繰り返し感じてしまう嫌な気持ち

相談者名
まど
2年程前から、嫌な感覚が繰り返し再現してしまう癖に悩まされています。

事の発端は、2年前会社で先輩から嫌な事をされた事にあります。
当時、会社では研修が行われておりその中で私は真面目に勉強をしていました。ところがその先輩は自分が暇になると、話し相手が欲しいのか良く自分に絡んでくるようになりました。
自分のペースを乱されることが非常に嫌な私はそこでかなり大きなストレスを感じてしまいました。家に帰ってからもその時の事を思い出したり、深く考えてしまった事からさらに強いストレスが生まれました。
その問題自体には次の日、非常にストレスを感じたので辞めて欲しいと先輩に正面から伝え、解決しましたが。

それ以降、嫌な事があると深く考えたり、繰り返しその時の情景を思い出して同じ気持ちになったりするようになりました。
同時期、仕事が暇になっていたためか考え出すと一日中考えてしまい、ストレスをずっと抱えてしまうという悪循環ができてしまったように思えます。

問題としては深く考えて感じたストレスというか、その時の心(体)の感覚自体を思い出して再現されてしまうという状態になっている事にあります。
何か嫌な事があると、自分の中で深く考え込んだり、過去で似たようなストレスを受けたときに考え込んでなった嫌な気分を思い出し、再現してしまうという事になっています。
また、それをどうにかしようと考えてより嫌な気分になってしまうという悪循環にも陥ってしまいます。

こんな事を2年間も続けてしまっており、今では自分の中で増幅した「嫌な感覚」のみが常に頭の片隅にあり、常にその事が頭から離れないようなような状態になっています。そんな状態なので、趣味や楽しいことをしていても十分に楽しめません。また楽しめたとしても、それが終わった後で「嫌な感覚」へ心が戻ろうとしてしまいます。特に嫌な事が無くても、その時の感覚を思い出したり考えたりしてしまいます。
嫌な気持ちになった後で少しマシになるがその時の余韻がまだ残っているのでそこからまた嫌な気持ちになる、という悪循環に陥っています

スッキリと自己解決し、自分が納得する形でこの感覚から抜け出したいと思っております。そして楽しいことや、日常生活を十分に楽しみたいと考えています。

カウンセラー
赤松わこ
まどさん初めまして、ご相談ありがとうございます。
担当させて頂きます、赤松わこと申します。
どうぞよろしくお願いします。

2年前の嫌な出来事をきっかけに、今ではご自身の中で
「増幅した”嫌な感覚”が、常に頭の片隅にあって、
頭から離れなくなってし
まった」との、ご相談を読ませて
頂いて私が感じたことは、「常に”嫌な感覚”を感じながら、
2年間耐えてこられたなんて、とても意思の強い方なんだな」
と言うことでした。

人は誰でも”嫌な感覚”からは、「逃げたい」と思います。
出来れば感じたくない感覚ですし、感じていると”不快”に
なってしまうものですからね。

そんな”嫌な感覚”と、2年間もずっと向き合ってこられたのは、
「この”嫌な感覚”は、自分で何とかしなければいけない!」と、
強い意志でまどさんが、頑張ってこられたからではないだろうかと
思ったからなんです。

ところがどんなに強い意志を持ってしても、その”嫌な感覚”が
消えないどころか、むしろ強くなり増幅してしまったの
ですから、
「どうしていいか分からない」と思われたのも当然だと思います。

まどさんがこの”嫌な感覚”から抜け出す為には、
まず!”嫌な感覚”の正体(本当の原因ですね)に、気づいて頂く
必要があると思います。

まどさんにとって、2年前の”嫌な出来事”は、起きた時点で
ご自身が直接先輩に、「ストレスを感じたのでやめて欲しい」と、
伝えられて先輩もやめて下さったのですよね?「解決した」と
書かれていますから、事象としては確かに解決している訳です。

それなのにその後も、”嫌な感覚”はずっと残っているし、
「むしろ増幅している」と、まどさんは感じておられる。
残っている”嫌な感覚”とは?いったいなんなのでしょう?。

それはその出
来事が起きた時、まどさんが感じられた【感情】です。
【感情】が片付かないまま残っていて、ずっと心の中に居座り続けて
いるにも関わらず、ハッキリとした【感情】として自覚出来なかった
ため、【感覚】としてとらえられたのだと思います。

【感覚】の場合、何となく重苦しいとか、モヤモヤするとか、
感じてはいるのですが、自分の心の中の状態を、上手く言葉に出来ない
ことが多いので、その状態をまどさんは、”嫌な感覚”と表現されていた
のだと思います。

2年前まどさんは、どんな【感情】を感じておられたのでしょうね?
それをハッキリさせることが出来れば、この2年間抱えてこられた
”嫌な感覚”は、消えるはずですし、まどさんが望んでおられる、
「納
得する形でこの感覚から抜け出す」ことも、
「楽しいことや日常生活を十分楽しむ」ことも、可能になると思いますよ。

そこでまどさんにお尋ねしたいのです、まどさんは【感情】を感じること
【感情】を伝えることに、どこかでブレーキがかかっていないでしょうか?
常に頭で考えて対処しようとされていますが、その都度どんな【感情】を
ご自分が感じておられたか?思い出してみて頂きたいんですね。

>自分のペースを乱されることが非常に嫌な私は
そこでかなり大きなストレスを感じてしまいました。

まどさんはご相談の中で、↑こう書かれています。
ご自分のペースを乱されて、どう感じられたのですか?
どんな【感情】が出て来たのでしょうか?

”ストレス”
と言う漠然とした言葉でなく、【感情】を言葉にしてみて下さい。
「むかついた」「いい加減にしてくれと腹がたった」「鬱陶しくなった」
どんな言葉でも構いません、【感情】を表に出せているか?確かめて下さい。
上手く言葉に出来なかったり、かえって”ストレス”が大きくなると感じたら、
【感情】が抑圧(ストレートに表に出ないように抑え込んでいる)されている、
と思って頂いていいと思います。

まどさんは理性的で論理的な、非常に真面目な方のように私は感じました。
常に頭で考えて考えて、「どうしたらいいのか?」と、答えを探して来られた
のだろうなと思います。まどさんに限らず私達は誰もが、物事を思考で解決
しようとすればする程、【感情】を感じにくく
なると言われています。
理性的に頭で考えれば考えるほど、【感情】は抑えこまれて行くんですね。

まどさんの場合も、2年前と言うよりもっとずっと前から、【感情】を感じ取る
のが難しくなっていただろうと思います。思い当たることがありませんか?

頭で考えても、【感情】は溜まるばかりで発散されませんが、難しく考えずに
ただ感じてあげることが出来れば、【感情】は消えていきます。
今の悪循環から抜け出すためには、ご自身が【感情】を抑圧していたことに
気づいて頂いた上で、【感情】を取り戻す必要があります。
それと同時に思考に偏り過ぎている状態を、リラックスして少し緩めてあげる
こと、【感情】と【思考】のバランスをとることを覚えて頂ければと思います。

よかったら私達カウンセラーに、まどさんが楽になるお手伝いをさせて頂けたら
嬉しいです。まどさんが”嫌な感覚”を手放し、スッキリされるよう応援しています。
この回答が少しでもお役に立てば幸いです。ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

家族関係・対人関係・パートナーシップ・自己肯定自己実現を得意分野とし、がん看護・認知症介護の経験から医療・福祉関係にも精通している。 深層心理への唯一のアプローチである【感覚・感情】を解放する、癒しのスペシャリスト。 「体感で楽になった」「腑に落ちる」「納得がいった」と好評をえている。