超自立な彼との付き合い方

相談者名
ひまわり
初めまして、ひまわりと申します。
2年近く付き合っている彼氏と、もっと親密になるにはどうしたらよいでしょうか?

彼は超自立男性でワーカホリックです。
育った家庭環境や、彼自身の離婚経験により、かなり傷ついているんだと思います。
それでも、付き合い出した頃は普通のカップルのようにラブラブでした。
が、だんだん仕事ばかりするようになり、私に対する態度も冷たくなりました。
それで喧嘩ばかりしていたときもありました。

けど、私が、「彼は本当はすごく愛されたいと思っているけど、うまく表現できないんだろうな」
「冷たい態度をとるのは私の愛情をうまく受け取れない、受け取るのが怖いんだろうな」と
思うようになってから喧嘩は少なくなり、それなりにうまく関係を維持してきました。

でも、最近、いつまでも2人の間にある埋まらない距離に、私はとても寂しくなり、
もっと親密になりたい、もっと深い話もしたい、彼との結婚も考えたいと思っています。
でも、どう彼に近づいていったらよいか、分かりません。

そしてセックスレスです。彼はもともとセックスに興味が無く、アダルトビデオやグラビアアイドルとかに
対しても、「気持ち悪い」「よくあんな恥ずかしいことできるね」と、男性にしては珍しい発言をします。
(下品な話で申し訳ないですが、彼は自身の精子が気持ち悪いと言って射精もしたがりません・・・・)

こんな彼でも、私は彼と幸せな家庭を築くことはできるのでしょうか?

私は、彼が心の壁を開いてくれて、彼の中にある温かい愛情に触れ、2人で幸せになりたいと思っています。
でも、これ以上、私が何をしたらよいか、分かりません。

カウンセラー
宮本恵
初めまして、ひまわりさん。
今回、担当をさせていただきます宮本恵と申します、
どうぞ、よろしくお願いします。

彼との距離をもっと親密にしたいというのは、とても素敵なことですね。
ご相談内容を拝見して、ひまわりさんが彼を理解しようとしていること、近づきたい
と感じていることがとてもよく伝わってきます。

ラブラブな状態から、仕事ばかりするようになり、冷たくなったり、ケンカが多く
なったりする・・・。
これは、一般的に親密感への怖れを表します。
多かれ少なかれ、私たちはみんな、過去に傷ついた度合いだけ、親密感への怖れを持
ちます。
彼も、育った環境や離婚を経験されているようですから、なおされ、親密感への怖れ
を感じるのかもしれませんね。
この怖れは、昔のように傷つかないようにするための防衛なのですが、裏を返せばひ
まわりさんとの親密さを感じたからこそ、出てくる怖れとも言えるんです。
目の前の現実(仕事ばかりする、冷たくなる、ケンカをするなど・・・)を見れば、
一見悪くなっているように感じますが、ある意味では、良い傾向ですので、怖れを感
じるくらい距離が縮まった点は、ぜひ受け取ってくださいね。

心理学では、「パートナーは、自分の鏡である」ということが言われていて、目の前に
ある問題を2人のテーマとして捉えることが多いのですが、彼をみて感じることに関
して、ひまわりさんに思い当るところはありませんか?
例えば、
本当はすごく愛されたいと思っているけど、うまく表現できない。
彼の愛情をうまく受け取れない。
彼の愛情を受け取るのが怖い。
彼へ近づくことについての不安や怖れはありませんか?
セックスについて、どんなイメージをお持ちですか?
チェックしてみてくださいね。

彼が超自立でワーカホリックであれば、寂しさを感じることも多いですよね。
彼との間で感じる感情をひまわりさんはどのように扱われているでしょうか?
ひまわりさん2人の関係やセックスについて、
「もっと親密になりたい」
「もっと深い話をしたい」
「彼との結婚を考えたい」など、
彼はどのくらいひまわりさんが感じていることを知っているでしょうか?
彼との関係で、我慢したり、遠慮したりしていることはありませんか?

これ以上、何をしたら良いか分からないくらい、チャレンジされてきたのだと思いま
す。
ですから、私からの提案は、「私を優先してみること」です。
ひまわりさんが感じていること、思っていることを彼に伝えてみることにチャレンジ
してみてくださいね。

ひまわりさんは、誠実で、情熱的で、思いやりがあって、彼を包み込んであげられる
ような包容力をお持ちです。
受け取ってくださいね。
彼と幸せな家庭を築いて、幸せになりますように。
お力になれば、幸いです。
ご相談、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。