私服を見られたくないという思いが強い

Ｋさんは、自動車学校に通われるのですね。
車の免許を取得されるのですね？
車の運転が出来ると、行動範囲が広がり楽しみですね。

さて、しかしながらＫさんは、その自動車学校に行く時の私服を同じ高校の人たちに見られたくないのですね。

>私服を見られダサいと思われるんじゃないかとか笑われるんじゃないかと思うだけで吐き気や動機がして休んでしまいました。

ダサい、笑われる、そう思うだけで吐き気や動機がして休んでしまうほど、私服姿を見られたくない、と強く思っていらっしゃるのですね。
では、制服姿のＫさんだったら、なんの気負いもなくお友達と接したり、同じ学校の人に見られても、違和感はないのかな？

> もちろん笑われたりしないし服もお店の人に選んでもらったのでダサくはないと思うので大丈夫と自分に言い聞かせたのに普段見ない私の私服を見られるというのを考えるだけでさっき言った症状になってしまいました。

お店の人に服を選んでもらったのに、その服装を見られたくない、というのは、本当はＫさんは何を見られたくないのでしょう？
“普段見ない私の私服”　言い換えると　“普段見せない素の私”　をどう感じますか？

制服というのは、学校や社会・チームなどに所属していて、着用されているように定められているユニフォーム、と定義できるかと思うのですが、その反対が私服ということになるかと思います。
みんなが同じ服装の制服と言えばどんなイメージが湧きますか？
人それぞれだとは思いますが、規則・支配・所属・安心・義務などでしょうか。
では、私服のイメージは？
自由・個性・自然体・責任・権利などかな。
Ｋさんなりのイメージをしてみて下さいね。

そのイメージから、Ｋさんが更に抱くイメージ。
例えば、私服→自由　と、イメージしたとしたら、「自由な私」をどう感じるでしょうか？
私服→個性　と、イメージしたら、「個性的な私」をどう感じますか？
心地よく感じますか？それとも恥ずかしい感じがしますか？もしかしたら、隠したくなるかもしれませんね。

Ｋさんが、見られたくないのは私服ではないかもしれません。
“自分を表現するのが恥ずかしい”　のかもしれないし　“こんな私は同じ学校の人には見せられない”　と思うほどご自身の何かをひどく嫌っているのかもしれません。

よければ、私たちにお話を聞かせてください。
ご自身の内面を見つめてゆくことによって、本当の問題が明らかになってゆきます。
それは、自分も認めることかもしれないし、解放したり、受け入れてゆくことかもしれません。
そして、それが出来ると不思議ですが、自然と自分の好きなファッション・スタイル、誰に見られても自分が心地よくいられる私服に、ご自身でＯＫを出すことが出来るようになるでしょう。
セクシーな服装が好きな人もいれば、カジュアルな服装が好きな人もいます。
どれを選ぶのも自由だし、その人の好みです。

Ｋさんが、おしゃれを楽しみ、イキイキと過ごされることを願っています。
ご相談ありがとうございました。