10ヵ月で友達に戻りました。でも好きなんです。

ご相談内容の文面に、彼に対するたむちゃんさんの愛情を感じました。
こんなにも彼のことが好きなのに、その想いが彼に届かないのは本当に悲しいですよね。

たむちゃんさんは『原因は彼』と書いてくださいましたが、たむちゃんさんの心はそう感じていないような感じがしますが、いかがでしょうか？
僕には、”私にダメなところや失敗したところがいっぱいあったからお別れすることになっちゃった”って言っているように聞こえて、そんな自分をいっぱい
責めてしまっているように感じられます。

彼を責めてしまったり、自分を責めている時って、いい気分ではないですよね？
誰かを責めることをして手に入るのは、その嫌な気分だけだと思っていただいてもいいくらい、何も手に入れることができません。

僕もそういったことをよくやるので、つい誰かや何かを責めてしまう気持ちはよくわかります。
だからこそあえて書きますが、本当に手に入れたいもの、責めるよりも大切なことに目を向けてみることを提案させていただきたいと思います。

彼とけんかをするたびに二人の想いはすれ違ってしまいましたが、お互いの、お互いに対する想いが無くなった訳ではないんじゃないのかなと思います。

ただ、すれ違っているだけで。

彼の『私をそういう目で見れないから友達として仲良くしたい。ケンカもしたくないし、傷つけたくない。』という
言葉からは、たむちゃんさんのことをどれだけ大切に思っているのかが伝わってきます。

彼は、たむちゃんさんと仲良くしたいんですよね。ケンカをしたい訳じゃないし、傷つけたい訳でもないんですよね。
ところが、たむちゃんさんと仲良くできなかったり、ケンカをしたり、傷つけてしまったと感じているようです。

そこで彼が選んだ彼なりの最良の選択が、”友達に戻る”だったんだと思います。
彼は友達に戻りたかったのではなくて、ただ仲良くしたかった、傷付けたくなかっただけなのではないでしょうか？

ひょっとすると、彼の中には、それ以外にたむちゃんさんと仲良くする選択肢が無かったのかもしれません。
この選択肢を選ばざるを得ない前提には、”今の自分には”というのがあるのかもしれませんね。
どこかで彼は、自分の変化や成長やその努力に限界を感じてしまったのかもしれませんね。

そんな彼の想いや事情というのを受け取ってあげることができると、彼が自分で超えることができなかった限界をたむちゃんさんが超えさせてあげることがで
きるんじゃないかなと思います。
同時に、たむちゃんさんが自分の限界を超えるチャレンジでもあります。
それができた時には、二人の関係性も今の膠着した状態から動きが出てくるのではないでしょうか？

『今後どうしたらいいのでしょうか』とおっしゃる、たむちゃんさんの中にはどんな選択肢がありますか？

”1mmも入る隙間が無いのかな？”
”可能性は0なのかな？”

そんな想いを持ちながら、どの選択肢を選びますか？

それがどんなものであっても、それがたむちゃんさんにとって最良の選択肢なのですから自信を持ってくださいね。
たむちゃんさんが本当に欲しいもの、本当に大切なものを手に入れることができるように応援しています！

ご相談ありがとうございました。