穏やかな人になりたい

相談者名
ぱるむ
はじめまして!
いつもHP拝見させてもらってます。

このサイトの自信をつけるエクササイズや
人に与えることを実践してみて、
以前より自分の気持ちを伝えられたり、
発言に自信を持てたり、人が喜んでくれるのが嬉しくなったり、
人目を気にしすぎないようになれたりして、
「生き易い生き方」に近づけたと思うんですが、

自信がついてきて今度は以前の自分の様な
人(愛想が無かったり、ありがとう、ごめんなさいがキチンと
言えなかったり、仕事面等で気の利かない人)
を見てイライラしたり、ダメな奴と思う様な過信に似た気持ちが
表面に出てきた様な気がします。

その人達も自分と同じ様に誰かの言葉や態度で傷ついて、
心を鎧で覆ってしまっているのかもしれないのに・・・。

色んな人と接してきて、
自分がこの人と一緒にいたいと思ったり
一緒にいて落ち着く人は、
面白い人や凄い人でもなくて穏やかな人だと思うようになりました。

何か自分にメリットのあることをしてくれたり、
爆笑せてくれたり、大きな感動を与えてくれるわけじゃないけど、
一緒にいて、見ていてニコリと微笑んでしまうような人、

そういう人に自分もなれて、人に穏やかな心を与えれたり、
自分の心の中もイライラせずに穏やかに保っていられるには
どうすればいいんでしょうか。

抽象的な質問ですいませんが、よろしくお願いします。

カウンセラー
中村季代乃
ぱるむさんこんにちは。
今回担当させていただきます中村季代乃です。
どうぞよろしくお願いします。

ぱるむさんは今以前ぱるむさんご自身が取っていらっしゃった行動を取って
いる方を見てイライラしていらっしゃるんですね。
もしかしたら、許せないという感覚や感情が出て来ていらっしゃるのかもし
れません。
しかしぱるむさんはそのイライラする感覚をどうにか笑顔に変えていきたい
という気持ちを強く持っていらっしゃるのが頂いたご相談内容からも強く伝
わってきました。
それって、本当に素敵ですばらしい事だと思います。
エクササイズ等カウンセリングサービスのHPをいつもお読み頂きましてあ
りがとうございます。
前向きで向上心のあるぱるむさんの気持ちが今以上に晴れやかになるお手伝
いをさせて頂きたい気持ちでいっぱいです。
そして、今回のご相談を切っ掛けにより素敵な毎日を送っていただければと
思っています。

さて、イライラする気持ちについて少しお話させて頂きますね。
私たちカウンセリングサービスでお伝えしている中で『怒りは感情の蓋』と
いう言葉があります。
イライラする感覚や感情の下には私たちが本当に想っている事や感じている
事が実は隠されていたりするんですね。
そしてぱるむさんより頂戴しましたご相談内容から察するに、今ぱるむさん
にとっての今チャレンジする事のテーマという物が見えてきたりもするんで
すね。
愛想が無かったり、ありがとう、ごめんなさいがキチンと言えなかったり、
仕事面等で気の利かない行動というのは、お伝えいただいているように以前
ぱるむさんが取っていらっしゃった行動だったかと思います。
その行動を取られている方を見るとどうしても以前自分自身が取っていた行
動を思い出してしまわれるのかもでしません。
そしてそういう過去の行動をとられている方を見て以前の自分をどこかで責
めていらっしゃるように感じました。
『あの時は何故あんな事をしてしまっていたんだろう?』ともしかして過去
の自分に対してどこか怒っていらっしゃるかもしれません。

私たちは自分自身の成長へのプロセスを進めていく時、過去やってしまった
事に対して反省をしたり、はたまた何故あの時ああいう風な行動をしてしま
ったのかと過去の自分へ怒りを感じてしまう事があります。
頭では、当時は仕方なかったのかなと思うんですが心の方がどこかで納得い
かなくなる事があるんですね。

そういう気持ちや感覚が出て来た時に出てくる次へのステップに繋がるテー
マが『許す』ということなんですね。

自分自身が過去やってしまった事を許し、それを踏まえて今自分が出来る事
ってなんだろう?と思いながら日々を過ごす事をチャレンジする時期なのか
もしれません。
許すという事は一言で表現する事はとても難しい事ですがあえて言葉として
表現するとすれば『あの時の自分にとってベストを尽くしてたじゃないか』
と過去の自分の行動をある意味で受け入れる事かもしれません。
受け入れるという行動は私たちにとってとっても難しい作業の一つでもあり
ます。

そこでぱるむさんに提案です。
イライラの原因について向き合う作業を私たちカウンセラーと一緒にやって
みませんか、という事です。
何故私たちカウンセラーと一緒にという提案をしたかといいますと、独りで
向き合う事もとてもすばらしい事です。
しかし、独りでチャレンジする事以上に自分以外の誰かと一緒にそのテーマ
を見つめていくという作業の中でぱるむさんご自身にイライラを抜け出すヒ
ントが隠されているようにも感じました。

今までもとても前向きにご自身が楽になる為のチャレンジをされてきたぱる
むさんです。
だからこそ私たちカウンセラーは応援したいという気持ちでいっぱいなんで
すね。

良かったらぱるむさんが今抱えていらっしゃるイライラから抜け出せるお手
伝いをさせてくださいね。

ぱるむさんにとって、今のイライラした気持ちがすっと楽になれるヒントと
なれば幸いです。

ご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました