憂鬱のループから抜け出したい

相談者名
ハムスター
はじめまして。ハムスターといいます。21歳女、大学4年生です。
私は元々考え込みやすく、傷つきやすい性格ですが、何日もすれば忘れて立ち直ることができる能天気なところもあり、それが私の長所だと思っていました。
ところが、ここ最近ずっと憂鬱のループから抜け出すことができません。半年ほどはこのような状態かと思います。何もやる気が出ず、興味もわきません。色々と趣味があったはずなのに、「何もしたくない」という気持ちが強く、虚しいです。人と会って話をするのも億劫です。自己嫌悪が酷く自傷してしまうこともあります。

私なりにこうなってしまった原因を考えてみるのですが、特に思いあたりません。
ただ、大学に入ってから何だか上手くいかないことが多いような気がします。以前やっていたバイトでは仕事を要領よくこなせず、そのせいでお客様に怒られてしまったり、スタッフ間の人間関係もあまり良くありませんでした。あまりにも何もできない自分に失望していたところ、親に自分に自信をつけるために新しいことにチャレンジしてみたらと言われ、自動車教習所に通いましたがここでも失敗続きで相当期間ギリギリ、しかもお情けみたいな感じで免許を取りました。なのでせっかく免許を取ったけど全く運転できていません。両親は私に運転してほしいんでしょうけどね・・・

昔から絵を描くことが好きで、大学も美術大学に入りました。つらいことがあっても、そうやって好きなことをしてどうにか心のバランスを取っていました。将来は漫画家になりたいとけっこう真剣に考えていて、実際投稿や持ち込みもしていました。が、親にきっぱりと反対されてしまい(ふつうそこで諦めてはいけないと思うのですが、どうも心が弱っていて反論できませんでした。)就活することを決意しました。
そのころから絵を描いたり、趣味に打ち込むことへの興味がなくなり始め、結局就活にも身が入らず、内定のない夏を迎えてしまいました。
今は無気力ですが、本当は心の奥底では絵を描きたいと思っているのです。一度は諦めましたが、できればまた漫画も描きたいと思っています。だけどアイデアが湧かず気力も追いつかないという状態です。生きるエネルギーを取り戻したいです。

カウンセラー
高井さゆ
ハムスターさん、はじめまして。
今回、回答を担当させて頂きます、高井さゆと申します。
どうぞ宜しくお願いいたします。

ご相談を拝見して、私が一番強く感じたことがありました。
それは、「ハムスターさんは絵を描くのが大好きなんだ!」
そして、その大好きな絵で、「漫画家になりたいんだな!」
ということでした。

おそらくハムスターさんは、なぜ今、自分が無気力なのか、
心の奥底では気づいてらっしゃるような気がしました。

それは、「絵を描いていないから」、ではないでしょうか。

私たち人間は、自分が大好きなことを止めようとするとき、
好き!という気持ちを抑えるためだけに、
ものすごくエネルギー(生きる力)を使います。

“好き!”という気持ちを抑えることは、とても大変なことなのです。
なぜなら、好き!というエネルギーそのものが大変強いものなので、
抑えるには、更にもっと強いエネルギーが必要になるからです。

好きの気持ちを抑えてるだけでエネルギーをとても消耗しますから、
好き!を抑えているときというのは、
スポーツなど物理的に運動したわけじゃないのに、すごく疲れます。
気力が奪われていき、何もしたくない気分になります。
ハムスターさんは今、気力が湧かなくて何もできないのではなく、
すでに毎日、好き!を抑えることにエネルギーを費やしており、
とても疲れているのです。

それはまるで、井戸の水が枯渇してしまったかのようです。
今、ハムスターさんの生きるエネルギーは枯渇していて、
その結果、無気力だと感じられているのではないかと思います。

一方で、好きなことをしているときというのは、
例えば、お腹が空いてることが気にならなかったり、
睡眠時間がいつもより短くても、疲れなかったりします。
ハムスターさんも、絵を描かれたり、漫画を描いているときに
こういった経験をされたことがあるのではないでしょうか?

好きなことをしているときは、それこそ無限のエネルギーが
湧いてきます。不思議と、疲れないのです。
それくらい、“好き!”が持つエネルギーは強力です。

それはまるで、井戸の水が絶えず湧き続けている状態です。
好きなことに取り組んでいると、エネルギーを使いながらも
それ以上のエネルギーが湧き続けます。
だから疲れないし、やり続けることができます。

ハムスターさんは、絵を描いたり、漫画を描いたり、
趣味に打ち込んだりすることで、エネルギーが湧いていました。
ハムスターさんはこう書いてくださっています。
「好きなことをしてどうにか心のバランスを取っていました。」
つらいことがあっても、上手くいかないことがあっても、
好きなことをしてエネルギーを充填することで
心のバランスを取った=立ち直ってこられたのだと思います。

ところが今は、そのエネルギーの素である絵や漫画を止めようと、
止めることにとてもがんばっておられます。
井戸の例えを用いれば、毎日の生活でどんどん水は使うけれど
一方で井戸に新たな水は湧いていない状態です。
(水=生きるエネルギー、です。)
つまり、現状だと、生活すればするほど水はなくなっていくだけ、
ハムスターさんのエネルギーは枯渇していく一方です。

おそらく、ご両親に漫画家の道を反対されたころから、
ハムスターさんのエネルギーは枯渇していったのではないでしょうか。

また、本来、好きという気持ちは
止めようとして止められるものではありません。

ハムスターさんも、このことを感じておられませんか?
だからこそ、
「本当は心の奥底では絵を描きたいと思っているのです。」
「一度は諦めましたが、できればまた漫画も描きたいと思っています。」
ということを書いてくださったのだと、私は思いました。

好きなものは好き!なんですよね。

「私は絵が好き!絵が描きたい!」
「私はやっぱり、漫画を描いていきたい!」

こう宣言してしまうと、ご両親の反対をはじめ、いろんな壁が
あるように感じてしまわれるかもしれません。

しかし例えば、ハムスターさんが絵の道へ進む!と決めると、
実は、ご両親は反対し続けることはできません。
ご両親が反対するのは、
「絵の道ではハムスターさんは幸せになれない」と
“思い込んでいる”可能性が高いからです。
ご両親の望みは、ハムスターさんが幸せになることです。
例えば、ハムスターさんがキラキラした笑顔で、
「大変な道かもしれない、でも私は絵を描いているときが
一番幸せなの!それを仕事にすることも、諦めたくない!」
というようなことを伝えられることができたとしたら、
もうご両親には反対する理由がなくなってしまうのです。

話は変わりますが、
ハムスターさんは美術大学に入られてますよね。
美大に入るには、学科試験もあれば、実技試験もあり
倍率も高くて、それは大変な受験だったと思います。
でも、ハムスターさんは、「絵が好き!」という気持ちで
見事に合格を勝ち取られました。
また、漫画の投稿や持ち込み、特に持ち込みですが、
とても勇気の要る行動だったと思います。
行動するって、言うのは簡単ですが、実行するのは
大変なことなんですよね。
でも、やはりハムスターさんは、「漫画を描きたい!」
という強い気持ちで具体的な行動をされたのだと思います。
どちらも、とても素晴らしく、とてもすごいことです。

それくらい、絵も、漫画も、大好き!なのではないでしょうか?

私は今回、
たまたまハムスターさんへの回答を担当させて頂きました。
ハムスターさんとご縁をいただいたのは初めてですから
ハムスターさんからしたら私は遠い存在だと思います。
そんな私ですら、ご相談を拝見しただけで、
とてもハムスターさんを応援したい気持ちでいっぱいになりました。
それくらい、ご相談から、絵が好きだということが伝わってきます。
絵の道を閉ざしてしまうのはもったいない!
いま漫画家の道を諦めるには、もったいなさすぎる!
そう思いながら、今回、回答を書かせていただきました。

絵を描いていきたい!をいう気持ちを、
絵が好きなんだ!という気持ちを、
止めるのではなく、解放することができたとしたら。
ハムスターさんは憂鬱のループから抜け出し、
たとえ困難があったとしても、きっとそれすら前向きに悩み
乗り越えていける、と私は思いました。
本当に心から、応援しています!

今回の回答でわからないところがあったり、
例えば、もっと具体的に、
両親にはどんなタイミングで何て言ったらいいのか、等
思うことがありましたら、初回の相談は無料となっておりますので
ぜひお電話いただけましたら、と思います。

この度はご相談頂き、本当にありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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