自分の人生を歩きたいのに・・・

お母さんはお父さんのことを相当憎んでいらっしゃるのでしょうか。
子どもだけ産んで別れなさい、とは強い憎悪があるような感じですね。

野生の動物は子どもが大きくなってくると親が子を虐待して家を追い出しますね。
子が何度家に戻ってこようとしてもそのたびにかみついたり、ひっかいたりして
追い出します。
そして、子は巣立ちをして自立し、大人になっていきます。

でも、人間だけは違うみたいです。
子どもの方から親離れをしないとなかなか親の方から子どもを手放せないケースが
多くあります。
それが「思春期」であり、そのときに起こる反抗期なんです。

まるさんはお母さんが怖いあまり、反抗期を経ずに今に至ってしまったのかもしれません。
反抗したくなっても、意見したくなっても、我慢して我慢して、いい子になって
きたのではないかな？

とても辛く、苦しい思いをたくさんされたでしょう。

そのせいか、まるさんの中にはそんなお母さんの呪縛からは逃れられないような
気持ちが出来上がってしまっているのかもしれませんね。

今、まるさんは子供から大人へ変化し始めています。
彼氏が出来たり、仕事について社会性を持ち始めたりすることで。

でも、長年刷り込まれた恐れを克服するのは並大抵の事ではありませんから、
じっくり腰を据えて頑張ってみませんか？
まずは子離れを期待するのではなく、自分から親離れをしようと思ってみてください。
そして、自分の心に素直になってみてください。
言葉にすることが怖いのならば、心の中で思っているだけでもいいです。

お母さんのことは大好きな面もあるけれど、怒りや不満もある。
これは素直な気持ちだと思います。
そして、すごく怖い気持ち。
それもまた自分が感じることを許してあげましょう。

彼氏に助けは求めてみましたか？
きっとまるさんが親離れをしていくには力強いサポートが必要だと思います。

そして、親離れができて、一人の大人の女性としてもう一度お母さんと向き合ったときに
お母さんが経験してきた苦しみや恐れ、痛みが今とは違った感覚で理解し、受け入れられると
思うんです。

まるさん、本当はお母さんを助けたい気持ちもあるんじゃないかな？
幸せな、楽しそうな笑顔を見たいんじゃないかな？
それを手に入れるためには、まるさんがお母さんを理解し受け入れられるように、
そんな大人の女性になっていくことが求められます。

数年かかるかもしれませんが、自分の目標の一つに親離れを加えてみてください。

頑張ってね！