彼の豹変に傷付いて。

相談者名
そら
こんにちは。よろしくお願いします。

11月に、1年ほど付き合った彼とお別れをしました。
原因は、20代ですがお互い初めて同士で、私がまだ怖くて、すぐに体の関係を持てないことだけだそうです。
7月ぐらいには、「いつまででも待つよ」「悲しむようなことはしたくないよ」と言ってくれて優しかったのに、だんだんと、一年を過ぎ、大きな資格試験に合格したあたりから、彼はいらいらして「Hしたら他の子に気持ちが行っちゃうかも」「妊娠されるくらいなら別れたほうがまし」「遠距離になったら風俗とかいっちゃうけど、いいよね?」などの暴言が増え、私が何をしても気に入らないという感じで、冷たく変わっていってしまいました。
彼は好きだから待てないと言っていましたが、そういうものなのでしようか。本当にその人のことが好きだったら待ってくれるのではないかと、信じていたのですが。「Hしなければ別れる」なんて、本当に好きな人に言えるのですか・・。
あまりの豹変に、私が精一杯愛して、付き合っていたのはどういう性格の人だったのか、混乱して、なんだかよくわからなくなってしまいました。
最後は怒らずにに別れたのですが(友達でいたいと言われ、着信拒否にはなっていません)、私は明らかに無理していたし、本当は今からでも責めたい気持ちでいっぱいです。

また、今年彼が合格した試験を私はこれから受けるのですが、直前期の一番大切な時期に突然お別れを告げられたこともとてもショックでした。大変さは誰よりわかっているだろうし、応援すると言ってくれていたのに、、自分の転勤が決まったからといって手のひらを返したように離れていった彼に対して、わだかまりの気持ちが消えません。

今、人の優しさを信用するのが怖くなってしまいました。
また、「好きだから」すぐに体の関係が持てないとイライラして暴言を吐かれるのかと、男性と接するのも怖い気持ちでいっぱいです。

試験も迫っているし、早く立ち直らなければと思えば思うほど、悲しみとショックで追い詰められています。
どうしたら、早く元気になれるでしょうか・・。

カウンセラー
根本裕幸
そらさん、こんにちは。根本と申します。
ご相談ありがとうございました。

大切な試験前に・・・というのはかなり動揺、ショックは大きいのではないでしょうか。
もう試験は終わりましたか?
恋の痛手は勉強にも差し支えますよね・・・。
何とか無事に行くよう、祈っています。

さて、本題なのですが・・・、

> 原因は、20代ですがお互い初めて同士で、私がまだ怖くて、すぐに体の関係を持てないことだけだそうです。

怖い、というのはどんな理由があるのでしょうか?
1年お付き合いしてもまだ怖れがあるということは、何か大きな恐怖心や壁があるのかなあ、と思ってしまうの
です。

初めてのHは女性にとってはとても怖いものですよね?
だから、きっとこの1年、その怖れを取り除くために、色々と努力をされてきたんだろうと思うんですね。
そのものに関する会話を重ねたり、お互いの気持ちを話し合ったり。
そらさんも精一杯愛されてきた、ということですから、自分なりにもその怖れと向き合ってこられたんだと思う
のです。(もちろん、Hのことだけではありませんけど)

それでもやはり取り除けないもの、ということで、気になってしまうのです。
どんな理由があるのかな?と。

それに、男性にとっては、その怖れはなかなか伝わりにくいものですよね。
だから、こうしたコミュニケーションはとても大切なものなんです。

やはり、彼が我慢できなかったのでしょうか?

20代の男性というと、女性と比べても性的欲求がかなり強い時代(これが3、40代になると逆転するのです
が)ですから、どうしても【お付き合いする=Hをする】図式になりやすいんですね。
むしろ、彼女のことが好きになればなるほど、そうした欲求も強くなり易いんです。
そして、【Hが怖くてできない=我慢する】という意識を常に持ちやすくなるようです。
だから、私がお聞きする事例の中でも1年続いた、というのは比較的彼も長く我慢した部類にはいるのかな、と
思ったりします。

一方で女性の方はやはり恐怖心や痛み、妊娠や病気などへの怖れもありますから、おいそれと許すわけにはいか
ない事情もあるでしょう。
だから、ちゃんと安心して、恐怖心が取り除いて、それでも大丈夫、と思えるまではなかなかHすることはむつ
かしいですよね。

そんな風に男女間でセックス観がまるで違うんですね。
だからこそ、コミュニケーションがとっても大切。
お互いを理解しあうことこそが、愛し合うことになるわけですね。

それに、彼も経験が無かったんですよね。
だから、そらさんにどうアプローチしていいのか分からなかったのかもしれません。
そらさんの怖れをどう取り除いて言いのかが分からなかったのかもしれません。

その上で、「やっぱりHは大事だと思う。だから別れる」という結論になったとしたら、お互いに納得もいくこ
とでしょう。
あるいは、「やっぱりそらさんのことが大事。だから、もう少し待つ」という思いが出てきてもいいかもしれま
せん。

> 彼は好きだから待てないと言っていましたが、そういうものなのでしようか。本当にその人のことが好きだっ
> たら待ってくれるのではないかと、信じていたのですが。

確かにその通りです。
本当に好きだったら待ってくれる・・・はずなのですが、ただただ待ちぼうけは辛いですよね。
希望があるから待てる、というのもありますし、こうした欲求に関しては、人によっては限界がある、とも言え
るのではないでしょうか。

だから、二人のコミュニケーション、つながりが鍵を握ってくるのでしょう。

この辺のお二人の関係性をもっと聞いてみたいな、と思いました。
どんな関係で、会話をし、性格的なものも含めてもっと情報が欲しいな、と。
もし、お互いに理解しあっていたのに、彼が豹変したとしたら・・・、それは彼の不誠実さでもあるし、欲求を
抑えられなくなった結果なのかもしれません。
でも、もし、お互いに十分理解しあっていなかったのであれば、お互いに男性心理、女性心理について、もう少
し興味を持ち、歩み寄る姿勢が大切だったのかもしれません。

そして、彼の豹変について。
その態度に散々傷つき、また、酷いことを言われて不信感も強まってしまったわけですが、今後のために考えて
欲しいことが一つあるんです。
それは、もし、本当は優しい彼がそんなことを言うほどになってしまったとしたら、どうしてなんだろう?とい
う点。
冷たいのが本当の彼ではなく、優しいのが本当の彼だとして、でも、その彼があんな風になってしまうとしたら
・・・。

その点を見つめていかれると、男性不信も少しずつ和らいでくるだろうと思われるのです。

まずは、試験をがんばってください。
そして、次に、このテーマに取り組んでいきましょうね。

参考になりましたら幸いです。

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