修復できるでしょうか？

ご主人は今さくらさんのことを「怖い！」とおっしゃるのですね。
そのご主人の言葉や態度を感じる度に、さくらさん自身もたくさん傷つ
かれたり、悲しい想いをしたり、自信を失ったり・・・とされているの
ではないかな？と文書を読んでいて感じます。
そしてご主人の為にもそうですし、さくらさんがこれ以上傷つかないた
めにも、今のさくらさんはとても彼に対して気を使われているのではな
いかな？と感じます。

今はこんな感じがしませんか？
「私がどんなに最新の注意を払っても、彼がいつ、どんな反応を返して
くるのか？が見えなくて”彼が怖い”」

パートナーシップには不思議な力学があるのですが、表面的に表現して
いる「出来事」や「言動」は異なっていても、お互いが共通して感じて
いる「感情」や「感覚」のレベルではまったく同じものを感じているこ
とがよくあります。
そしてそれは今の「相手に対してびくびくしてしまう」というだけでな
く、２人の関係の中でこのしんどさはもう少し前からあったにではない
かな？と思います。
何か２人の中で暗黙のうちに「タブー（禁止）」となっているものがあ
りそうですね。

> 主人は、争いを嫌う自分が我慢すればいいという優しい人です。
> 私は、それとは逆になんでも思った事を口に出さないと気がすまない
> タイプです。私は、そんな優しい主人に甘え今までずっと
> 主人の両親との仕事と同居のストレス、育児の不満を主人にぶつけて
> きてしまいました。結果、主人を追い詰めてしまったようです。
> 主人も寂しがり屋で私のそんな態度が辛く寂しかったのだそうです。

彼は自分のことよりも周りの人を大切にされる方なんですね。
だからいつも少し犠牲的なくらい自分自身を抑えてしんどくなることが
あるのかもしれません。
・・・しかし、本当に寂しくて辛かったのはご主人だけでしょうか？
本当はさくらさん自身も、彼の両親との関係の中で緊張していたり、育
児の中で疲れきっていて不安や寂しい気持ちを沢山抱えていたのではな
いでしょうか？
そしてその気持ちを「彼」だからこそ、聞いて欲しかったのではありま
せんか？

ストレスの発散方法は、世の中には本当に沢山あります。
物理的に体を動かして発散する場合もあれば、友達に気持ちを吐き出
す！ということも発散になりますよね？
でも、さくらさんにとって、もし色んな中でさくらさんが感じているス
トレスを彼に吐き出していたとしたら、もちろん彼が聞いてくれる人
だった。ということもあるでしょうが、本当はさくらさんは「彼」を選
んで話をしていたのではないかな？と思うんです。
そこにはその”不満”を彼に吐き出すことを通じて、さくらさんが本当
に欲しかったものがあるのではないでしょうか？

もしかしたら、自分の気持ちを上手に表現してパートナーに甘えられな
かったのは彼だけではなくて、さくらさん自身もそうだったのかもしれ
ませんね。
だから２人の間では「助けて」とか「愛して欲しい」と言えない代わり
に、頑張りすぎたり、遠慮しすぎたり・・・があったのかもれません
ね。
そしてやっと相手に気持ちを伝えられたときには、今まで心の中に沢山
蓄積されてきたものがありますから
「もういや～！！！」
という風に、強い反発の形で出てくるもではないでしょうか。
逆にいうと、それくらい強くて大きな、怒りに近いヒステリックなエネ
ルギーがないとこの状況を変えられないように感じるくらい、深く絶望
している気持ちがあるのかもしれません。

> 主人の私への「怖い」という感情はどうしたら消えるのでしょうか？
> 修復できるのでしょうか？不安でたまりません。

もちろん、ここを乗り越えることはできますよ！
そしてその為にはまずさくらさん自身の心の中にいっぱい詰っているし
んどい気持ちを吐き出す必要がありそうですね。
さくらさん自身もしんどいまま彼に気を使うともっと疲れてしまいます
から、本当は彼に優しくしてあげたいのにきつく当ってしまったり、彼
が何か与えてくれるものがあっても心が満たされないように感じてどん
どん自分には何もないように感じてしまいます。
その時には、さくらさんが本当に彼にしてあげたいことや、彼との間で
欲しいものというのは手に入りにくくなってしまいますから、これは
ちょっと自分に厳しい”やり方”になってしまうでしょう。

よければちょっと想像してみてくださいね。
さくらさんの目の前に子犬がいると思ってくださいね。
さくらさんに向かってその犬が尻尾を千切れるくらいに振って喜んでい
たとしたらどんな感じがしますか？
なんかちょっと嬉しいし、その子犬に近づきやすく感じると思いません
か？
「かわいいな～」と愛しくも感じれるかもしれません。

では逆に同じような子犬がいるのですが、その犬がさくらさんに向かっ
て「う～」っとうなっていたらどうでしょう？
さっきの尻尾を振っている子犬と同じように「うなってて可愛いな
～！」と感じれますか？
それとも近づきにくい感じがしたり、あまりにも唸っていると嫌われて
いるようにも感じるし、どう愛してあげたらいいのか？が分からなく
なってしまいますよね？

今のさくらさんにとって、ご主人というのは唸っている子犬かもしれま
せん。
しかし、さくらさん自身も「本当に大丈夫なの？」と彼に対して不安や
疑いの気持ちがあって、尻尾がちぎれるくらいに無防備な子犬のように
はいられなくなってはいませんか？
また、罪悪感があると私達は「罪」の意識から「罪滅ぼし」的な行為
うぃ沢山してしまいます。
しかしあくまでもベースが「罪滅ぼし」なので、どんなに素晴らしいこ
とを相手にしてあげても、自分の心が満たされることはありません。

さくらさんがもう１度彼を尻尾がちぎれるくらい「大好き！」と全面的
に信頼できるようになるために、まずは今までさくらさんが１人で抱え
てこられた寂しい気持ちや、いっぱいいっぱいな気持ちを処理していき
ましょう。
彼に対して「ごめんなさい」で自分を責めるのではなく、「ありがと
う！」と受け取れたとしたら？
そこではさくらさんが本当にほしかった「幸せ」が手に入りますよ！

私達でよければいつでもお話を聞かせてくださいね。
一緒に今のこのしんどい部分から抜け出していきましょう！