自分の気持ちがまとまりません。

切ないですね。
精神的に大変だった彼を見捨てず支えてきたももさんは、
とても優しくて、かなり我慢強い方なのだと思います。
だからこそ、彼も何かも許してそばにいてほしいと思うでしょうし、
Yさんがあなたを好きになるのでしょうね。

素敵な女性であれば、誰もそう感じますし、
多くの男性が、お付き合いしたいと名乗りをあげてきます。
だから、魅力的な人であればあるほど、
その交通整理の術も身につけられておくとよいでしょう(^^)

基本的には、ももさんが一番魅力を感じる人を選び、
その方とお付き合いすれば、よいという話なんですが、
それがわからなくて、お困りなのですね。
こういうケースの場合、具体的な提案としては、
まず、お一人に戻ることをおすすめします。

お二人と別れろって話ではないですよ～。
まずは物理的、精神的に独立してみるということなんですね。
あなたが実家でも(別な中立な友達の家にしばらく暮らさせてもらう、
要はしばらく一人になれる場所をみつけてみましょうという話です)
に暮らして、今の彼もYさんもお友達という状態にして付き合ったまま、
ももさんの気持ちが決まるまで待ってもらってみてはという話なんです。

まず、今の彼とまだ一緒に暮らしていらっしゃるということは、
毎日顔をみているわけですよね。
その慣れたものを手放すって、とっても勇気がいります。
ましてや数年暮らしてきて、情も移っていますから、
彼に対して母親的な愛情も感じていらっしゃるのではないでしょうか?
私がいなくなったら、この子は一人でやっていけるのかしらって感覚です。

また、一方でYさんに対しては、
逆にもっともっと仲良くなりたくても、何かかとどめているのでは。
もっと仲良くなっても、自分をもっとよく知られてしまうと、
だんだん愛もさめてきてきてしまったり、
今はみえてない相手のイヤな面がみえてくるのではないだろうかとか。
例えば、もし、今の彼とのなれそめが、
同じようにらぶらぶなところからのスタートであれば、なおさら怖く感じます。
前の彼とも同じようにもりあがって恋が始まったけれど、
今はこうやって別れ話してるし、この人ともそうなってしまったら・・・というよう
な感じです。

そして、現在のように、今の彼にものたりなさを感じたから、
Yさんに乗り換えをしてしまうと、将来的には、もう一つの感覚がうまれるかもしれ
ません。
それは、Yさんから自分もいつか乗り換えられてしまうのではないかという恐れで
す。
だから、Yさんに飽きられないようにとってもいい彼女を演じて疲れてしまうかもし
れません。

私の提案は、それを予防するためにも、
短くて一週間でもよいので、
誰ともつきあってないフリーな状態に戻られることをオススメする訳です。
要は大事なのは、今の彼のよいところ悪いところ、Yさんのよいところと悪いところ
を
ももさんがある程度わかった状態で、落ち着いて好きな方を選んで欲しいんですね。

なぜなら、どちらかが完璧ではなく、欠けているものがあるから、
それを補うために、乗り換えるという選択の仕方をすると、
いつしかそれは、自分の完璧ではないと思い込んでいる部分に
その思いが跳ね返ってきてしまうからなんです。
つまり、私が今の彼に”あたえてくれない!”だから別れるって思う心が、
“私もYさんに完璧に与えてないと、別れをつげられてしまうんじゃ・・・?”って、
恐れに変わってしまうということなんですね。

上記のことは、どんな関係性でも、誰を選んでも、必ず多少は起きることですが、
ももさんの中で、今の彼が与えてくれないものと、
Yさんの与えてくれるもののギャップが大きいほど、
この恐れは大きく強くなる可能性があります。

また、現在のパターンがももさんの心の作用から起きている場合は、
今彼と別れて、Yさんを選んでもまた同じようになるかもしれません。
やっぱりYさんも完璧ではなく、与えてくれないものがあると、不満に感じてしまう
でしょう。
でも、今の彼とそのままつきあっても、やっぱり同じことなのです。

何故そようなこが起きるかと説明しますと、
つまり、今の言いたいことがあるのに、
言えずに我慢ばかりしてきたという辛さの原因は、
実はあなたの恋人にあるわけではないからなんです。
それは恋人が出来る前から、ももさんが抱えてきた心の傷なんですね。

例えば、ももさんは、実は子供の頃からそうではありませんでしたか?
お父さん、お母さん、友人、会社の上司、同僚、
すべての周囲の人に気を使い、言いたいことが言えずに、我慢ばかりして、
辛い思いをなさっていませんでしたか?
そして、今も彼以外の関係でも、そんな悩みをお持ちではないでしようか?

もし、ももさんが言いたいことを言えず我慢してしまうという、
根本の原因である心の傷を癒してしまえば、
恋人は彼でも、Yさんでも、どちらを選んでも幸せになれます。
もしかしたら、または別な第三の人かもしれませんね。
結局は当人の幸せを決めるのは、
パートナーに誰を選ぶかということに影響される問題ではないのです。
幸せになれる人はどんな状態を選択していっても、
自分で自分の幸せをつくりだせる能力をもっていますから、
どんな道を選択してもOKだし、
だからこそ、自分の好きな道を自由に選べるんですね。

いかがでしょうか?
そんな自由な幸せな自分になる、そんなチャレンジをしてみませんか?
もちろん、一人で頑張る必要はありません。
私たちカウンセラーが喜んでお手伝いいたします。
いつでも、ももさんのお電話をお待ちしています!!!

ご相談、ありがとうございました!!