悪口・グチが苦手

相談者名
ろーず
悪口や愚痴が苦手です。
誰かと話をしていると、話題がその場にいない人の悪口や愚痴になることがありますが、そういう話したり、そういう場にいることが苦手です。
人なので自分もなにかしら思う事があって、同調して話したりすることもありますが、途中で冷めることもありますし、そもそもそういう話をしたくないし、聞きたくもないと思う事も多いです。

そういう話をしているときは、対象の人に対して悪いことをしている感じがしたり、次に対象の人と会うのがなんとなく気まずかったりします(特に同調して自分も話した時に気まずいです)。
あと、そういう話をされると「その人(悪口を言われている人)も、何かしら考えがあって、そうしていると思うのになあ」と思います。
また、たいてい話の後は一人になりたくなります。誰かと一緒にいる気にはあまりならなかったり、なんとなくイラついてるような、心がザワついているような、そんな感じがします。

そうかと思えば、仕事の愚痴を仕事と関係のない人に話すなど、愚痴や悪口を対象の人とは関係のない人に話す分
にはそういうものは感じません。

聞き流すようにしていますが、いちいち感情が動かされてうんざりしています。
聞き流す方法、コツなどはないでしょうか。

カウンセラー
濱田よし乃
初めまして、ろーずさん。
今回ろーずさんのご相談を担当させていただきます、濱田よし乃と申します。
よろしくお願いしますね。

ろーずさんからのご相談を読ませていただいて、
「私もそう感じる事あります!」というのが今の正直な気持です。

私も悪口は聞いていて嫌だなと感じます。悪口の場にいた事で、対象となった人に対して気まずさも感じます。
相手に同調してしまう事もありますし、言ってしまってから、嫌な気分を引きずってしまう事はよくあります。
職場の事を知らない友人に職場の愚痴を聞いてもらう時は、あまり気まずさを感じません。

大昔。まだ若かった頃、あまりにも悪口が嫌だったので、つい勢いで先輩に「私、そういう話苦手なんです」
と言ってしまったこともあるくらいです。(そう伝えたら、それ以来そういう話をされる事は減りました)

ただ、ろーずさんは「気持ちを大切にしたい」と思う事が多いように感じました。

悪口を言われている人にも何かしら考えがあってそうしているんじゃないかと思うのは、言われている人の気持を大切にしようとしていますよね。

仕事の愚痴を仕事と関係ない人に話す時には、心がザワつく感じが無い。というのも、
聞き手の「気持」を大切に思っているからだと思います。

ろーずさんは、その場にいない人の悪口や愚痴を言う場にいる事が「苦手」と感じます。
そして、ろーずさんは「私は仕方ないけど、この「苦手」な感じを出来るだけ他の人には感じて欲しくない」
そんな風に思っているんじゃないかと、私は思うんです。

だから、心のどこかで聞き手の気持も気にしているんじゃないでしょうか?
それくらい、ろーずさんは人の気持を大切にしたいんだなと私は思いました。

そして、
誰かの悪口を話している場から離れて一人になってご自分の気持を感じてらっしゃるところ、
何かしら思う事がある場合は、ご自分の思っていることを話すところ

ろーずさんがご自分の気持を大切にされている様子が感じられました。
それって、とっても大切なことだと思いますよ。

こんな風に自分の気持を大切に出来ているから、相手の気持ちも大切にしたいのだと思います。
だから、相手の悪口を止めようとは考えないのだと思います。

その結果「どうすれば聞き流せるの?」というご質問になったのかなと想像しました。

そんな風に皆の気持を大切にしようとしている ろーずさんは優しい人だなと私は思いました。

優しくて、相手の気持ちを大切にするからこそ、多くの人がろーずさんの前では素直になれるんじゃないかなって思いました。
だから、つい本音が出てしまうのかもしれませんね。私はそう思います。

そんな優しいろーずさんだからこそ、悪口を聞いていると。

「その人にも何か考えがあるんだよ」と、かばいたくなったり
「あんまり悪口を言っていると、気まずくなっちゃうよ」と心配したり
「愚痴を言いたくなるのも無理も無いのかもしれないな、」と悪口を言う人にも共感したくなるんじゃないかなって私は思うのです。

優しいから、つい色んな人の気持を考えてしまう。
そんなろーずさんが、悪口や愚痴を聞き流せないのは当然だと思います。
だからこそ「しんどいんじゃないかな」とも思います。
「もう色々感じるのは沢山!!聞き流せたら楽なのに」と思う位しんどいのだろうな、と想像して切ない気持になりました。

そんなろーずさんへの私からの提案は

「もっと自分の気持を大切にして欲しい」です。
もう既に、大切に出来ていると思いますが「今よりも更に、大切に!」です。

もしかしたら「もう気持なんて感じたくないのに」そう思われたかもしれませんね。
そう思ってしまうくらい、しんどい思いをされてきたのかもしれません。

実は、私自身が長い間そう思っていました。
「自分の気持なんて感じていたら誰の役にも立てない」
何故かそう思い込んでしまって、自分の気持を抑える事ばかりしてきました。
けれど残念なことに、抑えても気持ちは無くならなかったんです。
逆に、気持を大切に一つ一つ感じてあげた方が、私は楽になったんです。

ですから、こんな提案をさせていただきました。

ろーずさんは「悪口や愚痴」が苦手なんだと思います。
「悪口や愚痴をを言う人」が苦手、ではないと思うんです。

間違っていたらごめんなさいね、

ろーずさんは「悪口」が苦手で、このままじゃ悪口を言っている人達までも苦手になりそうで、
勇気を出してご相談くださったのかなと思いました。

ご自分の気持を大切にしてご相談くださった、ろーずさんの勇気と優しさを感じました。

ですから「悪口が苦手」だという自分の気持を、もっと大切にして欲しいのです。
「私が苦手と感じるのだから、それを避けるのは当然だ」位思って欲しいのです。

私は「こんなに優しいろーずさんが苦手と感じるんだから、避けて当然でしょ」って思っています。

悪口を言っている場にいて「苦手だ」と感じたら、出来るだけ早くその場から退散して欲しいですし、
悪口を聞かされて嫌だな、と感じたとしても「私は苦手なんだから当然だ」と思って欲しいのです。

苦手なんだから気持ちがザワつくのは自然なことなんです。
苦手だな、と思っていたらイラつくのも当然だと私は思います。
そのイラつきやザワつきに気づいて、一人で気持のケアをしているご自分を褒めてあげて欲しいのです。

本当は嫌なのに、周りの人の気持を考えて、ずっと我慢してきたのではありませんか?
そんなご自分の優しさ、強さを認めてあげて欲しいのです。

そして同時に、

話の内容が悪口でない場合は、何を感じるのかに意識を向けてみて欲しいのです。
そして、自分はどんな話題で誰と話すのが好きなのか、楽しいのかに意識を向けてみて欲しいのです。

ろーずさんは自分の状態に気づいて、ご相談くださったのだと思います。
つまり、自分を観察できています。
ですから、その観察眼を使って「自分が好きな話題や楽しい話し相手」も、是非探してみて欲しいな、と私は思います。

意外に思うかもしれませんが、自分の「嫌なもの」に気づけると、自分の「好きなもの」にも気づきやすくなるのです。
そして、好きなものは生きていくエネルギー源になると私は信じています。

それでも「やっぱりしんどい」と感じるようでしたら、
そのお気持を誰かに話してみませんか?

お友達や、ご家族。
そして、私達カウンセラーも是非お話聞かせていただきたいと思っています。

ろーずさんは相手の気持ちを分かってあげるのは得意だと思います。
けれど、自分の気持を分かってもらう事は、してこなかったんじゃありませんか?
私には、そう思えるのです。

今回そんなろーずさんの本音を聞かせてもらえて、私は嬉しかったです。
そして、そう感じるのは私だけじゃないと思います。

ろーずさんが少しでも楽になる事を祈っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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