気持ちが萎んでしまうことについて

相談者名
オールドファッション
はじめまして。
20代、独身フリーターです。
わたしは興味ある分野に実際に足を踏み入れると気持ちが萎えてしまう癖があります。
期待しすぎや理想化しすぎなのだろうなとは自分でもなんとなく思います。
恋愛も付き合いはじめる前に離れることがほとんどで、実際付き合った時期はとても苦しかったです。
なんというか、恋愛にしても他のことにしても、現実感が出てくると一気にイニシアティブを手放してしてしまうことがあり、それがどうにも自己嫌悪になり最終的に自家中毒のようになって終わりにしてしまいます。
こういう自分から卒業したいという気持ちもあるし、だからと言って否定してしまってはいけないように思い、こういう自分の生き方というのはないものかとも思うのですが、雲を掴むようなことで、もっと地に足をつけたことを意識したほうがいいんじゃないかとも思います。
力ぬいてするっとやれるようになりたいのですが、それも都合が良すぎることでしょうか…
カウンセラー
木村祥典
オールドファッションさん、はじめまして。木村と申します。
ご相談ありがとうございます。

気持ちが萎んでしまうことでそんな自分を自己嫌悪してしまうのですね。

興味のあるものや欲しいものに近づく分だけ気持ちが萎えるというのは、悲し
いことですよね。

そうして気持ちが萎えてしまう背景には、昔、大きな期待をしていたけれど、
その期待が裏切られてしまったような、そんな痛みが隠れているのかもしれま
せんね。

そうした痛みを持っていると、これ以上傷つかないように、心の防衛作用とい
うのが働くんですね。

では、ちょっと想像してみてくださいね。

期待して裏切られることで傷つかないようにするためには、どうしたらいいで
しょう?

絶対に傷つかないようにするためには、どうしたらいいでしょう?

その答えは、「期待しないこと」です。

期待しない限り、絶対に裏切られないし、絶対に傷つきません。

そうして傷つかないようにするのです。

そうすると、傷つくことは避けられるのですが、自分が好きなものや求めてい
るものからも遠ざかってしまうことにもなります。

今の時点では、その痛みが裏切りによる傷なのか?喪失による傷なのか?拒絶
による傷なのか? …というところがはっきりしませんが、より詳しくお話を
お聴きすることでその痛みを知ることができ、その痛みを知ることで、手当の
仕方も見えてきます。

過去の痛みと向き合うというのはあまり気分のいいものではありませんが、こ
れからのオールドファッションさんが、本当に欲しいものを手に入れて好きな
ものに囲まれて幸せに生きていくのにはとても役に立つと思いますし、チャレ
ンジするだけの価値があると思います。

全てをオールドファッションさんお一人だけでやる必要はありませんので、も
しよかったら私達カウンセラーにお手伝いをさせてくださいね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。