嫉妬妄想で苦しいです

相談者名
日々草
よろしくお願いいたします。

悩みは、私が主人に対して嫉妬妄想をしてしまうことです。
主人は普通の会社員で、仕事が終わるとまっすぐ帰宅してくれます。
お付き合いもありますし、友達もいますが、「家が一番」と言ってくれます。

主人がなにか、コソコソしているように感じられて、気になって仕方がありません。
詮索する必要はないと分かっていても、考えすぎてしまいます。
まず、主人はスマホが大好きで、暇があれば画面を見ています。何をしているのか気になってしまいます。一度聞きましたら、「ネットをしている」との事。
普段はベランダへ出ないのに、ベランダでスマホを見ていたりすると、「私に隠れてメールをしている、知られたくないことをしている」と、考えすぎてしまいます。
誰かとつながりがあるのかと勘ぐってしまい、「誰かからのメールでも待ってるの?」と聞くと、「心配するようなことは何もないよ」と言ってくれましたが、スマホをチェックしたい衝動に駆られてしまい、しんどいです。
それと、
先日、主人の私物が入っている引出の中に、女性からの手紙が入っているのを見てしまいました。手渡しと思われる、住所の記載のない手紙です。差出人は職場の同僚(独身)です。
幸い、テープをきっちり貼っていて、読んでないのか、読んだ後に新しく貼ったのか、開けるとはがしたことがばれてしまう状態なので見たい衝動を抑えることが出来ました。その女性の事は、仕事の話の中に普通に出てきます。とても主人を信頼している方のように思います。
その方が主人に手紙を渡す事はその方の自由だと理解しているつもりです。
不安になるとしたら、主人の対応によるものだ、と思っているので。

私の知らない主人、そんな風に感じるようになってしまったことに戸惑っています。多分、何でもない事だと思います。私の考えすぎだと。
主人にもプライバシーがあり、すべてを詮索、束縛してはいけないし、また、私が逆の立場だったら嫌だな、と感じるだろうと思います。
隠し事をしている訳ではなくいちいち報告するような事ではないのだ、と自分に言い聞かせています。
昔はこんな事で不安になったりしませんでした。
目標は、「考えすぎをやめたい」「主人を心から信頼したい」「私に関心を持ってほしい」です。よろしくお願いします。

カウンセラー
大塚亘
日々草さん、はじめまして。

今回担当させていただきます、大塚亘と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

嫉妬という感情は、とても嫌なものですよね。文章を拝見して、日々草さんのお辛い
気持ちや、嫉妬してしまうご自身に対する自己嫌悪のお気持ちが、私なりに分かった
気がしています。

嫉妬という感情は、感じないようにしようとコントロールできるものではなく、何かが
きっかけで、オートマチックに感じてしまいます。ですから、まずは、嫉妬することを、
ご自身に認めてあげてほしいのです。

嫉妬しないような心のゆとりを持つことが目標なので、嫉妬することを認めてあげて
ほしいというのは、変な提案のように感じられるかもしれません。

しかし、嫉妬は上述の通りオートマチックに感じてしまうものですから、嫉妬することを
ご自身に認めていないと、嫉妬するたびに、もれなく「自己嫌悪」がついてきてしまいます。

嫉妬を自分に認めるということは、こんな感じです。

「心配なんだから嫉妬したって仕方ないよ。だから、嫉妬してもいいし、
嫉妬は悪い事じゃないよ。」

「嫉妬するのは、私が主人を愛しているから。だから、嫉妬したからといって、
それが悪いということにはならないよ」

例えば、あるご夫婦がいて、お互いがとても愛し合っていたとしましょう。そして、
ご主人の会社の同僚の女性に、なんらかの理由で、奥様が嫉妬したとしましょう。
そして、素直な奥様は、嫉妬していることをご主人に言いました。

嫉妬するということは、ご主人を愛していなければしないわけですから、ご主人に
してみれば、奥様がご主人を愛しているということのまぎれもない証明を、奥様が
してくれたということになりますよね。

そして、嫉妬している奥様を見て、「かわいいなぁ」と思ってもおかしくないですよね。

このように、嫉妬が必ずしも悪いわけではないのです。

ですから、初めの一歩としては、嫉妬することをご自身で認めてあげて、自己嫌悪を
少なくして欲しいと思います。

さて、そもそもの嫉妬してしまう原因ですが、仮に、次のような女性がいたとしたら、
この女性は嫉妬するでしょうか。

・私は、女としてとても魅力があると思う。外見は綺麗だし、スタイルや服装のセンスも
あると思う。

・性格は、とても優しくて、人の話しをしっかりと聞くことができて、相手の思いに
寄り添ってあげることができるし、また、自分の意見や気持ちも素直に伝えられる。

・もちろん、欠点もあると思うけど、それを含めて、私は女性として自信を持っていいと
思う。

これは、嫌味な感じや、頭で無理にそう思っているということではなく、自分のことを
素敵な女性だと、普段から自分で自分のことを扱えているというような感覚です。

無理なところが一切なく、本物の自信という感じですね。

もし、自分に自信があったとしたら、そもそも嫉妬しないと思います。例えば、ご主人の
会社の女性がきれいな人だったとしたら、嫉妬するのではなく、

「すごくきれいな人ね。あなたの話しによると、仕事もできそうだし、とても信頼でき
そうな人ね。素敵だと思うわ」

という感じで、嫉妬ではなく「賞賛」に変わります。

自分に自信があるため、浮気をされるというような概念が、そもそも浮かんでこないん
ですね。

つまり、嫉妬を少なくしていく方法は、日々草さんがご自身に自信をつけていくという
ことになります。

さて、自信をつけていくというと、努力して、今以上に素敵な人にならなければならない
と考える方がよくいます。

しかし、ここでしっかりと申し上げておきたいことは、

「日々草さんは、既に素敵な女性なのだから、何も変える必要がない」

ということなんですね。

まず、そもそも、ご主人が日々草さんと結婚したということ、世界中の女性から、たった
一人、ご主人は日々草さんを選んだのです。魅力的な女性だからこそ、ご主人は日々草さん
を選んだわけです。そうですよね。

また、日々草さんが気づかれているかどうかわかりませんが、ご相談内容は、「私が嫉妬
してしまう」であり、「主人を信用できない」ではないですよね。これって大きな違い
なんです。

例えば、「女性からの手紙」を発見したときに、ご主人に

「ちょっと、なにこれ、どういうことなの(怒)」

とご主人を責める人もいるわけです。もしご主人にやましいことが何もなかったとしたら、
責められる理由がないため、責められたらとてもイヤな気持ちになってしまい、ご主人の
心は離れていってしまうかもしれませんよね。

でも、日々草さんは、不安や嫉妬を感じながらも、手紙は見ないで、ご主人を信頼すること
を選択してくださいました。

そして、嫉妬することはご自身の今後の課題であるととらえて、そのような前提で文章を
書いてくださいました。これは、とても素晴らしい事なんですね。

相手のせいにせずに、自分の課題ととらえると、自分のことなので自分で状況を変えられる
可能性があるということになりますよね。これは、相当な大人としての成熟さがないと、
できないことだと思うんですね。

その他にも、不安を持ちながらも、ご主人のプライバシーを尊重するというお考えがある
ことも、とても素晴らしいと思います。

このように、たくさんの「日々草さんが既に持っていらっしゃる魅力」があるはずなん
ですね。

拝見した文章で気になるのは、「昔はこんな事で不安になったりしませんでした。」という
ところですね。もし、何かきっかけなどがあって、そのように考えるようになってしまった
としたら、それをカウンセリングなどで見ていくこともいいかもしれません。

もうひとつ、「私に関心を持ってほしい」というところも気になります。嫉妬心と共に、
寂しさも感じているのかもしれませんね。

いずれにしても、もしよければ、カウンセリングを使っていただいて、不安や嫉妬心と
いったしんどさを、安全な第三者であるカウンセラーにぶつけてみてほしいと思います。

また、上述の「日々草さんが既に持っていらっしゃる魅力」も、カウンセリングの中で、
もっともっとたくさんお伝えすることができると思いますので、よかったらカウンセリング
を使ってみてくださいね。

読んでくださり、ありがとうございました。

大塚亘

この記事を書いたカウンセラー