夫婦関係を修復したい

相談者名
まい
結婚して2年、子供はいません。1月始めに夫の様子が変?と感じ、2月の始め「自立した女性になってほしい。このままでは押しつぶされそうだ。僕たちは対等なパートナーなんだよ。父親の代わりにしないで。」と深刻な顔をしていわれました。その時は事の重大さに気がつかず、「『押しつぶされそう』って?私の甘えんぼやワガママを直せばいいの?自立した女性って?」とよく分からないけれど、夫が現状に不満を持っている事を認識した程度でした。翌翌週、私は人間ドックの結果が予想より悪かったことを、休日出勤中の夫に泣きながら電話してしまったのです。(精密検査の結果異常なしだったのですが。)これで夫の心は私から離れてしまいます。
確かに私は夫に精神的に依存し、愛されることばかりを要求して、愛するということをしていなかったのです。今まで何度も私が自立していないことが原因で喧嘩をしてきました。その度に「私が変わるから。大人になるから。」と関係を修復してきましたがその時の私は「ワガママを直そう。」くらいにしか考えられずにいたのです。そんな夫婦関係に夫が押しつぶされそうになってしまったのだと思います。ここまできて初めて、自分がこんなにも相手に依存していたか、愛情を表現していなかったかということに気がつきました。夫から「これからは2人の幸せのためではなく、自分の幸せのために生きていきたい。2年間で夫婦の絆が築けなかったのだから、この先も無理。もう君の『私が変わるから』は信じられない。離婚したい。」と言われました。私が「本当に自立し、愛されるよりも愛したい。よりよい夫婦関係を築いていきたい。」と言っても、「新しい1歩を踏み出したい。」の一点張りです。「離婚のための別居をするのは?」とも言われました。
今までの依存から自立し、共に支えあえる関係になりたいです。今ままだ生活を共にしています。彼の機嫌が良いと(以前は機嫌が良い悪いを出さない人でしたが)、同居人としての世間話をします。私と同じ空気を吸うのも嫌という雰囲気のときもあります。このまま離婚したいと主張し続けた場合、私は受け入れるべきでしょうか。離れてしまった心を取り戻すことはできますか?私が自立した女性になるというのは、どのようにしたら夫に通じますか。関係を修復させるために一時的に距離をおく(私が実家に帰るなど)の措置も必要でしょうか。
カウンセラー
木村祥典
まいさん、はじめまして。心理カウンセラーの木村祥典と申します。
ご相談ありがとうございます。

旦那さんとの新しい関係を築いていきたいと思っておられるのですね。

ご相談内容の中に、「今までの依存から自立し、共に支えあえる関係になりた
いです。」と書いてくださったように、これから目指す方向性がはっきりとし
ているというのは素晴らしいことと思います。

そうした関係を築いていくためには、まずは、旦那さんのことを理解していく
ことが役に立つでしょう。

今の状態を迎えた背景には、この部分が足りなくなってしまっていたというも
のがあるのだと思います。

それは、まいさんが悪いということではありません。
(そして、彼が悪いということでもありません。)

だから、まいさんはそのことに関してご自身を責める必要はありません。

そうした気持ちが出てくることもあるかと思いますが、そんな時には、「自分
を責めるエネルギーを、彼を理解することに使おう」と思ってみてください。
もちろん、うまくできなくてもかまいません。

今の彼は、「新しい1歩を踏み出したい。」の一点張りの状態ですが、いきな
りそのような状態になったのではないことは理解できるかと思います。

彼なりに頑張って手を尽くしたけれど、求めるものが手に入らないという状況
から、そのような心の状態になったのだと推測されます。

そうすると、「もう手に入る見込みはない」→「新しい1歩(=離婚)を踏み
出すことでしか欲しいものは手に入らない」となってしまうのです。

彼なりに思いつく限りのことやできる限りのことをしてきた結果導き出された
結論なので、まずは「彼にとっては、そのように感じている」ということを理
解してあげることが必要になってくるでしょう。

そして、そこでポイントとなるのが、彼が思いつく限りやできる限りのことを
してきたというのは、「彼にとって」ということです。

言い換えると、“彼”という枠組を超えたところに新しいやり方やできること
がある可能性がある、ということなのです。

それは何かというと、「まいさんが変わる」ということではないでしょうか?

彼が「もう無理!」と思う背景には「まいさんは変わらないだろう」という、
ある種の信頼があるように感じられます。

そのような状態の彼に、まいさんが彼の気持ちを理解していることや、まいさ
んが変わったということを『感じさせてあげる』ことで、彼の心に変化をもた
らすことができるかもしれません。

『感じさせてあげる』というのは、変わったように『見せる』だけでは足りま
せん。

頑なになってしまった彼の心にそのように『感じさせてあげる』には、それ相
応の努力と時間が必要になります。

言葉だけではなく行動や態度や雰囲気などが一貫していて、「これは本物だ」
と感じさせるだけの変化と継続が必要になります。

「もう君の『私が変わるから』は信じられない」と感じている彼の心に“まい
さんが変わった”というのを感じさせてあげるのは、率直に申し上げて、楽で
はないでしょう。

例えば、彼は離婚や別居を望んでいますよね。

彼の気持ちを理解するというのは、彼が離婚を望んでいることや離婚のための
別居を望んでいることを、まいさんが受け入れるということです。

極端な例えかもしれませんが、“彼を取り戻す”というまいさんのニーズを満
たすという目的からではなく、彼と彼の幸せのために、「あなたには本当に幸
せになってもらいたいの。だから私と離婚しましょう」と、まいさんの側から
伝えることができたとしたら、彼の心に何かを感じさせてあげることができる
かもしれません、ということです。

(離婚や別居を勧めているわけではありませんので、誤解なさらないようにし
てくださいね。)

それくらいの覚悟と決意と思い切りが求められているのです。

それでも、彼の心を取り戻せる「可能性がある」という程度で、必ず彼の心を
取り戻せるという確証はありません。

以上をふまえたうえで、このようにご自身の心に聞いてみてください。

「それでもその可能性に懸けてみたい?」

「大変かもしれないし、しんどいこともあるかもしれないけど、私にとって、
それを頑張るだけの価値はある?」

ご自身の心に聞いてみて、どんな答えが返ってきましたか?

どのような答えが返ってきても、正解も間違いもありませんので、心に自由に
感じさせてあげてみてください。

「Yes」であっても「No」であっても「わからない」というものでもかまいま
せんが、そこをウヤムヤにしたまま何かに取り組んでもうまくいかないことが
出てきやすいので、できれば、じっくり時間を取って心の声に耳を傾けてみて
ください。

逆に、その部分がはっきりすれば、それは彼に伝わります。

そうしたご自身の心の声を聞き取るというのは、簡単なようで難しかったりも
します。

そんな時には、私達カウンセラーがサポートをさせていただきますのでご安心
ください。

お二人がお互いに支え合う素敵な関係になって、喜びや幸せをたくさん分かち
合えるようになるといいですね。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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