生きるのがめんどくさい

死ぬと両親が悲しむので生きていますが両親が死んだら、生きてる理由などないです。

以前は仕事で認められるのが生がいになると信じてがんばっていましたが、才能がないのか思うように開けませんでした。

もがき苦しみどうあがいても状況は変わらず、
そのうち何がしたいのかも自分でもよく分からなくなり、
もがくのも面倒臭くなってやる気が起きなくなりました。

3度の失恋で大変な精神的苦痛を味わいました。

20代の頃は好きな人といつか結婚できると信じていましたが、20代最後の3度目で幻想だと確信しました。
子供がシンデレラの話を信じているのと同じ位稚拙でイタイ女だったと思います。
そして誰の事も信用する気もおきません。

この世にしがみつくほどの理由もないので、
明日死んでも構いやしないのですが、
明日死ぬ訳でもないので、平均寿命まで生きるとすればあと50数年あります。

（最も高い可能性の）現実として50数年の寿命を全うしなければなりません。

この長すぎる時間を思うと憂鬱でしかたないのです。

できれば健全に生きていきたいです。
どうかアドバイスをお願いします。

チョコレートディス子さんが
本当に感じている気持ちは最後の二行、
「健全に生きていきたい」なんですよね。
かしこまりました(*^_^*)
ではこれからその方法をお伝えしますね。

まず、「我慢をしないこと」。
これが一番大事です。

文面から察するに、チョコレートディス子さんは
自分を滅して両親や会社、彼のために生きてこられたようですね。
それでは自分が何がしたいのか分からなくなって当たり前です。
「私」という幸せ行きの車のハンドルを
他人に明け渡してしまっていることになりますから。

幸せだと感じるポイントが一人ひとり違うように、
幸せの所在地は自分にしかわかりません。
それは親兄弟はもちろん、
赤の他人である会社や彼には到底わからないのです。

「この人生は私のものである！」と
しっかりハンドルを取り戻してくださいね。

さて、確かに「我慢」は幼いころの躾としては大切です。
しかし、それは物事の分別の付かない幼少期までの話。
ある程度世の中の仕組みを知り、
分別が付いてきた大人になってからは
如何に上手に我慢してきたことを崩せるのかが
ポイントになってくるのです。

それってワガママになること！？と
とんでも無い事と思われるかもしれませんね。

でも、よく考えてもみてください。
何も分からない、知らない子供ならともかく、
ある程度社会生活を送ってきた大人がやるワガママって、
たかが知れてると思いませんか？

それに、何をしたら自分も他人も傷つくか。
チョコレートディス子さんならよくご存知のはずです。

もし、やってみたいワガママがあって、
それをすることが怖かったら
私達カウンセラーにそっと打ち明けてみてください。

云うだけならタダですし、
各種ワガママを打ち明けられてきたカウンセラーですから、
それをやった時にどんな事が起こるか
一緒にシミュレーションすることも可能ですよ。

こうやって我慢を手放すと、選択の自由が手に入ります。

完全な自由です。

何をしても構わないのです。

………その状態になった時、
生きる希望に満ちてくる人と、
恐れによって再び心を閉ざしてしまう人に分かれます。

最初に車の例えを出したので、
車の免許取得に置き換えてお伝えしますね。

完全な自由の状態とは、免許を取り、車を手に入れた状態です。
（ちなみに免許＝経験、車＝肉体だと思ってくださると
わかりやすいかと思います）

生きる希望に満ちる人は、
その車を使って何処に行こうかと未知なる土地に思いを馳せたり、
行きたい場所があって、その場所で得られる感動を想像して
期待に胸を膨らませている人です。

心を閉ざしてしまう人は、
車を走らせる事で起こるだろう事故の可能性に目を向け、
その時被る痛みや悲しみを恐れている人です。

そりゃ、運転していれば事故に遭う可能性はグンとあがります。
でも、それを恐れてハンドルを握ることを止めてしまっては、
免許も車も宝の持ち腐れ、
ずっと同じ景色を眺めて過ごさなくてはなりませんね。

さて、どっちが生産的でしょうか？

この、自由を手に入れた時に付随してくる責任を
アカウンタビリティ（自己責任）といいます。
私はこれをよく「大人になる」と言い換えております(*^_^*)

チョコレートディス子さんの周りに
お手本になるような素敵な大人があまり居ない場合、
この「大人になる」ことに絶望や恐れしか感じられず
心を閉ざしてしまって無気力になることが多いです。

それはとっても勿体無い事です。

「明日の死」をありありと強く意識した人ほど
一瞬一瞬を大事にして、
イキイキとパワフルに生きていけるのですから、
チョコレートディス子さんにもその可能性があるのです。

どうせ明日死ぬのなら、
素敵にワガママに生きている人を見つけに行きませんか？
恐ろしく破天荒に生きている人に会いに行きませんか？
そしてそんな生き方をしてみませんか？

誰の人生でもありません。
チョコレートディス子さんだけの人生なのです。
まずは幸せ行きの車のハンドルを
取り戻してみてください。

チョコレートディス子さんの後の50年がパワフルで、
命の炎を燃やし尽くすような毎日をお送りできるよう
心からお祈りいたしております。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。