せっかくの二度とない機会が失敗で終わることが多い

相談者名
ゆみ
もう二度と会うことがないような人に会う機会があっても(恩師、憧れの有名人など)、その時に肝心なことを話せなかったり、あれを言うべきだったのに…あれを聞くべきだったのに…と後から思いついたりして、せっかくのチャンスを逃して後悔することがとても多いです。

突然会って準備ができていない状態ならわかりますが、事前に会う日時もわかっているのにです。その度にとても深く落ち込み、せっかくのチャンスだったのに…なんでいつも同じ失敗を…と、自分を責めて泣いてしまいます。

昔から話すのが苦手、緊張しやすい、会うことでいっぱいで気持ちに余裕がない、言うこと聞きたいことを前日までに落ち着いて考えてメモしておけばよいのに出来ていない、いつも詰めが甘い、などが原因だと思いますが…。

最近も、もう会うことは難しい方にお会いする機会や、滅多にない素敵な機会がありましたが、本当なら素晴らしい喜びの時間で終わるはずが、まさかまた心残りとなり、何日も後悔することになり、とても辛いです。

カウンセラー
中村季代乃
ゆみさん、こんにちは。
今回担当させて頂きます中村季代乃と申します。
どうぞ宜しくお願いいたします。

ゆみさんは、今せっかくの二度とない機会が失敗で終わることが多いという事でお悩みなんですね。

ゆみさんより頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、本当に今とてもその機会を逃した事に対してとても後悔する気持ちでいっぱいだという事がとても伝わってきました。

そして、その失敗した事に対してゆみさんご自身を「どうしてあの機会を逃してしまったの」と責めてしまっていらっしゃるようにも感じました。

その気持ちってとっても辛くてしんどい感覚ですよね。

この機会を逃すものかと想えば想う程その時の失敗は時間が経っても消える事無く心に残ってしまう事もあったかもしれません。

ゆみさんがこれからここぞという機会にその機会をつかみ取るきっかけを作るお手伝いが出来ればと想っております。

それでは私の感じた事をお伝えいたしますね。

私達は多かれ少なかれチャンスを逃してしまった時、とても後悔したり悔しい想いをする事があります。

しかし、その時の後悔したり悔しい想いをする気持ちを見てみると、そのチャンスは自分自身がとても心待ちにしていたり大切にしてた想いのバロメーターだったりします。

ゆみさんが、その機会を得るチャンスが着た時、目の前にある大切な人や物事がゆみさんにとってとても大切な人や物事であったんだなと、ご相談内容からとても強く伝わってきました。

だからこそ、今まで失敗してきた事に対して、ゆみさんご自身がどれくらいの大切な想いを持っていたかという事を、一度じっくりと感じてみてくださいね。

そして、その感じた気持ちをじっくり味わいって、その場にいれた事に対して「良かったな」と感じてみる事が大切なのかな、と感じました。

何故なら、私達は失敗した事に対してネガティブな気持ちを持ち続けると、同じような事象が目の前にやってきた時に

「また失敗してしまうかもしれない」

とオートマテックに感じ無意識に心が身構えてしまいがちになってしまう場合があります。

だからこそ、今まで体験してきたチャンスを逃してしまった失敗した感覚とセットであるチャンスに遭遇できたという「良かった事」にも意識をフォーカスして頂きたいのです。

「良かった事」に意識をフォーカスすると、同じような機会に恵まれた時

「また良い事が起こるかもしれない」

とオートマテックに心が良い事を受け取るモードに変化します。

そうする事で、いただいた良い機会に対してポジティブに捉える事が出来、リラックスした状態でその場を楽しめるようになってきます。

そして、伝えたい事が伝え易い感覚が自然と出てき易くなってきます。

ゆみさんにとって、その真っすぐで純粋な想いを大切な人に伝えられる一つのきっかけとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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