別居

まさに、「一方的に」と言う状況ですね。
このことから、とんさんご夫婦は、ご主人が思うように行動し、それにとんさんが、従ってこられたのかな？と思いました。
それに、デートしている女性のことや、新しい家の申込書のことなども、一切ご主人には話されていないようですから、以前は色々話したけれど、聞き入れてもられえないことが多かったのか、とんさんが、最初から何も話さないタイプの人だったのかの、どちらかだったのかな？と感じました。

インフルエンザの時に、献身的に看病されたご様子も含め、とんさんご夫婦は、従順に従う妻と、暴君になってしまったご主人という感じがします。
これは、結婚当初からそうだったのでしょうか？
文章からだけでは、わからないので、憶測で書かせていただく部分もありますが、どうぞお許し下さい。

ご相談文の内容を読むと、決して幸せと言えるような状態ではないですよね。
ですが、とんさんが、復縁の可能性を模索しておられる様子は、伺えます。
なぜ、なんでしょうか？
もしも、この状況を、どなたかお友達にお話しになったとしたら、「もうそんな旦那とは、別れてしまいなさい」と言われると思います。
もしかしたら、実際に言われたかもしれませんね。
でも、それにも関わらず、とんさんは、どうやら復縁を望んでおられるようなんですよね。

離婚したくないかもしれませんが、あえて「なぜ離婚したくないのだろう？」と、考えてみてもいいかもしれませんよ。
そうすることで、気持ちの整理をつけていくことができるかもしれません。

お察しの通り、おそらく今のご主人に、復縁のお話しを持ちかけたとしても、答えは残念ながら「ＮＯ」だと思います。
かたくななまでに、離婚にこだわっておられますからね。
そんな時に、無理に離婚したくないと言っても、相手は逃げるだけです。

このまま、離婚届けにサインするというのも、ありかもしれませんが、それでは、とんさんの気持ちが納得しないでしょう。
なぜ、ご主人は、ここまでかたくなに離婚を望んでおられるのでしょう？
なぜ、とんさんは、つらい思いに耐えてまで、離婚を避けたいと思っておられるのでしょう？
この「なぜ」という謎の部分が理解できれば、少しは、状況を受け入れて、離婚するか、復縁に挑戦していくかを、ご自身で判断できるようになるかもしれませんね。

今のままでは、ご主人が一方的で、とんさんには、選択権が無い状態です。
これでは、後々、自分が選んだ訳ではないとなってしまいます。
結婚も、離婚も、お互いに選択権があるのです。

結婚もできるけど、結婚しないこともできるように、離婚もできるけど、離婚しないこともできる状態にならないと、苦しいかもしれませんね。
どちらもできるけど、様々な状況を考えて、そして自分が何にチャレンジするかを考えて、こちらを選ぶと、とんさんご自身が選択できるようになることが、今は大切なのかもしれないなと思います。

「なぜ」という謎を理解していくのは、少し難しいかもしれません。
もし、一人では難しいようでしたら、カウンセリングも使ってみて下さいね。