自分を好きになれない

相談者名
とおる
現在、彼女も友達もゼロです。自己判断からすると、相手を好きになれない。信用できない。優しくできない。自己の利益しか考えない。消極的な性格。いろんな本を見て、行き着いたところ、自分が好きではないのでは。自分は、親父が嫌いで(殺したいほど嫌い)、似てるところがだんだん出てきて、だから自分に自信が無い状態ですか。相手をもの扱いしてしまいます。人間として、尊重できない。気づくのが遅すぎました。
みんなから、愛されたいです。
カウンセラー
根本理加
とおるさん、こんばんわ。
根本理加です。> 現在、彼女も友達もゼロです。自己判断からすると、相手を好きになれない。信用できない。優しくできない。自己の利益しか考えない。消極的な性格。いろんな本を見て、行き着いたところ、自分が好きではないのでは。

自分を許せないような感じが伝わってきます。
すごく自分を責めているみたいですね。
それは辛いですね。

いつ頃から人を好きになれなくなったり、信用できなくなったりしたんでしょうか?

> 自分は、親父が嫌いで(殺したいほど嫌い)、似てるところがだんだん出てきて、だから自分に自信が無い状態ですか。相手をもの扱いしてしまいます。人間として、尊重できない。気づくのが遅すぎました。

お父さんへの怒りがすごくあるようですね。
とおるさんだけではなく、私たちは皮肉なもので嫌えば嫌う程、その人に
似てきたりします。
確かにとおるさんがおっしゃる通り、親や近しい人を嫌うと自分のことも
嫌いになってしまいます。
でも、それは変えていくことができますよ。

私もかつて、父親が大嫌いでした。そしてやっぱりそれが根っこにあったので
自己嫌悪もすごくひどかったです。

私達は誰でも人を好んで嫌いになりたい人はいません。
とおるさんがお父さんを殺したいほど嫌いなことにも、何らかの理由があるから
だと思います。
一体どんなことがあったんでしょうか?

自分を好きになるには、まずお父さんを大嫌いな自分を認めてあげること。
そんな自分を許してあげること。
お父さんがどうしてあんな風になってしまったのか理解しようと
してあげる事。
お父さんを許したいと思うこと。
がポイントになってくると思います。

> みんなから、愛されたいです。

気付くことに遅すぎるということは、ありません。
「今」から変えていきましょうよ!
私が変わったように、とおるさんもあきらめなければ
必ず変われます。
みんなから愛される人に絶対なれます。

またいろいろ聞かせてくださいね。
お待ちしています。

相談者名
とおる
初めまして 根本理加先生 こんばんは相談に乗ってくれてありがとうございます。
いくつか判らない事と、補足もあります。
よろしくお願いします。

> いつ頃から人を好きになれなくなったり、信用できなくなったりしたんでしょうか?

わからないです。つい最近まで、人を好いてないことに気づかなかった。
と、言ったほうが正しいでしょうか。
最近になって、寂しさを感じるようになって、
なぜ、自分は好かれないんだろって。
以前は、一人っ子のわがまま、短気等の性格が悪いせい。と、思ってました。
この性格を直さなきゃって。
精神論等の本を、読んでるうちに気づいたんです。

> 私達は誰でも人を好んで嫌いになりたい人はいません。
> とおるさんがお父さんを殺したいほど嫌いなことにも、何らかの理由があるから
> だと思います。
> 一体どんなことがあったんでしょうか?

思い出せるのは、褒められたことが無いこと、
自分の意見を常に否定されたこと、
自分の思い通りにならないと、癇癪を起こすこと。

自分が似てると思うのが、相手のいいところを見れないこと、
褒め言葉がいえないこと、
自分の思い通りにならないと、癇癪を起こすこと。

>
> 自分を好きになるには、まずお父さんを大嫌いな自分を認めてあげること。

これが、わからないです。
現在は、父を嫌いなことを否定してるということですか?

> そんな自分を許してあげること。

父を憎んでいる自分が、許せないんですか?

> お父さんがどうしてあんな風になってしまったのか理解しようと
> してあげる事。
> お父さんを許したいと思うこと。

会わないときには(現在、一人暮らし。一緒にいると殺人を犯しかねないから。)
そう思うんですが、会うとだめなんです。

10冊ぐらい本を読みました。その中でも
『加藤諦三』の『感情を出したほうが好かれる』
の中に書かれていることが全て、自分に当てはまります。
相手に嫌われまいとする、振る舞いとか。

長所、短所を述べよ。といわれると、長所がいえないんです。

洗いざらい書けたかどうかわかりませんが、
よろしくお願いします。

自分を好きになる方法ってあるんでしょうか?

カウンセラー
根本理加
とおるさん、こんにちわ。
日にちが少し空いてしまって申し訳ありません。。> わからないです。つい最近まで、人を好いてないことに気づかなかった。
> と、言ったほうが正しいでしょうか。
> 最近になって、寂しさを感じるようになって、
> なぜ、自分は好かれないんだろって。

とおるさんは、最近人を好きじゃないかもしれないって気づかれたんですね。
でも、私にはとおるさんは人が好きで、人と繋がっていたい人なんだな。と
いう風に感じます。
何故なら、本当に人嫌いの人だったら、それに気付いても何の問題も
感じないからです。
人嫌いだから、人から離れよう。っていう風に感じるだけだと思うんです。
でも、とおるさんはそれに気付いたときに、ここに書き込みをしてくれました
よね?それって、心の奥の方では人が好きで、今人を信用できない自分を感じた時に
解決したいって思ったからではないでしょうか?

気づいた今が、問題に取り組んでいくいい時期ですね。
気づく事に遅すぎるということはありません。
自分をもっと好きになりたい!って思う気持ちが
自分をよりよく変える大きな第一歩だと思います。

> 思い出せるのは、褒められたことが無いこと、
> 自分の意見を常に否定されたこと、
> 自分の思い通りにならないと、癇癪を起こすこと。

それはとても辛いですね。。
お父さんはどうしてそういう風になってしまったんでしょうか?
何か心当りはありますか?
もしかしたら、お父さんも褒められたことや認められたことがない幼少時代を
過ごされたんでしょうか?

> 自分が似てると思うのが、相手のいいところを見れないこと、
> 褒め言葉がいえないこと、
> 自分の思い通りにならないと、癇癪を起こすこと。

とおるさんはそういうお父さんを見て育ってこられたんですから
お父さんとどうしても似てしまいます。
私達が今日本語を自然に話せるのは、親が話している言葉を
一生懸命真似た結果ですよね。
それと同じように、立ち居振舞い考え方を子供は全部真似て
しまうんです。
でも、これからこの部分を変えたいと思えば変えられますよ。

>>自分を好きになるには、まずお父さんを大嫌いな自分を認めてあげること。
>
> これが、わからないです。
> 現在は、父を嫌いなことを否定してるということですか?

ごめんなさい、ものすごい言葉足らずでしたね。

自己嫌悪というのは、誰かを嫌って攻撃している時に起こります。
とおるさんの場合はお父さんをものすごく嫌っていますよね?
そうなってしまった経緯は仕方がないとしても、結局誰かを攻撃していると
自分が苦しくなってしまうんです。
私達の心の奥にはものすごく善なるマインドがあるからです。

例えば、とおるさんはお父さんの「思い通りにならないと癇癪を起こす」ところ
大嫌いですよね?そして、その事に対して「最低だ!!」と
思っている度合いだけ、自分が思い通りにならなくて癇癪をおこしてしまった
時に、攻撃しているお父さんと同じように振舞っている自分は「最低な奴」に
なってしまうわけです。

なので、まずお父さんを嫌っている度合いだけ、自分のことも嫌いになって
しまうんだな。ということを知って欲しかったんです。

>>そんな自分を許してあげること。
>
> 父を憎んでいる自分が、許せないんですか?

私達はどんなに表面では相手を嫌っていても、その相手を嫌っている
ことを許せないマインドが自分の中にあります。
とおるさんの場合はその相手が親ですから余計、お父さんを
嫌っている自分に心の奥では罪悪感があると思います。
そんな罪悪感がある自分のことは、なかなか好きになれないと
思うんです。

まず意識的に「あー自分は父親をものすごく憎んでいる。
でも、それは仕方がないことだな」と認めて、父親を嫌っている自分を
許していくことで、とおるさんの自己嫌悪が減るのではないかな?と
思ったんです。

> 長所、短所を述べよ。といわれると、長所がいえないんです。

この部分を読んでも、とおるさんが自分で意識している以上に
自分を責めている感じがするんです。

あと、今のとおるさんは、お父さんへの怒りがまだたくさんつまっているような
感じがします。
まず、怒りを解放してやる必要があると思います。
自分を好きになることに取り組む前にまずそれが先決かなと思いました。

メールではうまく説明しきれないので残念です。
わかりにくかったら、ごめんなさい。
また、もしよかったら電話や面談のカウンセリング等ありますので
利用してみて下さい。

かつて、私も父親が大嫌いでそして、自分が大嫌いでした。
でも今は自分が好きですし、自分に自信がもてるようになりました。
なので、とおるさんもあきらめないで下さいね。
自分を好きになることは可能です!

がんばってください。応援しています。
それでは。

この記事を書いたカウンセラー

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