変わりたいと思うけれど、変われない私

相談者名
ゆう
こんばんわ。私は27歳の女性です。
今、私がご相談したいことは、自分に自信がすごくなく、変わりたいと思うだけで、何も変える事の出来ない自分です。
私は、過去に何があったという訳では無いと思いますが、思い出せば、小学校3年の頃からです。人の目がかなり気になるようになり、自分が大勢の前で発表するとき等、手も震え、声も震えて、自分の本当に言いたい意見も言えなくなってしまいます。それからは、ずーと、日ごとに声の震えもひどくなるばかりです。何で、いつも、こんなに声が震えるんだろう?自分に自信がないからかなぁ?と考えて、もっと自分に自信を持とうと思っても無理なことです。他人が自分の事をどういう風に見ているのか。すごく、すごく不安です。しかも、自信もありません。特に男性は、すごく苦手です。話をしたくても、思った事を言う事もできません。気をつかってしまって、話をしていると、時々、苦痛で胃が痛くなり、吐き気もしてきます。
でも、自分でなぜ、男性と話すのが苦手なのか、思い当たる事がありません。
だだ、女性にも男性にも、自分が悪く思われるのが怖いし、傷付けられるのも怖いのだと思います。本を人前で読むとき、電話で人と話すとき、自分でも分からないんですが、声がうわずってしまいます。こんな事は他人にしてみれば、たいした事のない悩みと思われるから、誰にも相談できませんでした。どうしたら、自分にもっと自信をもって、人前でも自分の意見を言えるようになるのでしょうか。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
ゆうさん、こんばんわ。根本です。
お返事お待たせしました。

「変わりたいな」と思っても、実際、それを実現するのって一人ではなかなか難しいですよね。
自信が無かったとしたら「できるだろうか?」って悩んでしまうし、「どうせ、無理なんじゃないか・・・」とか思ってしまうかもしれないです。

どんな自分になりたいなあ?って思われますか?
もし、それが「難しいかも」「できないかも」と思われるのでしたら、今のゆうさんにとっては、ちょっと高すぎるハードルなのかもしれません。
そしたら、少しずつ小さな目標に変えていってみるのはいかがでしょうか?
階段だって、いきなり1階から2階になってたら、誰も上れませんよね。
小さな段がたくさん付いているから、一歩一歩足を進めていくだけで2階に上れます。

僕達の目標も同じ事なんだけど、ついつい1階から5階に一気に上りたいって思ってしまうところもあるのかもしれません。
だから、まずは、今の自分でも出来ることをその目標を見据えて決めていくことが大切ですよね。

「変わりたい」というテーマのそんな小さな一歩としては、次のようなものが考えられると思ってます。
・どんな自分になりたいのか?という目標設定
・お手本となる人探し
・そんな人に「いつかなりたいな」と思うこと
・その目標を達成するための決意表明
・その目標に向かって踏み出す自分なりのおまじない

このどれ一つ取っても、小さな一歩です。
やりやすいところから始めて見るのがいいでしょう。

ここに挙げたものもだけじゃないですから、自分なりに「今できる一歩」を探してみるといいんじゃないかと思います。

> 今、私がご相談したいことは、自分に自信がすごくなく、変わりたいと思うだけで、何も変える事の出来ない自分です。

もし「変わりたくないな」と思っているとしたら、その理由って何だと思いますか?
・自信がない
・怖い
・不安
・無理だと思ってしまう
・過去にも失敗した
・今まで何もうまくいかない
そんなような色んな理由が出てきてしまうかもしれませんね。

自分を変えるのには、ちょっとした勇気と決意が最初に必要だと思うんです。
そんな心の準備を始めてみるのがいいかもしれませんね。

> 気をつかってしまって、話をしていると、時々、苦痛で胃が痛くなり、吐き気もしてきます。

人と話をするときに、すごく怖がっているゆうさんがいらっしゃるようですね。
そして、緊張し、不安も強く感じてしまうみたいです。

お話を読ませていただくと、ゆうさんってどちらかというと敏感なタイプなんじゃないかな?って感じています。
繊細に心の動きを捉えられるし、また、人の気持ちを汲み取ることもすごく上手なんじゃないかな?
それは悪いことではなくて、自分の心と上手に付き合うことができるようになるに連れて、周りの人に居心地のよさとか安心感を与えることができるようになるんじゃないでしょうか。

> でも、自分でなぜ、男性と話すのが苦手なのか、思い当たる事がありません。

僕の経験なんですが、ゆうさんのように「なんでなのかな?」と思ってしまうことが多々あるみたいです。
それは多く、ゆうさんにとっては当たり前のことが原因になっているからかもしれません。
身近な人間関係とか、親子関係などがそれにあたりますね。
例えば、お父さんというのは、生まれてからずっとあのお父さんなわけですから、その性格とか対人関係とかも当たり前に受け入れてしまっていますよね。
例を挙げると、ある方はずっとお父さんに恐怖を感じて育ってこられたんですね。
だから、お父さん=怖いもの=気を使うもの、という風にもう当たり前のように思ってしまっていて、それが普通になってしまっていたんです。
でも、よくよく思えば、今問題になっている彼氏との関係にしても、何かしら恐れを持って接していて、それが問題を作り出している、という心の仕組みに気付かれたんです。

ですから、ゆうさんにとっては、一度客観的に自分を見つめなおす機会を作ってみるのはいかがかな?と思います。

まずはそこをスタート地点にするのが僕からのお勧めです。

何かは分からないけれど、そこに恐れや痛みがあれば、それを手放し、癒していくことを最初の目標にしてみてくださいね。

素敵な人間関係が築けるように、小さな勇気をもってみてください。

ありがとうございました。

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