子連れ再婚家族

相談者名
りん
主人も私もお互いに子供を連れての再婚で7年目になります。連れ子は長男(中2・私の連れ子)と次男(中1・主人の連れ子)の2人です。一番下に5歳の女の子もいます。一緒に暮らし始めた直後から主人と長男の仲がうまくいかず(主に主人が長男を嫌っていた)長男に辛くあたる状況に嫌な思いをたくさんしてきました。長男の気に入らない部分は子供なんだから許して欲しいと何度もお願いしてきましたが聞き入れてもらえず、私もいつしか次男に仕返しするようになっていました。そして、家族が揃うと落ち着かない嫌な雰囲気の家庭ができあがりました。そんな中でまともな子供が育つわけもなく、長男は中1の夏休みから家出を繰り返すようになり、今では誰もが認める不良の仲間入りです。長男自身思い悩む姿もあり不憫に思うのですが、彼が具体的に何に不満を持ち何を望んでいるのかがわからず私自身も悩んでいます。次男においても、中学に入った途端に気持ちが大きくなったのか、長男の真似事をするようになりました。主人は長男の問題行動に関しては、本人が痛い目にあわないと治らないから、放っておけと無関心で、最初の頃は私一人で悩み本当に辛い毎日でした。主人ではなく友人知人に助けられ私も少しずつ強くなり今は多少の事では動じないで対応できるようになりました。しかし、そんな主人も我が子(次男)の問題行動が表立ってくるとさすがに黙ってはいられないようで、次男の帰宅が遅い事などを私のせいではないかと疑ったり、不満を口にするようになりました。
私が今まで主人に言ってきたことと同じ事を主人が言い始めたのです。私たちがどれだけ嫌な思いをしてきたかわかってるんですか?と言いたくなる自分がいます。同じ事を言い合っていても仕方がないのはわかっていても、自分たちと同じくらい嫌な思いをして欲しいと思ってしまう自分がいます。主人に対する恨み辛みはどうやって解消すればいいでしょうか?次男のことも受け入れられなくなっている自分がいます。ここをクリアしないと子供たちの問題行動は直らないと気づき始めました。アドバイスをお願いします。
カウンセラー
きのかずよ
りんさん、はじめまして。カウンセラーの、きのかずよ です。
ご相談ありがとうございます。

ある日どこかで少しだけもつれてしまった糸が、今は元に戻すのがかなり困難に
なってしまって、でも、りんさんは元に戻したくて、頑張っているのだけれど、
頑張れば頑張るほど、もっともつれてしまいそうな感じがあって、すごくイライ
ラと共に、無力感を大きく感じられているような気がします。

> 主人に対する恨み辛みはどうやって解消すればいいでしょうか?次男のことも
> 受け入れられなくなっている自分がいます。ここをクリアしないと子供たちの
> 問題行動は直らないと気づき始めました。

ここに気づかれていることが、私は素晴らしいと思います。
なぜなら、私たちの多くが、自分の問題よりも人の問題に意識がいきがちになっ
て、その人の問題のせいで自分は不幸だと、思ってしまう傾向があります。
りんさんのご相談分を読んで、自分の問題に目を向け、正面から受け止めようと
しているのが感じられました。

今がりんさんのハッピー人生のスタートラインです☆
焦りが出てくるかもしれないですが、最初に例えたように、もつれた糸を元に戻
すにはある程度、集中力と根気がいりますよね。焦ってしまうと、自分を責める
結果にもなります。

さて、長男次男は自分が問題児になることで、お父さんお母さんを救おうとして
いる事に気付いていただければと思います。
もちろんやり方は正しいとは言い難いですが、自分達が問題児となることで、お
父さんお母さんが問題児にならなくて、済むのですね。

メールを読む限り、夫婦関係にかんして問題が山積みですよね。
そこに目を向けるだけで、疲労感や絶望感を感じるのかも知れません。
ただ、その疲労感、絶望感を、お子さん達は両親の代わりに、出来る限り感じて
あげいるのだと思うのです。
長男はお父さんを、次男はお母さんを救おうと必死のような気がします。

次男の行動原理を、私なりに考えたのですが、きっとね、自分が良い子でいる限
り、お父さんはお兄さんに関心を持たないし、その事で、お母さんは苦しむだろ
う、自分が同じようになれば、お母さんが苦しんだようにお父さんは苦しむだろ
う、そして、お父さんお母さんは気持ちが通じるだろう。と無意識での期待があっ
たと思うのです。
長男は、多分お父さんと、お母さんの獲得競争を自ら辞退しようと必死だったと
思うのです。
自分は悪い子になるから、お母さんはお父さんと仲良くして。と、もちろんこれ
も意識的でなく無意識で。

だんなさんと、仲良くなる事、諦めてないですか?
今更無理って。自分じゃ無理って。

この感覚って、ずっと昔からいろんな場面で出てきませんでしたか?

りんさんは、誰よりも自分の家族を救いたい人ですよね。
今必要なのは、諦めに目を向けることではなく、幸せになると言う事に目を向け
ること。
どんな家族になりたいかを、どんな自分になりたいか、はっきり見ていくことで
す。

大丈夫です。1人で頑張らなくていいですよ。
幸せへのサポートを私たちはしていきます!

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