年下の彼との恋愛・結婚

相談者名
こころん
いつもホームページ読ませて頂いてます。
今日の相談は彼とのことで、出逢いはネットで年齢差は7つあります。(私はバツ一です)出逢ってまだ3ヶ月ですが今は私の部屋で一緒に暮らしています。悩みは私のほうが好きでいつも一緒に居たい派で、一緒に暮らしてても休みも一緒に居たいのに、彼は自分の友人と会ったり、趣味に休日を使いたい派でとても寂しいです。彼は女性の友人も多いようで心配になります。
女性と会うのは心配になると話もしましたが「遊びに行くときは誰と行くと必ず話すし信用してもらうしかない」とか私も異性の友人と一緒でも二人以外なら何も言わないといいます。でも私はやきもち焼きで彼が遊びにいくと
とても心配で寂しくなります。彼以外と付き合っても「寂しい」という気持ちは湧き出てくる性格だから自分を高めようとか自分の趣味に費やそうとかいろいろチャレンジしたり自分の無価値間が自信をなくさせるんだから自分に自信を持とうとか思っても、やっぱり彼が私を置いて(今日はスノボーに行きました)遊びに行くのが納得いきません。私も誘ってくれればいいのにと思ったけど彼の友人に紹介されたことはまだ一度もありませんから足手まといになるからと思っていいませんでした。何だか彼から利用されてるだけなんじゃないか?(彼の実家より私の家の方が会社に近いから)と思い、彼は結婚はまだまだ考えてないようだし、自分の都合でいつでも出て行きそうで不安でそれならと別れも考えました。私は37歳で結婚や出産もしたいし、時間がないと考えたので。そこで彼に質問したら結婚に興味がないわけでない、でも今は考えてない。「1~2年は考えてないよね?」と聞いたらそれはわからないと言われました。彼は新しい会社に去年の12月に入ったばかりで仕事に燃えてます。だからきっとそういう答えなのかそれとも私とは結婚は考えてないのか・・・考えてなければ他に結婚をきちんと考えてる方を探した方がいいのか?悩んでいます。彼のことは好きすぎて辛くなります。好きという気持ちと利用されてる?という気持ちが交互に出ます。
それでも自分の好きという気持ちを優先して彼が結婚したい!
と思うように頑張るべきか?それとも他に結婚を考えてる方を探した方がいいのか?アドバイスを下さい。宜しくお願い致します。
カウンセラー
大門昌代
こころんさん、はじめまして。大門と申します。よろしくお願いします。
彼に結婚する気があるのか?自分は利用されているだけじゃないのか?と不安な様子ですね。
ご相談の文章から、とてもつらい恋愛になっておられている様子がうかがえました。とてもつらいですよね。
こころんさんは、彼以外の人とお付き合いしても、「寂しい」という気持ちが湧き出してくるとのことですから、潜在的に「寂しい」という気持ちがあり、その気持ちを誰かに埋めて欲しい、私を安心させて欲しいと思っておられるようです。

ご相談には、「自分の好きという気持ちを優先して彼が結婚したい!と思うように頑張るべきか?」「他に結婚を考えてる方を探した方がいいのか?」というご質問がありましたが、どちらでもかまわないのですが、「寂しい」という気持ちの根っこにある問題を、解決していかないと、誰とお付き合いしたとしても、同じような問題が出てきてしまうことが考えられますので、まずは「寂しい」という気持ちがどこからきているのか?という根本的な問題に取り組まれることを、おすすめします。

彼が友達と遊びにでかけたりすると、寂しいという気持ちと共に、こころんさんも書いて下さっているように、「やきもち」つまり「嫉妬心」も感じると思います。
この嫉妬心も解決していきたい問題ですよね。

嫉妬をしてしまう理由を探ると、過去の心の傷が嫉妬体質を作っていて、現在のパートナーとの関係でも嫉妬心を抱いていることがあります。
このような場合、過去の出来事によってできてしまった心の傷、喪失感や無価値感を癒すことが必要です。
こころんさんも、気付いておられますが、やはり無価値感が大きな問題ですよね。

例えば、過去に大きな失恋をしたとか、両親に愛されなかったとか、「私なんて愛されないんだ」と感じることがあったとしたら、無価値感となって、心に大きな傷を作ってしまいます。
この傷を癒さないかぎり、無価値感はつきまとってしまうのです。
ご自身で、自信をつけよう、無価値感を癒そうと色々なことに、チャレンジされているのは、素晴らしいことだと思います。
でも、なかなか癒すことができないのだとしたら、心の傷が大きすぎるのかもしれません。
自信を持とうと思っても、持てない。愛される価値があるんだと思おうとしても、思えないという場合、頭ではわかっているけど、心が納得していない状態ですから、心が納得するように、傷を癒してあげないといけないのです。

昔、何があったのでしょうか?
嫉妬を感じているときのこころんさんは、「寂しい」と感じておられます。
この「寂しい」感情は、過去のどんな出来事からきているのでしょうか?
その出来事を見つけることができたとしたら、今ではなくその時に感じた「寂しい」を、真正面から受け止め、今その「寂しい」を十分に感じてあげることで、感情は解放されていき、癒されていきます。
元になっている「寂しい」をなくしていくことで、無価値感をも癒し、価値を受け取りやすくもしていくことができます。
「私は愛されるにふさわしい価値があるのだ」と思えると、「あなたは、私を愛してくれているの?」という不安も生まれませんから、嫉妬心も起こりにくくなります。

嫉妬心というのは、「自分には無理」と思っているものに対して持ちます。
「あなたは、友達と遊んで楽しそう。でも、私は自分で楽しむなんて無理」そう思っているのかもしれません。
そうすると、自分自身を楽しませるということを、パートナーにやってもらおうと、パートナーに依存的になります。「私の願いを叶えてね。そして私を安心させてね」という感じです。
パートナーに対して、「安心をちょうだい!!」と言い続けているのですが、その安心をパートナーが与えてくれない時は、あなたが、パートナーである彼に、与えてあげることが必要なんです。
私は彼にあんなことも、こんなことも、あんな気持ちも、こんな気持ちも与えてあげることができて、彼を楽しませてあげることができるとなれば、自分にも自信が持てますよね。
そんな素敵な自分は、愛されるにふさわしいとも感じる事ができます。

依存的になってしまう恋愛の場合、過去の傷を癒し、自分の価値を本当に受け取り、パートナーへ与え続けることで、彼に幸せにしてもらうのではなく、彼を幸せにすることができ、自分で自分を幸せにすることができるようになり、依存的な恋愛から脱出することができます。

一人で難しい場合は、カウンセリングなどをご利用下さいね。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛や結婚、浮気や離婚など男女関係、対人関係やビジネス関係、家族関係や子育て、子供の反抗期、子離れ、親離れ問題など幅広いジャンルを得意とし、お客様からの支持が厚い。 女性ならではの視点と優しさ、母としての厳しさと懐の深さのあるカウンセリングが好評である。PHP研究所より3冊出版。