けて、思わず涙が出てきました。心配してくれているのは分かっているんです…。

この年齢になって、女性として見られることも、学校の男女区分で、女だらけの中で作業させられることも多くなり、もう耐えられそうにないんです。

文章がまとまらなくて申し訳ありません。でも身近な相談できる相手が、毎日顔をあわせる女性しかいなくて、まさかその女性に対して「嫌い」なんて言えたものでもないので、自分はどうすればいいのか、相談に乗ってください。

カウンセラー
赤松わこ
Rさん初めまして、ご相談ありがとうございます。
担当させて頂きます、赤松わこと申します。
どうぞよろしくお願いしますね。

ご相談を読ませて頂いて、まず最初に感じたのは、Rさんは
「真面目でとっても優しい人なんだなぁ」ってことでした^^
その理由はね・・・自分の悩みを、身近な信頼出来る人(女性)に
話すと、相手を心配させたり困らせてしまって、「申し訳ない」
って思ってしまうRさんがいるから。ずいぶん悩んだんでしょうね。
相談するのも勇気がいったでしょう。思い切って相談をしてくれて、
本当にありがとう。

女性と言うか女性の体に対して、どうしても我慢できないほどの嫌悪感
を感じるんですね・・・学校では女子は女子ばかりで、行動する事が増えて
毎日が苦痛なんですね。毎日が苦痛って言うのは、本当に辛いですね。

>言い表せないくらいの嫌悪感を感じてしまします。表現は失礼ですが、
どうしても「気持ち悪い」と感じてしまい実際に吐き気がする程です。
これは物心ついた時からでした。生理的嫌悪感です。

思春期に成長の過程で、性的なことや自分の体の変化に、抵抗を感じる
ことはよくあることなんですね。でもRさんは「物心ついた頃から」と、
書かれていますね。Rさんがこんな風に感じるようになったのは、いつ頃
からだったのでしょうね?ずいぶんと小さな頃からのようですね。
だとすると・・・上で書いたような理由ではないようですね。
自分自身への、女性としての違和感も、周りの女性達と接することに、
苦痛を感じるのも、私にはやはり同じ感覚のように感じます。

Rさんが感じている、『生理的嫌悪感』ってどんなものなんでしょうね?
これだ!と説明出来る理由はないが、感覚的に受け入れられない、そんな
感じかな?Rさんは「ゴキブリやナメクジを目の当たりにしたような」
と書かれていましたね。でもね、人がゴキブリやナメクジを嫌うのには、
チャンと理由があるんですよ。それは何かと言うと『怖れ』なんです。
ゴキブリやナメクジが怖いってことなんですね。
あんなに小さな生き物なのに、人は「何かされるんじゃないか」とか、
「攻撃されるんじゃないか」って、心の中でビクビクして怖がっているんです。

Rさんの『生理的嫌悪感』が、同じように『怖れ』からくるものだとしても、
当時のRさんは小さな女の子だったので、あなた自身のことではないでしょうね。
だとするとその生理的嫌悪感を感じる為には、他に誰かが必要なんですね。
じゃあその女性って誰だったんだろう???私はそう考えたんですね。
その女性がもしかすると『とっても怖い思いをしていた』、その時の怖さが
小さなRさんにも感じられたんじゃないだろうか?子供は大人の何倍も、
鋭い感覚を持っているので、理屈では分からなくても感情や感覚は、
ストレートに受け取ってしまうんですね。

今のRさんの記億には、残っていないかも知れないけれど、ずっと昔に強烈な
印象を残した出来事があったように感じるんですね。人はあまりに強烈過ぎる
出来事は、なかったことにして『封印』してしまうこともあるんです。
だからRさん自身、全然記億にないとしてもおかしくないし、もし何かを覚えて
いたとしても、「このことと今の自分の悩みがつながっているなんて!」と、
思うような場合も沢山あるんですよ。
それを突き止めるには、心の奥の奥にある記億を手繰り寄せてみないと、
Rさんに納得がいくような、確かなことはお伝え出来ないんです。
それにはRさんが書いて下さった内容だけでは、難しい気がします。

原因がどうであれRさんが、今の生活に大変な苦痛を感じているのだから、
どうにかして楽になってもらいたいなと思います。
Rさんがもっと楽に、そしてもっと楽しい毎日が送れるように、私達
カウンセラーにお手伝いさせてもらえませんか?
よかったらお電話で、もう少し詳しいお話を聞かせて頂けたら嬉しいです。
遠慮なくいつでもご相談下さいね。お待ちしております。
ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。