要領が悪すぎ

ご自分の物事の取り組み方について、随分困っていらっしゃるようですね。
はんなさんは仕事に対してもっと情熱的に取り組みたいと
感じていらっしゃるんだなぁと思いました。
しかし、いまいちモチベーションが上がらず集中できない状況なんですよね。

人は好きなことや興味のあることは、それに没頭して夢中になれます。
時間が立つのも思わず忘れてしまうぐらい自然に集中できるものです。

本来は仕事もそう取り組むことができるのが理想ですが、自分が好きなこと
をビジネスとしてやっていかない限り、雇われて働く以上は、
苦手な仕事というのは少なからず回ってきます。
そのときは、さすがに積極的に取り組む気持ちにはなれないものですよね。
そういう場合は、自分でその仕事を達成するために目標を作ったり、
完了したときには自分にご褒美を用意する等して、やる気を出したり
集中してやれる環境を作ってあげることが大切だと思います。

しかし、メールを拝見する限り、はんなさんの場合は、
単純に苦手意識が問題となっているわけではないように思います。
どの仕事をしても集中力がなくてやっていけないかもと自信をなくして
いらっしゃいますね。
おそらく、はんなさんのやる気や集中力のなさはそこが原因に
なっていると思うのです。

仕事中に、職場の器用な人と自分を比べて落ち込むことは多いですか。
やる気や集中力に欠けているだろうと仕事中に常に思っていませんか。
職場の皆の優しくされるたびに自分を責めていませんか。
職場にいる間、どのくらいの時間を自分を攻撃することに使っていますか。

職場にいる間は、はんなさんの意識はどことなく常に自分のダメさ加減
（自己嫌悪）を感じていると思います。
その自己嫌悪は、口の中にできた口内炎のようなものです。
触るたびに痛みを感じて、常に意識から抜けないし、
お食事も集中して心から味わうことはできないでしょう。

つまり、はんなさんが集中できないのは、仕事をするときは、
エネルギーを自分を責めることに使ってしまっているので、
仕事に集中するエネルギーが足りなくなっているのですね。

そして、自分を責めることはあまりにもしんどいので、
行き詰った心は自然に楽しさを求めて解放される方向に向かいます。
それでバランスを取ろうとしているのです。

どうぞ、楽しい昔を考えてしまう自分をいけないと思わないでくださいね。
はんなさんの心が、はんなさんを守るために辿った自然な方法なのです。

なので、はんなさんがこの状況を改善したいと思われるのであれば、
この自己嫌悪を癒すことをお勧めします。

よかったらいつでもお手伝いさせてくださいね。
はんなさんが情熱を持って仕事に取り組めるように応援しています。

今回のご相談ありがとうございました。