こんにちは

相談者名
うめ
幼い頃から両親の束縛と否定に苦しみそれが今もつづいています。
仕事が決まってもすぐクビになったりして、
自立して一人暮らししたくてもできない状態です。
人と話すことが苦手で動作も遅く覚えるのも苦手です。
結婚してる人ばかり好きになるのがつらいです。
カウンセラー
三枝みき
うめさん、こんにちは。初めまして。
今回、うめさんのご相談を担当させていただきます、三枝みきと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

うめさんは今、とても辛い状況にいらっしゃるようですね。
ご相談の文章はとても短いですが、それがよく伝わってきます。
今まで随分と長いこと、お一人で頑張って来られたのだと思います。

この文章だけでは細かいことはわかりませんが、私も「自己否定」と母との癒着に苦しんだ経験があるので、なんとなくうめさんの苦しさが、もちろん「私なりに」ではありますが分かるような気がするんです。
それに私の場合は、私自身も子供と癒着してしまった母親、子どもを否定してきてしまった母親でもありますので、親の立場でうめさんとよく似た苦しみを持った娘をずっと見てきました。
私自身が娘のおかげで心理学を学び、変わったこともあり、今では娘もかなり元気になってきて、母子関係もとてもよくなりましたが、やはり彼女もうめさんと同じで、未だに「人と話すことが苦手」「動作が遅い」「仕事を覚えるのが苦手」という悩みを持っています。
でもきっと、それも少しずつ良くなっていくものだと、私は思っているんですね。
だからきっと、うめさんももっともっと楽になって、楽しく、生き生きと生きていけるものと私は信じています。

ですから今日は、そのためのお手伝いを私にさせてくださいね。

さて、今でこそカウンセラーという、人とお会いしたり、お話したりするお仕事をさせて頂いている私ですが、実は私もかつては「人と話すことが苦手」で、「動作も遅く」「仕事を覚えるのも苦手」でした。
でもそれらは自分自身が楽になることで、問題にならなくなっていくんですね。
私がそうでした。

それはどういうことか、というと……。

コンピューターに例えるのが一番わかりやすいのですが、ひとの脳(「頭」や「心」でもいいです)がコンピューターのハードウェアだったとして、でもそのハードを動かすには見えない部分でいろんなソフトウェアが動いています。
そして、その中にはとっても容量が大きく、重くて、エネルギーを食う常駐プログラムがあったりするんですね。
最近のパソコンは性能がいいので、あんまりないかもしれませんが、少なくとも昔のパソコンは、そんな感じでした。

そして、「仕事が遅い」とか「出来ない」、「気が利かない」等の悩みを持っていらっしゃる方の中にも、その常駐プログラムが幅を利かせていることがあります。
ではうめさんは、その問題の常駐プログラムは、どんなブログラムだと思いますか?

はい、それは「自己攻撃」もしくは「自己否定」という名のソフトウェアなんですね。
実はこれ、私がグループセミナーに出始めたころ、講師の先生に公開カウンセリングをしてもらった時に教えてもらったことなんです。
そして、そのものすごーーく重くて遅いプログラムがハードウェアの作業領域のほとんどを占領して動いているために、私たちは普段の生活をほんのわずかに残った作業領域だけでやらなければいけないので、すぐフリーズしたり、ものすごーーく反応が鈍かったりということが起こるんです。
元々、本来は高性能なコンピューターなんだけれど、悪いのはその巨大な常駐プログラムなんですね。

私自身、昔はよく、「私はどこかおかしいんだ、人より劣っているんだ」と本気で思っていました。
「もしかしたら、普通の人より脳の神経が少ないんじゃないか」とか、本気で思っていたこともあります(笑)。
何故って、周りの人が一度聞けばわかることが何回訊いてもわからなかったり、みんなが気付くことも私だけ知らなかったり、気付けなかったり、そんなことが多かったんですね。
でもそれも、私が自分を癒すことに取り組んで、自分の中の根深い「自己嫌悪」や「自己否定」「自己攻撃」が減っていくたびに、私の心の作業領域が少しずつ増えていき、今までできなかったことがどんどんできるようになりました。

グループセミナーで「あなたは本来人一倍、人の気持ちが分かるし、いろんなことによく気付く人なんですよ」と講師の先生が言って下さったときは、なかなか信じられなかった私ですが、今では「そうか、自己攻撃がひどすぎて、心の余裕がなくて、能力が低くなっていただけなんだ」と実感できました。
実際、少なくとも、それなりに普通に暮らしていける程度ではあったんです。
そして私はたぶん、うめさんもそうだと思うんですね。
もしもその常駐プログラムを小さくする事が出来れば、すくなくても「覚えるのが苦手」ということは、だいぶ変わると思います。

どうでしょうか?
ご自身の所為ではない、ということが分かって、少し楽になられたでしょうか?

それに、能力的なことだけでなく心理的にも、うめさんのようにずっとご両親にご自身を否定され続けてきたのなら、人を見たら「否定されるのでは」と怖くなってしまっても当然です。
たぶんいつも頭の中で、ご自身を否定したり、バカにしたり、罵倒したりする声が聞こえているような感じなのではないかと思うのですが(この声をエゴの声と言います)、あまりにその声が大きいと、生きるのが辛くなってしまうんですね。

たとえば私も以前はそうでしたが、心の中がそういう状態だと世界中の人が全員、自分のことを否定したり、バカにしたり、嫌っているように感じてしまって、人前に出ることや、誰かと目を合わせることが怖くなります。
そうなると当然、誰か自分以外の人の前ではものすごく緊張して、怖くて、普段なら普通にできるような簡単なことでも失敗してしまったりするんですね。
ですからもし出来たら、私はうめさんに「自己攻撃」や「自己否定」を減らしていくことに、取り組んでみて欲しいなと思うんです。

ただ、そういったことは一人ではなかなか難しいものです。
ですので、もしよろしかったら、私たちカウンセラーにお手伝いをさせて頂けませんか?
ちょっと勇気が要るかもしれませんが、もしよろしかったら初回無料の電話カウンセリングをご利用いただければと思います。
人生を変えるのは「愛」ではなく「勇気」――、私の先生が教えてくれた言葉です。
どうか、勇気を出してみてくださいね。
必ず、変われますから。

以上、長くなりましたが、この回答が少しでもうめさんのお役に立てれば幸いです。
今回、全部に回答する事が出来ませんでしたが、その辺も初回無料の電話カウンセリングでフォローさせていただけると嬉しいです。
本日はご相談、ありがとうございました。
うめさんが少しでも楽になり、楽しく幸せな毎日を過ごす事が出来ますよう、心から応援していますね。

三枝 みき

この記事を書いたカウンセラー

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