精神病の母のカウンセリングについて

相談者名
ナナ
こんにちは。今付き合っている彼の母親のことで相談させてください。

彼の母親が、2.3週間くらい前から精神病と診断され総合病院の精神科
に入院しています。
2.3年前から、ヒステリーや鬱の症状があったようなのですが、更年期障害
かも?くらいの気持ちでいたようです。(本人含め)
日常家族にあたるようなこともあったのですが、毎日毎日というわけ
でもなく、対外的には何の支障もなかったので病院にも行かずにきて
しまったのですが、今年の夏を過ぎたあたりから不眠症などがおこり
症状がひどくなったようで、病院に行ったほうがいいのでは?と思い
始めた矢先、自分で包丁を持ち出してくるようなことがあったため
病院に行って即日入院という形になりました。
病院の先生いわく、顔を見たら即、これは家に帰すわけには行かない
という判断だったそうです。

わたしはまだ身内という位置ではないので、すべて彼から聞いた話
なのですが、相談というのは、彼が入院している先の病院が薬を
使った治療しかしていないようだ、という点です。
わたしの勝手な思い込みですが、精神科の患者さんは、先生からの
カウンセリングも受けつつ、薬を使った治療を施されると思っていたので
彼にそう伝えましたが、特にそういう治療をしてもらっているとは
聞いてない、とのことでとても不安になったのです。
入院してもう3週間ほどになりますが、投薬していた薬の効き目が
見られず、これ以上キツい薬にするのは副作用などがあるので、
電流(電極?)を使った治療に切り変わったとの話です。
私の直接の親ではないので、わたしが疑問に思ったからといって
すぐに病院の方へ質問できる状態ではないのですが、担当されて
いる医師の方も、見習のようだという話を聞くと、本当に大丈夫
なのだろうか?という気がしています。
彼もまだ若く、病院にどんどん疑問をぶつけた方がいいという
私の話も聞いているのかいないのか。。
彼がわたしに話してくれる話は、母親の口から聞いた話だけなので、
もしかすると病院はきちんとしてくれているのかもしれないの
ですが、こういった病気の治療というのはどうやって行われる
のが一般的なのか、知りたいです。
こちらにするべき質問ではないのかもしれませんが、もしお答え
いただけたらよろしくお願いいたします。

カウンセラー
源河はるみ
ナナさん、大変お待たせしてしまいました。
ご相談ありがとうございます。源河です。

彼のお母様のこと、とても気にかけていらっしゃるのですね。
気持ちの中で、彼の事もその家族のことも、とても大切に思われているのが伝わってきます。
私たちは、医師ではないので治療方針や治療方法については憶測の域を出ないため、
勝手なことをお伝えすることはできかねますが、今後どのようにしていけばいいのか?や、
できることを見つけていくことをサポートさせていただけたらと思います。

> わたしはまだ身内という位置ではないので、すべて彼から聞いた話
> なのですが、相談というのは、彼が入院している先の病院が薬を
> 使った治療しかしていないようだ、という点です。

一番、葛藤してしまう位置ですよね。
でも、とても心配されているようですね。
一概には言えませんが、そのような時期(薬のみの治療)が必要なことがあるのは確かです。

> わたしの勝手な思い込みですが、精神科の患者さんは、先生からの
> カウンセリングも受けつつ、薬を使った治療を施されると思っていたので
> 彼にそう伝えましたが、特にそういう治療をしてもらっているとは
> 聞いてない、とのことでとても不安になったのです。

お気持ち、よくわかります。
気が気でないんですね。
ただ言えることは、カウンセリングはその本人の意志も重要な役目を果たします。
逆に言うと、本人の意思ナシにはカウンセリングを行っても効果が出ない事もあります。
でも先にお伝えしたように、治療方針などはすべて医師の判断によるものなので、
直接聞いてみない限りは、憶測の域を出ませんね。

> 私の直接の親ではないので、わたしが疑問に思ったからといって
> すぐに病院の方へ質問できる状態ではないのですが、担当されて
> いる医師の方も、見習のようだという話を聞くと、本当に大丈夫
> なのだろうか?という気がしています。
> 彼もまだ若く、病院にどんどん疑問をぶつけた方がいいという
> 私の話も聞いているのかいないのか。。

このようにしてみてはいかがでしょう。
きっと、ナナさんがそこまで不安になるくらいなのですから、
彼もまた、どうしていいのか、またどうしていくべきなのか、わからない状態だと思うんですね。
きちんとその治療内容などを伝えて、安心してもらうことは医師の責任にかかっていますが、
患者であるお母様やその家族、また第三者が騒いでしまっても始まる話ではありません。
まず、理解してくださいね。
今、ナナさんは彼も含めた、彼の家族に起こっている出来事を見ていて、気が気でなりませんよね。
でも、ナナさん以上に不安になっている彼をサポートしてあげたりすることで、
彼が冷静に医師との話に向き合える、ということはあると思うんです。
彼だって、お母様のことはとても心配なはず、出来る事があれば必ず全力を尽くすでしょう。
心の中が慌しく騒いでいる時には、傍から見てどんなにのん気に見えても、
人の話が、右から左・・・という風に上の空になってしまうぐらい、冷静にはなれないものです。
特に、風邪ならまだしも、よくわからない心のこととなると、無理もないと思うんですね。
まずは彼をこれからも支えようとしていることなど、ナナさんが感じていることを伝えて、安心させてあげてみてはいかがでしょう。

> 彼がわたしに話してくれる話は、母親の口から聞いた話だけなので、
> もしかすると病院はきちんとしてくれているのかもしれないの
> ですが、こういった病気の治療というのはどうやって行われる
> のが一般的なのか、知りたいです。

現在では、薬の研究も進んでいます。
昔のように、薬漬けにされて訳もわからないまま入院が続く、ということは滅多になくなってきているでしょう。
不安は、不安を呼び起こし、そこに良くなるチャンスがあったとしても見失わせてしまいます。
ナナさんのそのやさしさで、まずは彼から安心させてあげてください。
力になってくれる人が側にいることを感じられると、私たちは自然と出来る事を見つけ出し、
自信を取り戻すことで、状況に向き合っていく事ができます。
今も、彼はナナさんのおかげでなんとかやっていけてるんだと思いますよ。
諦めないで下さいね。

お役に立てたかどうかわかりませんが、不安な状況が少しでも明るくなるといいですね。
陰ながら最善がやってくるようお祈りしています。

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