子供の声を気にしなくするには

相談者名
むこ
初めまして。むこと申します。30代、女性です。

子供の声が気になってしまいます。
私には子供がいませんので、他人の子です。
もともと子供が好きではなかったのですが、
昔は特に気になると思ったことはありませんでした。

気にするようになったのは、数年前、結婚式で式の最中
ずっと子供を泣かせっぱなしでいた招待客がいて、
何の対応もしなかったことに腹を立てたのと、
同じころ住んでいたアパートで、あるご家庭の子供さんの
騒ぎ声がうるさいと感じたあたりからだと思っています。
そのご家庭は、親御さんの叱る声もすさまじく、数十分も
お母さんの雄叫びが聞こえ続けていたことがあって、
「子供の声→怒声」だと恐怖を感じていました。
今は引っ越していてその心配はありません。

ですが、子供の声が聞こえると気にしている自分がいます。
気になったからどうしたいのかはわかりません。
うるさいと思っているわけでもないんです。
(状況によってはうるさいと思いますが)
ただ、聞こえると「聞こえる、どうしよう」(?)と
思うんです。そして、それが聞こえない(気にならない)
ような行動をとろうとします。家では聞こえる声より
大きな音を出そうとしてみたりとか・・・。
外出先では嫌だとは思いますが、どうしようもない
ので子供から離れたりすることで対処しています。
でも子供の声に耳をすましているような気がします。

身近な人に話したことはありますが「聞こえるのは当たり前」と
いうような答えでしっくりきませんでした。
私自身、聞こえるのは当たり前だと頭ではわかっているんです。
「聞こえる、嫌だ」と思ってしまうのがいやなんです。
そんな風なので、子供の姿が目に入るだけで構えてしまいます。
どうしたら気にしなくなれるでしょうか。
スルーできたらどんなに楽だろうと思います。
ちなみに、子供の声以外は特に気になりません。
また、何も気にならない時もあります。

相談の文を打つことでさらに心に刻んでしまいそうな
気がしましたが、なんとかしたいので相談させていただきました。
アドバイスいただけたら幸いです。

カウンセラー
中村きよの
むこさん、こんにちは。
今回担当させて頂きます中村季代乃と申します。
どうぞ宜しくお願いいたします。

むこさんは今子供の声に対してとても気になってしまう事がとてもしんどく
感じていらっしゃるのですね。

むこさんから頂戴いたしましたご相談内容を拝読し、むこさんが日頃子供の
声を耳にしてとてもお辛い気持ちでいらっしゃる事がとても伝わってきまし
た。

私達が日々生活を送る中で伝わってくる音というのは本当に色々な気持ちや
感覚を持ってしまう事があります。

その気持ちや感覚には心地いいものとそうでないものとがあります。

むこさんがこれから日々の生活を過される中で少しでも今より過し易くなる
為のお手伝いをさせて頂ければと思っております。

それでは私の感じた事をお伝えいたしますね。

私達が日々の生活を送る中で色々な情報を五感で感じ取っております。

そしてその情報を基に私達はそれぞれの過去のイベントや感情等の記憶を想
い出してその時に感じた感覚や感情がふと顔を出してしまう事があります。

それは良い感覚が出る場合もあればそうでない感覚が顔を出してしまう場合
もあります。

ご相談内容を拝読しむこさんが子供の声を聴いた時に感じた感覚には2つの
感覚があるのかな、と感じました。

その2つの感覚は

「今現在の大人としてのむこさんの感覚」

「過去にあった子供の頃のむこさんの感覚」
なのかなと推測されます。

その感覚の基を知ることで、何故子供の声を聴くとあの感覚なるのかの原因
を知ることができます。

その原因を知ることで、これからどのような気持ちを持てばいいか、そして
これからその気持ちとどのように向き合っていくかを決める事ができます。

そうする事で、今お持ちの感覚が軽くなったり、その感覚を持った際どうい
う風に対処すれば良いかの方法を見つける事ができます。

その為には、一つ一つ今感じている感覚や想いをじっくりと見つめていく時
間が大切になってくるのではないか、と感じました。

そこでむこさんに提案です。

もし良かったら今感じていらっしゃる感覚を私達カウンセラーにじっくりと
お話いただけませんでしょうか。

カウンセリングという場所はとても安全な場所であり、そういう安全な場所
でじっくり自分の気持ちと向き合う時間を持つ事でむこさんにとっての色々
な気づきや発見と出会います。

そしてその気づきや発見の中からこれから子供の声を聞いた際にどのように
対処していくかというのを、私達カウンセラーと一緒に考え行きませんか。

日々の生活の中で色々としんどい想いを今もされているかと思います。

これからのむこさんがそのしんどい想いから抜け出し、笑顔ですごせる一つ
の切っ掛けとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

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