普通に接したいのに、心と身体が拒絶してしまう。

相談者名
ひまわり
はじめまして、よろしくお願い致します。
私は 36歳 独身 会社員です。

日常生活で、何故なのかわからないのですが
普通に接したいのに心と身体が拒絶してしまう人がいます。
とても悩んでいます。
母子家庭で育った私は、普通の家庭への嫉妬心や劣等感があったとは思います。
母に愛されたいが為に様々な条件を子供ながらに創っていたとは思います。
反応するタイプの人は、ごく一般に両親兄弟がいる家庭で育った人、愛情や教育をほどよく受けた人に対してが多いです。
けれど、大人になった今、「もう嫉妬心や区切りは必要ない」と気づけたと思ったのですが、どうしても意味不明の感情や反応は消えません。
好きなお友達に対しても二人きりで一緒にいるとリラックスしきれずどことなく不安感がありそわそわしてしまいます。
もっともっと仲良くなりたいのに心と身体が固くなってしまいます。
自分なりに個人セッションやキネシオロジー、自己啓発・・・色々トライしています。
けれど、少しずつ気付けて開放できたかと思ってもどうしてもこの意味不明の拒絶反応がわからずにいます。
私の生い立ちは複雑かと思います。
父は3歳で離婚し中学校3年生からは逢っておらず生きているのか死んでいるのかわかりません。
母は私が24歳の時に自ら命を絶ちました。
けれど、36歳の今、淋しいですがこれから自分で家族を創ってゆけば良い、最愛のパートナーと出逢えたら(と信じています。)きっと幸せな家庭を築けるはずと思っています。
前向きに一生懸命生きたいと思っています。
この問題が解決出来たならば、どんなに人生は楽しいのだろうと思います。
以上の説明で伝わりましたでしょうか・・・よろしければアドバイス頂けたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。

カウンセラー
松尾たか
ひまわりさん、はじめまして。 今回ご相談を担当させていただく松尾たかです。
どうぞよろしくお願いいたします。

いろいろと辛いことや苦しいこともあったかもしれませんが、自分なりに幸せな人生を生きていきたいと前向きな姿勢で頑張っていらっしゃるのですね。本当は思いやりや優しさ、強さを人一倍お持ちの素敵な女性なのでしょう。
でも、心と身体が拒絶してしまう人がいることがひまわりさんを苦しめているようですね。
少しでもひまわりさんの心がラクになるうようお話させていただきますね。

母子家庭で育ったひまわりさんにとって、お母様はかけがえのない存在だったことでしょう。 そのお母様の死を受け入れるのは大変ではなかったですか。 お母様やご自身を責めたりしたこともあったかもしれません。 すでに大人(という年齢)になってたとは言え、今までひとりで生きてくるには心細さや淋しさもたくさんあったのではないかとお察しします。 本当によく頑張ってきましたね。 ひまわりさんをギュッと抱きしめてあげたい気持ちが湧いてきます。

ひまわりさんは、子どもの頃からきっとお母様のためにたくさんのことを我慢したり、お母様のために役に立とうと一生懸命に何かをしてきたのだと思います。
子ども心にに、どうして他のお友達のところと違うのだろうと思ったかもしれませんし、他の家庭と比べ自分の境遇を恥ずかしいと思ったかもしれません。 羨ましい気持ちもたくさんあったでしょう。
もしかすると、子ども心に(口に出さなかったとしても)ご両親に対しての怒りや責める気持ち、たとえば、「お父さんとお母さんが離婚さえしなかったら、私ももっと自由で楽しかったのに・・」が湧いてきたこともあったかもしれません。

でも、お父様のこともお母様のことを好きだったひまわりさんは、その気持ちを心の奥底に沈めてしまったようですね。
そして、私が悪い子だったからこんなことになったんだと思いこみ、愛情を欲しいと願っても自分には手に入らないと決めつけ、誤解をしてしまったのでしょう。
私たちが誰かに嫉妬する時、それは自分には絶対手に入らない、絶対にもらえないと思っているからなんです。

ひまわりさんは、大人の頭では「もうもう嫉妬心や区切りは必要ない」と思っても、小さな頃に心の奥底に押し込んだ気持ちが「私に気づいて。私をほっとかないで」と声を上げているのかもしれません。
それが、人への拒絶反応として感じているのではないかと思います。

そして、好きなお友達といてもリラックスしきれず、不安感があるのは、いつか見捨てられてしまう、大好きな人はいなくなってしまうという感覚なのかもしれません。

でも、ひまわりさんは、最愛のパートーナーに出会い、自分で家族を創っていくというビジョンをお持ちです。 文面からはそれを手に入れるという強い意欲を感じます。 想像力(思う力)は創造力(創りだす力)ですから、自分を信じ、諦めることなく前向きに進もうとすることは、とても大切ですよ。

そのためにも、ひまわりさんは今、小さい頃に心の奥にしまいこんでしまった感情をもう一度見つけ出し、その気持ち(無きものにした気持ち)を自分で抱きしめてあげることにチャレンジしていただければと思います。 頭(思考)で理解するのではなく、心そのものを感じ、受け止めていくことで、心が少しずつラクになっていくと思います。
そして、今までひとりで生きてきた自分、頑張ってきた自分をたくさん褒めることにもトライしてみてくださいね。

ひまわりさんが少しでもラクになり、ひまわりさんの望む毎日となっていくことを願っています。 ひまわりさんを応援しています。

この回答が何か少しでもひまわりさんのヒントになれば、幸いです。

ご相談、ありがとうございました。

松尾 たか

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。