人の話でご飯が食べられなくなる。

相談者名
あいまー
こんにちは。

私は、人の話でご飯が食べられなくなることがあります。
どんな話でもその事を想像して今食べているものに入っている気がして食べられません。
例えば、友達と『金魚って可愛いよね。』みたいな話をしながらご飯を食べていたら食べていた唐揚げが金魚な気がして食べられませんでした。
友達がお茶をこぼしただけで吐き気がしたこともあります。
下品な言葉もダメです。
医療番組見ながらのご飯もダメです。

でも全然平気な日もあるのでなんとも言えません。
でも潔癖症でありません。人の匂いには敏感かもしれません。

うまく言えてるかわからないけど伝わったらいいなと思います。
これは、心理的な問題なのか知りたいです。

カウンセラー
滝尾恵美子
あいまーさん、はじめまして。
今回担当させていただく滝尾恵美子と申します。よろしくお願いします。

ご相談どうもありがとうございます。
ご相談をお読みして私が真っ先に感じたことは、
「あいまーさんはとっても豊かなイマジネーションと感覚の持ち主でいらっしゃるなあ!」
ということでした。

あいまーさんは、目の前に金魚が実在していなくても
金魚がいる感覚をありありと感じられるのですよね。
実際にいるいないにかかわらず、金魚の存在を確かなものとしてリアルに感じとれるのです。

医療番組を見ながらご飯が食べられないというのも
私の想像ですが、たとえば注射シーンを見ると
まるで自分が注射を打たれているように感じてしまったり、
手術シーンを見ると内臓をありありとイメージしてしまわれるのではないでしょうか。
とってもリアルに、TVの中の他人事としてではなく、
自分の体験として感じてしまうのだろうなぁ、と私は思うのです。

あいまーさんのようにいろいろな物事をリアルに感じとるのは、
本当に豊かなイマジネーションを持ち、感覚が優れた方でないとできないことです。
これはあいまーさんのユニークで素晴らしい才能だと思います。

ご相談をお読みしての私の印象ですが、
あいまーさんはご自身のこの才能について
「私が人の話でご飯が食べられなくなっちゃうのって問題だよね?
これって心に原因があるのかな?」
と問題視なさっているような気がします。

たしかに、友達の話を聞いたり、TVを見たりしているだけで
ご飯が食べられなくなってしまうのは日常で少々困る面があるかもしれません。
あいまーさん自身が不快な思いをされることもあるでしょう。
リアルに吐き気を感じたりしてしまうのですものね。

けれども私がお伝えしたいのは
そんなあいまーさんの性質は決してあいまーさんの「問題」なのではなくて
「才能」なんですよということです。
みんなが持っているわけじゃない、あいまーさん特有の才能なんです。

私たちの才能と問題は表裏一体です。
自分の才能を問題だと感じてしまう時は、
才能の使い方を見直してみる時期なのかもしれないですね。

今のあいまーさんは、ご自身の豊かな感覚を
不快さを感じるアンテナとして主に使ってしまっている状態のようです。
これからはもっと楽しい使い方ができたら素敵ですよね。
あいまーさんが実在しないものに対して“不快”を強く感じるということは、
“快”を感じることも得意なのだろうな、と思います。
良いものに対するイマジネーションも鋭く、リアルな感覚を感じられるはずなので
心地いいものをイメージする機会を意識して増やしてみると
まるでそれらが本当にあるように感じられ、いい気分で過ごせる時間が増えそうです。

ですのであいまーさん、
普段から心地いい音楽や映像、風景などに積極的に触れてみてはいかがでしょうか。
まずは実験感覚でやってみてはどうでしょうか?
きっとそれらに対して深く豊かなレベルで何かを感じられるのではないでしょうか。
感じた結果、あいまーさんの心が快い感覚で満たされれば成功です。
そうしたら、そのまま心地いいものでいっぱいに満たしてみてください。
あいまーさんの日常が人の何倍も豊かになっていきそうです。

自分特有の性質を“不快”ではなく“快”、
“不幸”ではなく“幸せ”を得るために活用すること。
これこそが「問題を才能に変える」ということなんです。

私たちが自分自身について問題だと感じることの中には、
必ず私たちの才能が秘められています。
その才能を発見し、自ら幸せのために使うことができたとき
問題は問題ではなくなり、とっておきのギフトになります。
あいまーさんもぜひ、ご自身の才能からギフトを受け取ってくださいね。

あいまーさんの毎日が心地よさで満たされて輝きますように。
ご相談どうもありがとうございました。

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