おかしかった自分を受け入れるにはどうすれば

相談者名
いずみ
不登校、ひきこもりそれからアルバイト生活をしましたが、途中精神的に
おかしくなってしまいました。

人が気になって確認してしまう。
たぶんどう思われているか、笑われてないか気になって
確認していたんだと思います。
不審がられたりイライラされたり笑われていました。
2、3人ではなくかなりの人数だったと思います。

人に好かれたい気持ちが暴走してお客さんに過剰に愛想良くし過ぎて嫌われる。
それが功を奏していい印象になった人もいましたが、迷惑をかけてしまって
嫌われた人も何人かいました。これがたぶん2年くらいの期間だったと思います。

そして自分の生活も、何もがんばれずごまかしの自堕落な生活。
人が怖くて弱気で情けないのにすぐムッとなったり、
おかしいのに、まともだと思い込んでいました。

今までは被害者意識に飲み込まれていましたが、怒りを発散していくうちに自分がおかしかった、問題があった、迷惑をかけてしまっていたことに気づきました。
ほんとに恥ずかしくて情けないです。
自分でおかしかった自分、迷惑だった自分の過去を
どう受け入れればいいのでしょうか。

人にあの人おかしい人と思われているのが怖いです。
どうすればいいのでしょうか。知らないふりして開き直るしかないのでしょうか。助けてください。

カウンセラー
三島桃子
いずみさん、初めまして。今回担当させていただく三島桃子と申します。どうぞよろ
しくお願いいたします。

いずみさんはいろいろなことを乗り越えてがんばってこられたのですね!不登校やひ
きこもりの頃もとてもつらい気持ちを味わったでしょうし、その後のアルバイト生活
のころも大変だったと思います。

アルバイト生活の頃って、心の中にあるいろいろなことがまだ整理されていなかった
のではないでしょうか。そんな中、アルバイトとはいえ仕事をするというのは、かな
り苦しいことだったと思います。精神的におかしくなっても当たり前だったと思うん
ですね。

追い詰められて追い詰められて、それでも必死でがんばっていたのが、当時のいずみ
さんだと思います。心は崖っぷちにあったと思いますよ。あともうひとつバランスを
崩せば底の見えない谷底に落ちるような感覚の中にいたとしたら、落ち着いた精神状
態ではいられないですし、誰でもそうです。

心は目で直接見ることができないので、周りの人たちにはわかってもらえなかったと
思います。ですからよけいにつらかったでしょう。

いずみさんと同じ状況に置かれたら、誰でも似たり寄ったりの言動になると思います
よ。あの、いずみさんを笑った人たちも、です。

***

今、いずみさんは、以前の、コンディションが良くなかった頃の自分を許せない、と
いう思いのようですね。そのお気持ち、よくわかります。私にもそういう時期があり
ました。思い出しては、かつての自分をないものにしてしまいたいような気持ちに
なったものです。

ただ、それはやはり自分自身を否定するということなので、かつての自分を否定すれ
ばするだけ今の自分も苦しくなってしまいます。

かつての自分は「情けない」「恥ずかしい」だけの存在だったのでしょうか?人に迷
惑をかける、弱くて情けなくて何の価値もない人間だったのでしょうか?

それは違うと思うんです。そこにはいろいろな背景や事情があるはずです。

いずみさんは、家族との間にいろいろとつらいことがありませんでしたか?自分に自
信を持てなくなるような育ち方をしたのではないでしょうか?人との適切な距離感
も、あまり学べないまま大きくなったのではないでしょうか?

家族のせい、と言っているのではないんですね。いずみさんのご家族もまた、いろい
ろな事情を抱えていたのではないかと思います。ただ、いずみさんにとってはのびの
びすくすくと問題なく育って行ける環境ではなかったのではないかと思うのです。

先ほど書いたことと重なりますが、いずみさんと同じような育ち方をすれば、誰でも
同じような経験をすると思います。

アルバイト時代の、精神状態が不安定になっていた時のいずみさんは、非常に苦しい
中で、ひたすらベストを尽くしてがんばっていたはずです。情けないどころか、ある
意味とても強く強くふんばったのですよ。

そのことを理解し、かつての自分を優しく温かい目で見ることができるようになった
時、周りの人にどう思われているかということは、あまり気にならなくなると思いま
す。自分が自分を「おかしい人」と思っていると、他の人も自分のことを「おかしい
人」だと思っているはずだ、と強く感じてしまうものなのです。これを「投影の心
理」と言います。

***

怒りを解放することができて、被害者意識を抜け出すという大きな大きな山をもう越
えつつあるいずみさん。

もうひと山乗り越えていくために、自分自身に何が起きてきたのかということをさら
に整理し、理解するということが、できることかもしれないですね。

心理関係の本を読んだり、カウンセリングを受けたり、あるいは心理学ワークショッ
プに参加することなどが助けになるかと思います。ご自分に合うやり方を選んでいく
ことが一番いいと思います。

いずみさんはすでに良い流れの中にいますから、大丈夫ですよ!!

ご相談いただきありがとうございました。応援していますね!

三島桃子

この記事を書いたカウンセラー

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